10月

 

やっと涼しい風が吹き、ほっと一息つくこのごろです。しかし、気温の変化に朝、元気に登園してきても、保育途中に熱を出して帰宅せざるをえない子どもさんが毎日のようにいます。10月はパフォーマンスショーや運動会など楽しい予定を立てていますので、体調を崩さないようにくれぐれも気をつけてください。

さて、先日ニュースで小学生がランドセルを背負ったまま外遊具で遊びはさまれて亡くなるという悲しい事故がありました。幼稚園でも、カバンをかけたまま遊ばないように子ども達に注意し、保育者も気をつけています。しかし気になるのは降園時、お迎えの保護者に子どもさんをおわたしした後、そのまま遊んでしまう姿を見うけます。4月にお迎えの親ごさんにはすみやかにお帰りいただくことをご協力願っていたのですが、最近ルーズになりつつあります。事故があっては大変ですのでこれを機に再度ご協力いただきますようにお願いいたします。

実った稲を乾燥させるための はぜ棒 も設置完了!

その周辺では子ども達がバッタ採りに夢中。

 

今月の予定

 1日(火) 広島女学院創立記念日(在園児は平常通りの保育です。)入園願書配布(8:00〜)
 4日(金) ブルースウィットレッドさんパフォーマンスと講演会
 8日(火) 運動会 予行演習
11日(金) 午前保育(運動会準備のため、11:30降園となります。)
12日(土) 運動会(9:00〜14:00)雨天の場合は13日(日) 
15日(火) 代休
16日(水)〜23日(水) 個人懇談(一人20分程度)
17日(木) お誕生日会(メニュー:さつま汁)軽めのお弁当を用意してください。10月生まれのお子様のお母様は9:30までお越し下さい。お手伝いをお願いします。
18日(金) 身体測定 尾道チャーチスクール野の百合園との交流(年長児)
19日(土) ファミリーデイ 9:30〜11:30  @紙ひこうきおじさんとあそぼう!Aジャジャサイズ Bグランドも開放予定
21日(月) たんぽぽ広場B
22日(火) たんぽぽ広場A  年中組園外保育(安佐動物園へ保育時間内に園児だけで行ってきます。雨天の場合、中止になります。いつものお弁当に加え、水筒、おしぼりをおもたせ下さい。シートは幼稚園で用意します。)
24日(木) お芋掘り 年中10:00頃 年長10:30頃年少11:00頃に芋畑に出かけます。お手伝いくださる保護者の方は時間より少し早めに畑に来て下さい。子ども達が掘った後の畝を元どおりにするお手伝いをお願いします。 
26日(土) ゲーンス幼稚園40周年 旧職員の会(子ども達は休園)
29日(火) 年少児園外保育(22日の年中児と同じです。)
31日(木) ハロウィーン 幼稚園でも仮装したり、おやつをいただいたりします。

2歳になる園庭のナンキンハゼもきれいに紅葉しています。

 ひこうきぐも

年少

きりんさんにあってきたよ!

 

大型箱積木

 「わーすごい!」「大きいねー。」「これ、持ってもいいの?」・・・子ども達の歓声が部屋中に広がります。ピカピカの大きな積み木がお部屋に仲間入りした日のことです。早速、よいしょ、よいしょ、と小さな手で大きな積み木を運んでなにやら作り始めました。初めは、横に並べていたのが、少しずつ慣れてくると高く積み上げて遊ぶ姿も見られ、こちらはハラハラ。でも、子ども達は崩れないようにちゃんと考えているようです。ある時は、長くつなげて新幹線をつくったり、またある時は積み木で囲いを作って、気が付けばままごとコーナーのおもちゃが全部運ばれてお家に変身している事も。また、ある時は病院にもなります。積み木で診察台や入院するベッドが作られ患者さんが出たり入ったり、お医者さんは大忙し。最近は、「ここがスタートだよ。」「ここはガタンとなる道にしよう。」「ここからジャンプしよう。」などとお友達と相談しながら、色んな形の積み木を組み合わせて迷路を作って遊んでいる姿も見られます。片付けになると「僕、力持ちだから一人で持てるよ。」と子ども達だけで力を合わせて片付けてくれます。さあ、今日はどんな遊びが繰り広げられるでしょう!

 

 

 

年中

バスに乗って初めてのお出かけ。うれしいな、たのしいな! 秋の風は気持ちがいいのかな?動物さんたちもサービス満点でお迎えしてくれました。ヒヒ山のヒヒさん達はまるで運動会みたいに元気にお山を走り回っていたよね。ダチョウさんもじーっとみんなの方を向いてごあいさつ。キリンの親子はおいしそうにご飯をむしゃむしゃむしゃ。アフリカゾウの親子は記念撮影の間中カメラの方を向いてハイ、ポーズ!「私ね、動物園に行ったら、サイに会いたいんだ〜。」といっていたAちゃんもサイの親子と感動の対面。アフリカスイギュウを目の前に、「わあ〜、おおきなひつじさん。」「・・・・・。(角が似ているのかな?)」「これは牛の仲間なんだよ。」そっと教えてあげているBくん。チンパンジーのななちゃんは少し恥ずかしがっておうちの陰に隠れていたけれど「ななちゃ〜ん!」とお名前を呼ぶとかわいいお顔を見せくれたよね。

