昆虫図鑑

ここでは、幼稚園で見つけた

虫たちを紹介します。

 昆虫の種類や名前など、詳しく正確に調べてからだと、たくさん、気軽に掲載できないので、わからないなりにそのまま写真などを紹介していきたいと思っています。世界中の昆虫、小動物博士の皆さん、わからないことや、虫や生き物のことなどメールなどでどんどん教えてください。情報提供、お待ちしております。

バッタ探し

 9月のゲーンス幼稚園の“ののはなばたけ”に一番多くいるバッタは、オンブバッタです。次に多くみられるのがショウリョウバッタで、他にツチイナゴ、エンマコオロギ、セスジツユムシ、クサキリ、キリギリス、トノサマバッタ、マツムシなどがすんでいます。保育中でも素敵な鳴き声を聞かせてくれています。このバッタたちにとっての最も恐るべき天敵は野鳥やカマキリではなく、 人間の子ども達です。

 

ファイルbPセスジツユムシ

ゲーンス幼稚園で、この秋、よく見られたバッタです。

 

ファイルbQオンブバッタ

 

めずらしいでしょ?

これはオンブバッタではないんですよ。

ショウリョウバッタがオンブバッタのまねをしているんです。

偶然かな?それとも対抗意識?

自分たちはオンブバッタだと思い込んでるのかな?

それとも案外知られていないだけで、

ショウリョウバッタもこうしてオンブする

習性があったのでしょうか?

とにかく、自然に囲まれていると、

不思議だらけで、そこにいるみんなの

センスオブワンダーは研ぎ澄まされていきます。

ちなみにこちらが本物の

オンブバッタです。

ファイルNo.3トンボのなかま

ゲーンス幼稚園には

たくさんのトンボ達が飛んできてくれます。

その中でいちばん大きいのがオニヤンマ。

これは子ども達ががんばっても

なかなか捕まえられません。

 

その次に大きいのが、このクロスジギンヤンマ。

子ども達の目の前で

堂々たる産卵の姿を見せてくれます。

羽化する姿も子どもたちに見せてくれます。

感動的なシーンです。

ゆっくりとした時間が流れていきます。

 

一番多く飛び交っているのが

ショウジョウトンボとシオカラトンボ。

これはショウジョウトンボのオスです。

ちなみにメスは茶色です。

人間の世界と逆で? オスのほうが

あでやかなんですね。

羽根の付け根のところが

茶色くなっているのが特徴で

羽根が全部透明だと、

いわゆる赤とんぼ、アキアカネです。

(春から夏にかけて見るのは

ナツアカネ。)

これは子どもが捕まえてきた大型のトンボです。

まだ名前はわかりません。

形や模様からすると

ヤンマのなかまですが、

オニヤンマ、ギンヤンマではなさそうです。

トンボの専門家の方は

この模様を見ただけでも判別がつくそうです。

さすがですね!

ミルンヤンマかな?

もし わかる方がいたら

ぜひメールを下さい!

トンボが弱っていたので、

そっと捕まえて 卵が産めるようにと

空き箱に水を汲んできて

その淵にとまらせてあげた子がいました。

大人から見ると 

『そんなことしても 卵は産まないよ…』

なんて思ってしまいますが、

なんと なんと 信じられないことに

このトンボは おしりを水面につけて

黄色いものを産みつけたのです。

『これはきっとたまごだよね!』

『すごい大発見だぁ!』

トンボの行動よりも、

子どもらしい豊かな発想と

トンボへの優しい思いに

心うたれる出来事でした。

 

 

 

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