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のぞいてみよう こどものせかい

保育室にて

いったい 保育室の中では

子ども達がどんな世界をくりひろげているのでしょう。

こっそりのぞいてみましょう。

 

にんぎょうげき

こどもは おにんぎょう、ぬいぐるみ大好き。

子どもによっていのちが吹き込まれた人形たちは

様々な物語の主人公になり、

遊びの世界、お話の世界が生まれます。

人形と子どもたちだけの世界が・・・

(大人になったあなたにもきっとこの世界は扉をひらいています。)

でも・・・

人形劇を一度でも観劇し、

感動を覚えた子ども達は

人形と子どもだけの世界とは別の世界へ

足を踏み入れます。

 

演じること、見せること、見てもらうこと、

さらには興行をうつことへ

その思いが発展していきます。

子ども達はプロデューサー、演技者、司会はもちろん

大道具、小道具、会場づくり、

チケットおよびポスター印刷、

チケット販売、チケット切り、場内整理、

飲食物およびおみやげ売店もこなします。

ダンボール、大型箱積木、ちょっとした棚など、

なんでも舞台になります。

お客さんにお茶やクッキーなどの販売をしているところ。

 

チケットを手に集まってきてくれたお客さんは

今から何が始まるのだろうと わくわくどきどき・・・

もちろん、一番楽しんでいるのは

人形劇を仕掛けた子ども達。

自分たちが楽しめればそれでいいのですが、

お客さんが喜んでくれると

次へのパワーにもなります。

 

『人形劇がしたい!!』という熱い思いがあって、

チケットを幼稚園中に配り

お客さんはやたらと来てくれて、

『まだか!まだか!』

『はやくはじめろ!』

と声が飛ぶ中

出し物のことを何も考えていなくて、

『どうしよう・・・』

とみんながあたふたあたふたしている時に

心臓に毛の生えた生まれながらの芸人が登場して

一発芸で笑いをとっていく姿に感動すら覚えます。

 

ああ、なんてすばらしい こどものせかい!

 

 

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