2月

１月下旬頃から園庭の小川に

たくさん浮かんでいたゼリー状の卵。

「この卵はなんだ？まだ寒いのに！！」と

子どもたちと図鑑で調べてみると

それは“ヤマアカガエル”の卵でした。

「このカエルは冬眠しないんだって。働き者だね。」

「飼ってみようや！！」

大量の命の中から一部をすくい（といってもかなりの量！！）

飼育ケースに入れて観察させてもらうことにしました。

最初はゼリーの中で小さな丸だった命は

だんだん細長い棒状になっていき

二週間ほど経過した頃からだんだんゼリーから出て動くようになってきました。

「こんなにきゅうくつだと死んじゃうね」「逃がしてあげようや」

「でもカラスとかが食べちゃうかもしれんけえヤダ！！」

「半分は水槽でも飼っといたらいいじゃん！！」

話し合いの結果、１／３ほどが手でそっとすくい小川に返されました。

さあ自然界と子どもの両方の厳しい環境の中、

何匹が立派なカエルとなることでしょう？

たくさんの小さな命が子どもたちに様々なことを伝えてくれています。

2月の行事予定

２月８日に年長組の子どもたちは

和久先生と一緒に積み木遊びを楽しみました。

男の子は外、女の子は中と分かれて船作り。

子ども達の背よりも高い大きな船が出来そう！もうすぐ完成！

というところでガラガラガラ…崩れていってしましました。

大勢で一つのものを作るって難しい！けど楽しい！！　

崩すことも遊びになりました。

その後は使いたい形の積み木やビーズ・モザイクなどを使って

作りたいものをを作っていきます。

おうち、一軒家、マンション、ビル、お城、高速道路、高架…

中には高さにはこだわらず

ひたすらおなじ積み木を敷き詰めてまずは床を作ってから

その上にテーブルや椅子を並べ

広いリビングを作る子どもたちもいれば、

狭い世界は嫌だ！とばかりに

マットの上から思い切りはみ出して大きな平屋を作る子どもたちも。

同じ規格の積み木を使っても

枠にはまり込まず自由に無数の世界を作り出す子どもたちの創造力に

「さすがゲーンスッ子♪」とうれしくなりました。

みんな違ってみんないい！

子どもたちは夢中になって思い思いのものをつくっているのに

それが全体としては大きな一つの街に見えるから素敵です。

和久先生、素敵な時間をありがとうございました。

１月最後の金曜日、

金子しゅうめいさんによる

日本太鼓と獅子舞のコンサートが開かれました。

みんなでホールの床に寝転び、

日本太鼓をたたいていただくと・・

｢ドドーンってなる！｣

｢体がドンドンする！｣

日本太鼓のその力強さを

体いっぱいに感じました。

子どもたちも一緒に拍をとったり、

日本太鼓の秘密を教えていただいたり、

体全体に響いてくる日本太鼓の音を

存分に味あわせていただきました。

日本太鼓のお次は獅子舞のお出ましです。

子どもたちや先生たちやおうちの方々みんなで

命を感じるその素晴らしい舞に酔いしれました。

｢どうして獅子舞の顔は赤いの？｣

それは命の象徴、

血の色をしているからだそうです。

しゅうめい先生は子どもたちのたくさんの｢どうして？｣にも

丁寧に答えてくださいました。

音と舞をたっぷり楽しんで

最後には獅子舞に一人ずつ

頭をかんでもらった子どもたちと先生たち。

今年は、いいことがありすぎる一年になることでしょう♪

♪おにはそと　ふくはうち

ぱらっぱらっぱらっぱらっ

まめのおと♪

節分の日、みんなで豆まきをしました。

豆まきの前の日、

｢わたし、かわいい鬼にしていい？｣

｢わたしはこわい鬼描きたいから

なんかこわい鬼の絵ない？｣

思い思いに鬼のお面を作って

準備万端！！

年長さんは小さい組の子どもたちのために

鬼役を買ってでてくれましたよ。

｢おにはそとー！！ふくはうちー！！｣

豆を力いっぱい投げて、

鬼を追い払うことができました。

暦の上ではもう立春。

心の中の鬼も追い出して、

みんなももうすぐ１つお兄さんお姉さんになるね。

春はもうすぐ！

トップに戻る

今月の幼稚園に戻る