教育方針

教育方針


学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
 広島女学院大学(HJU)は、本学の建学の精神と幅広いリベラルアーツ教育を重視するとともに(以上「基本
重視」)、社会人としての常識・マナー、英語・情報リテラシー、各種資格取得に向けての教育(以上「現実対
応」)などをもバランスよく重視した教育を、正課教育、きめ細かい日常的な学生指導、課外活動等を通して行
います。
 なお、2008年4月に、以下の「広島女学院大学教職員の行動目標宣言」を行い、教職員の行動の指針にして
います。「HJUは、120年を超える誇るべき伝統と建学の精神(キリスト教主義に基づく人間教育)を基盤とし、
社会性・教養・個性・人間愛豊かな女性、そして21世紀の世界に貢献する女性の育成を目指し、全教職員が、
一人ひとりの学生の人格を尊重し、愛情・誠意・情熱をもって全力で教育の業に当たります」。


教育課程の編成・実施(カリキュラム・ポリシー)
 本学の目指す人間教育の実現のため、カリキュラムはインダクション科目とプログレス科目とによって構成
されています。副専攻を含む深い教養を身につけ、リベラルアーツ教育を実践します。

 ① 初年次教育 1年前期科目の「基礎セミナーⅠ」「日本語表現技法」「キャリアプランニングⅠ」「コン
 ピュータ・コミュニケーションⅠ」はそれぞれ関連性をもって、授業内容は構成・実践されており、大学での
 学びの姿勢を身につけ、学びの基礎の徹底を図るとともに自校教育を行っています。
 ② インダクション科目
  学生を大学の学びに誘い、自己を形成し、現代社会において活躍するために必要な基本的知識・技能、感性を
 育成することを目的とし、自己認識力・問題解決力・自己表現力の育成を中心としたリベラルアーツ教育のコア
 を形成する科目群です。
  A.「人間と世界」 「キリスト教学入門」「キャリアプランニング」を必修とし、ボランティア論」「キリ
 スト教と人間」「現代ジェンダー考」「環境と人間」「自然の科学」「ヒロシマ」「ボランティア活動」を選択
 とし、人および、人と地域社会・国際社会・地球環境との関係を学びます。
  B.「セミナー」 1年次から学生が主体となって授業を行うことにより、資料収集・論理的思考力・問題解
 決力・自己表現力を磨き、卒論作成の方法・知識を学びます。
  C.「コミュニケーション」 外国語科目、コンピュータ科目、日本語表現技法により、本学の学生として身
 につけるべき基本的な技能を学びます。
 ③ プログレス科目
  各学科の専門科目を分野ごとに整理統合・体系化し、各分野の専門教育を体系的に学ぶとともに、一定の要件
 のもと他学部・他学科の科目を自由に履修することができ、リベラルアーツ教育の深化を形成する科目群です。
 教養基礎科目・焦点科目・展開科目・関連科目とに分かれます。
  a.教養基礎科目 全学生が受講可能な教養教育的科目であり、その分野の専門基礎的科目でもあります。
  b.焦点科目 その分野の特定のテーマに焦点を当てた各論的科目です。
  c.展開科目 その分野における高度な内容、応用に関する科目です。
  d.関連科目 その分野の専門に関連する科目、および資格に関連する科目です。
 ④ 副専攻制 副専攻制の導入により、学生の自由で主体的な学びを保証し、リベラルアーツ教育の拡充を図りま
 す。

