(TOPページへ)

性行為感染症(STD)

セーフティセックス

★性行為感染症とは?

・STDとは、Sexually Transmitted Disease の略で性的接触によって感染する病気の総称です。
・以前は、淋病・梅毒・軟性下疳・鼠径リンパ肉牙腫症など細菌によるものを「性病」と言っていました。
・最近は、性行為によって感染する疾患全体をさし、クラミジア・ウイルス・真菌(かび)・トリコモナスなど病原体が多様化しています。

わるい菌にが迫って来る!

★細菌感染症

1.淋病

正式には「淋菌性尿道炎」といい、淋菌という細菌によって起こる尿道の炎症ですが、セックスやそれに類する行為(オーラルセックス・アナルセックス)によって発症する代表的な性感染症の一つです。フェラチオ行為で喉頭炎や扁桃炎・アナル行為によって直腸炎をおこすこともあります。
入浴や衣類によって感染することはありません。

症状
 男性・・感染後1日〜1週間後に尿道の不快感や痛み、尿道から黄色の膿が出ます。
 女性・・軽いおりものが出る位のことが多く、時にはまったく自覚症状がないこともあり
     パートナーに症状が出てから、感染にきづくこともあります。

病気に気づいたら
 男性であれば泌尿器科に、女性は、婦人科かパートナーと一緒に泌尿器科にかかりましょう。
 病院では、膿やおりものを検査して淋菌が証明されれば治療となります。

治療
 抗生物質投与で比較的短期間でなおすことができます。
 

2.梅毒

トレポネーマという細菌によって感染する病気です。

症状
 梅毒の経過は、以下の4期に分けられます。

 第1期(感染後3ヶ月まで)
  感染3週間後、感染局所の粘膜や皮膚に小さなしこり(初期硬結という)ができる。
  このしこりは、間もなく、ただれたり崩れたりする(硬性下疳・こうせいげかん)。
  硬結や硬性下疳の時期には、痛みやかゆみはなく、数週間すると消えてしまう。
  感染後4〜6週目で梅毒検査が陽性となる。
 第2期(3ヶ月〜3年)
  バラ疹(紅い色の発疹)ができる。円形や楕円形。小豆大から爪ぐらいの大きさ。
  顔・胴体・手足などに多発。この発疹が膿をもったり、脱毛などもみられる。
 第3期(3年〜10年)
  発疹は、消え皮膚に赤褐色の硬いしこり(結節性梅毒疹)や深い潰瘍(ゴム腫)ができる。
 第4期(10年以降)
  脳や脊髄を侵して、痴呆や麻痺や感情障害をおこす。

病気に気づいたら
 時期によってさまざまな症状があるので、感染した心配がある時には、症状によって受診する科を決めてください。
 泌尿器科・婦人科・皮膚科・内科など。

治療
 早期梅毒は、抗生物質の投与を2〜4週間続けると完治します。

★クラミジア感染

ひそかに広がるクラミジア感染症 クラミジアという細菌に感染しておこる病気です。
症状が軽いので、知らないうちに感染し、パートナーにうつしている事も多く、現在、世界で最も広く流行している性感染症です。放置すれば、不妊症や流産・早産の原因となります。

症状
 男性・・感染後2日〜2週間で発病します。
     軽い排尿痛、尿道がくすぐったい感じ、あるいは、下着に黄色いシミがつくといった自覚症状があります。
 女性・・おりものが少しふえ、性器の軽いかゆみがある程度です。

治療
 抗生物質を2週間位飲みます。

★ウイルス感染症

1.性器ヘルペス

単純ヘルペスウイルスの感染でおこります。
感染後5〜7日で、性器の強いかゆみ、強い痛み、水ほう、潰瘍、排尿困難、発熱などがあらわれます。
治療は、抗ウイルス剤(塗り薬、飲み薬)使用します。

2.尖圭コンジローム

「いぼ」をおこす、ヒトパピローマウイルスの感染による性感染症です。
性器にイチゴの表面のようなボツボツとしたできものが、できます。
単発したり多発したり、にわとりのとさかの様に固まりができることもあります。
痛みやかゆみは、ありません。
治療は、軽症のものは、薬物固定できますが、多発したものは、電気メスやレーザーメスで焼きます。
 

★真菌(かび)・トリコモナス感染症

1.外陰・膣カンジダ症

かびが、膣や外陰部で繁殖し炎症をおこします。
感染後2〜4日で発症します。
症状は、外陰部や膣の入口に強いかゆみや、白いとうふのかすのようなおりものがあります。
治療は、膣錠を入れたり、軟膏を塗布します。

2.膣トリコモナス症

トリコモナス原虫の感染により膣炎をおこします。
感染後4日〜3週間で発症します。
症状は、外陰部のかゆみ、灼熱感、泡状・黄色のおりものが増えます。
男性にも、寄生するが、ほとんど無症状なので、媒介者となって、パートナーにうつします。

一緒に検査を

★対策と予防

・早期発見、早期治療でほとんどのものは、完治できます。
・少しでも、変だなを感じたら、恥ずかしがらずに、受診しましょう。
・無症状だからといって、安心してはいけません。パートナーの感染がわかったら、自分も検査をうけましょう。
・自分の感染がわかったら、パートナーもかならず、病院に行くように話しましょう。
・コンドームは感染防止に有効ですが、絶対とは、言えません。

(TOPページへ)

All Rights Reserved.