たばこの煙には4000種以上の化学物質が含まれており、その内発がん性が確認されているものだけでも2000種を超えており、喫煙により体にたいする危険性も高く,嗜好品としての個人的問題としてでなく家庭環境,生活環境等社会的な問題となっています。
同じたばこの煙であっても,喫煙者の主流煙よりたばこの燃焼部から自然にでる副流煙のほうがが主流煙を吸う喫煙者本人よりもはるかに有害です。
表1は主流煙を1とした時の副流煙の科学的特性比を示しており,副流煙は刺激性のガスを多く含んでおり、眼や咽頭の粘膜に刺激を与えます。副流煙にはタールやニコチンだけでなく有害なアンモニアと一緒に一酸化炭素等の有害物質が主流煙に比較して多く含まれています。
換気の悪い部屋での喫煙は空気が汚染され様々な症状が現れます。
例えば涙がでたり、くしゃみ、鼻水等の鼻の症状、頭痛等を訴える人もいます。
喫煙している本人と同様に受動喫煙が継続すると、周囲の者が肺機能や循環機能に影響があり、血圧の上昇や末梢血管の収縮等を起こします。
受動喫煙によってたばこを吸わない人の健康まで脅かされます。
特に感受性の高い乳幼児、学童、老人、呼吸器疾患のある人に対する影響は気を付けなければいけません。
まず禁煙するには、禁煙をしようという「心の準備」が必要です。
1 何かのきっかけを生かして禁煙しよう(自分や家族の誕生日、新年等の特別の意味のある日)
2 禁煙は量を除々に減らすより一気に止めてしまい実行する。
3 たばこの買い置きはしないようにする。
4 禁煙の宣言をする。(家族、友人、職場や周囲の人)
5 灰皿やライターなど捨てる。
6 一人で禁煙出来ない人にはグループでの禁煙教室もあります。