 正規の教育課程以外の取組  本学教職員の「行動目標宣言」に盛り込まれたことを実現するために、正規教育
課程以外に次のような全学的取組を行っています。
  ①.出版物を通して:小冊子『広島女学院大学で学ぶための12レッスン』を刊行し、入学時に新入生に配布
  し、入学後に機会を見てその解説をおこなっています。内容は、本学の建学の精神、歴史、キリスト教の基礎
  知識、本学で学ぶ意味等、私学・広島女学院大学で学ぶからには当然知りおくべきことなどです。
  ②.制度を通して:チューター制度によって、すべての学生は4年間を通して教員によるキメの細かい全人的
  指導を受けることのできる体制がとられています。
  ③.「Self-Check 21」というアンケートを通して:2年生以上の学生に年度初めに、4年生には卒業前に
  記入させるものです。内容は、本学が学生に期待している成長の21側面について、「昨年の同時期に比べて
  どう変化したか」を5点尺度上で回答するものです。これによって、学生は建学の精神に沿った大学生とし
  ての生き方がどのようなものであるかを具体的に知り、自らの生活の指針とすることができ、また学生が自
  分の成長の姿を年一回多面的に自己点検できます。またチューターはその結果を学生指導に役立てることが
  できます。
  ④.「チェック表」による学生指導体制:「社会性」と「学びの基礎」の各7項目について、チューターと
  学生自身が各学期末に各学生の成長のレベルを5段階でチェックし、社会に出るまでの4年間にすべての項
  目で基準達成を目指す体制です。これらの結果は、全学教授会において学部別・学科別に紹介されます。
  ⑤.「チェック表」については、学生カルテに統合され、学内情報ネットワークで教員は情報を共有します。
   以上すべてを合わせたものによって、HJU(広島女学院大学)基準の達成を目指します。


入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
 「キリスト教主義に基づく人間教育」という本学の建学の精神に理解のある女性、すなわち大学での学びは自分
 を幸せにするためだけではなく、広く「隣人愛」の精神に共鳴できる女性、そして長い人生と広い世界を視野に
 入れながら学び続ける女性を迎え入れます。


文学部
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

  文学部は本学建学の精神であるキリスト教主義に基づき、人文系の学問による人間教育によって、広く深い
 教養とコミュニケーション能力を持ち、国際化・情報化である現代社会をしなやかに生きていく力のある女性
 を育成することを教育目標としています。
  文学部の学生は、卒業論文を作成し提出しなければなりません。卒業論文の作成にあたっては、3年次より
 全教員が担当する少人数制のゼミで教員との相談によって、論文のテーマを決定し、テキストの読解、資料
 収集、データ分析と論理的考察を重ね、自分の言葉で論文を完成することが要求されます。こうした作業を
 通じ、学生たちが修得した問題探求能力、問題解決能力、人間形成支援能力、分析力、判断力、洞察力、文章
 表現力を評価し、学位を授与します。

生活科学部
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

  生活科学部は国際化、情報化、健康志向、価値観の多様化などが進む現代社会において、女性が充実した生活
 を送ることができるよう、キリスト教主義に基づいて、科学的かつ体系的に教育・研究を進めることを理念・
 目的としています。
  生活デザイン・情報学科は「豊かな生活」を実現するために学際的な研究・教育を行い、分野ごとに次のよう
 な到達目標を掲げています。
  芸術文化分野では、国内外の芸術・文化への深い理解を育み、地域において芸術・文化振興を実践できる人材
 を育成します。
  生活デザイン分野では、ファッション・インテリアなど生活をとりまく美・用・強を総合的に創造できる人材
 を育成します。
  環境デザイン分野では、環境や自然と調和した生活空間・住居・建築をデザインする人材を育成します。
  情報マネジメント分野では、生活をマネジメントするために必要な経済学・経営学・情報技術の知識・技能、
 コミュニケーション能力を修得した人材を育成します。
  管理栄養学科では、管理栄養士が果たすべき多様な専門領域に関する知識、技能、態度、考え方の基本的能力
 を養い、対象に合わせた栄養・健康管理法を身につけた人材を育成します。さらに、科学的根拠に基づいた栄養
 の科学と生活を結びつけながら実際の食事や食行動に対する改善策を具現化でき、倫理観と実践力をもって、
 社会の変化や、国民、地域住民、傷病者等の要請に的確に対応し、健康や生活の質(QOL)の向上を考え
 られる食と健康の専門家として、社会に貢献できる人材を育成します。
  上記の教育目標を達成するために設けた教育課程において、所定の単位を修得した者に対して「学士
 (家政学)」の学位を授与します。