ゆっくりいろんな動物さんとお話しながら歩いて、おなかはぺっこペこ。ふれあい広場に着くと早速おうちの方に用意していただいたお弁当をひらいて「いっただきま〜す!」おそらの下で食べるお弁当はとびきりおいしかったよね。

そして、楽しかった動物園でのひと時、最後に感動的な出来事が待っていました。トラ(のお兄さん?)が「うお〜ん!うお〜ん!」と、大きな口をあけて声を聞かせてくれたのであります。何度も、何度も。まるで、「よくきてくれたね、楽しかったかい?また動物園のみんなに会いにきてね!」と言ってくれていたみたいでした。

 

年長

4人で粘土をしながらの会話。

A『おれ、としうえで。』B「おれも、としうえで。」C「おれも、としうえで。」D「おれも、としうえで。」A,B,C「え?」(三人の視線がDをとらえる。)A「おまえ、たんじょうび なんがつや?」D「おれ、2月。」 B「おまえ、とししたじゃん!」 D「え?…」(としうえってなんだろう…)

 

(4人でねんどをしながら、つづき)

C「せんせいなにたべたい?」先生「え?‥‥やきとり。」C「やきとりすきなんだって、せんせい。」D「あ、そーなんだ。」A「はい、やきとり。」B「はい、やきとり。」C「はい、やきとり。」D「はい、やきとり。」先生「ありがとう。もぐもぐ‥‥」A「はい、ビール」B「はい、ビール」C「はい、ビール」D「はい、ビール」先生「ありがとう。ごっくんごっくん、ごっくん‥‥いくら?」A「むりょう だいせんまんえんです。」B「百万円です。」C「四万円です。」D「七百三千万円です。」先生『今そんなにお金ないんですけど‥‥ない時は、どうしたらいい?』D「いま、ぎんこう しまってるから ここではたらいてください。先生「はい。わかりました。‥‥いらっしゃい、いらっしゃい!おいしい焼き鳥はいかが〜」

おいもほり

天候に恵まれ、予定通り、10月24日

幼稚園の畑でさつまいも掘りを楽しみました.

さあ、畑へ出発だ!

出てくる出てくる大きなおいも!

おかあさーんみてみて!!

 

おもちゃ紹介コーナー

 このコーナーでは、毎月年長の保育室にあるおもちゃを取りあげて、

その特徴や、子ど  も達の遊びの姿などをお伝えします。

ダンボールカッター

 今月はおもちゃというよりは、年長の子ども達が使いこなしている道具:ダンボールカッ ターを紹介いたします。その名の通りダンボール用のカッターですが、名前だけを聞くと、な んだか危なっかしい、恐ろしそうなもののようです。おうちの方にそんな危険なものを子ども 達に使わせて大丈夫?と思われても仕方がないかもしれません。でも、下の写真を見てい ただければわかるように子ども達が安全にダンボールを切れるように様々な工夫がなされて います。子ども達が握りやすいように持ち手に ディンプルがあり、直接握り手が刃に触れない ように、大きくカーブしています。刃には専用 のキャップがあり、刃先は丸くなっています。 厚紙やダンボールなどハサミで太刀打ちできな い時に材料棚から取り出して使っています。一 クラスに5、6個程度おいています。

 子ども達が大きなダンボール箱に出会うと まずは中に入りたくなるようです。お風呂やおう ちや自動車になったり、秘密の隠れ家やびっくり箱(先生や友達が近づくと急に仲から顔を出 してびっくりさせてくれます。)など、そこから無限の可能性を秘めた遊びの世界がはじまり ます。上からまたいで入ることができる程度の大きさの場合は、出入りに不自由はないのです が、またいで入るたびにダンボールはよれよれになってきます。またぐことのできない大きな ダンボール箱の場合は横倒しにするか、入り口を作らなければ出入りができません。ダンボー ル箱に出会うたびに入り込んだり、ひっくり返したり、引きずったり、つぶしたり、切り裂い たり…もてあそび、試行錯誤も繰り返しています。そんな経験を重ねてきた年長児たちは、 ダンボール箱に出会うと条件反射のようにダンボールカッターを取りに行きます。どうすれば このダンボール箱が形をとどめていてくれるか、自分たちの求めている遊びの中で生かされ ていくかを経験から知っているのです。いわば、遊びの中から生まれた知恵ですね。 毎日の集まりの時間に子ども達の作品なども紹介していますが、道具の使い方も紹介した り、話し合っています。幼稚園にはダンボールカッターだけでなく、ハサミやのこぎりなども あるので、刃物を友達に手渡す時には何処を持って渡すかとか、使用中は床に置かず必ず机の 上など踏みつけない所に置くとか、使い終わったら必ず片付けるなど、大人の知恵も伝授しな がら便利な道具の恩恵にあずかっています。

トップに戻る