20122月のファミリーデイ2011年

第1回 ぼうけんの森 トレジャー・ハンティング

2月のファミリーデイでは、

“ぼうけんの森トレジャー・ハンティング”を開催いたしました。

参加30家族が森の中のあちこちにある様々な“お宝”を発見・発掘し、

幼稚園の園庭に持ち寄り、紹介し合い、

最後の表彰式では

『MVG(The Most Valuable Garbage)賞』や

『Jimmy賞』、

『インディ・ジョーンズ賞』や

『Kiro-Grammy賞』など、

みつけたお宝にちなんだ賞が贈られました。

幼稚園で日頃“ぼうけんの森”と呼んでいるのは、

広島女学院牛田キャンパスの幼稚園園舎と

大学キャンパスの間にある雑木林です。

道路一本はさんで、牛田山系にもつながっています。

ですから、当然、野生動物たちもたくさん生息しています。

キツネやタヌキ、イタチやテン、そしてイノシシもいます。

こんな豊かな自然の中で子どもたちは日々遊んでいます。

ところが、最近、ぼうけんの森で遊んでいて、

あちこちに投棄されたゴミを見つけるようになりました。

今までは茂みに隠れて見えなかったものが

子どもたちが開拓することで見えてきたものや、

カラスがくわえてきたもの、

幼稚園から風で吹き飛ばされていったものや

子どもや大人の落し物などです。

今回の宝探し=ゴミ 拾いでは

「お菓子の袋」「空き缶」にはじまり、

「バスマット」や「サンダル」、

「瓦」や「ワイヤーケーブル」、

そして「スクーターバイク」も発見しました。

美観も損ねますが、野生動物達が間違って食べてしまったり、

土壌が汚染されたりする可能性があります。

私有地である“ぼうけんの森”だけでもこんなにあるのですから、

多くの人が訪れる公園や河原、町の中にも、

おびただしいほどのゴミが散乱していることでしょう。

そういえば、12月に年長児と牛田山に登った際にも、

あちこちにゴミを見つけました。

その時にも、持ち帰れるものは拾ったのですが、

そのつもりで準備して登らないと、

たくさんのゴミは拾えませんね。

今回、自然とふれあうゲーム感覚で、

楽しみながらの森の清掃を企画してみました。

子どもたちに託す未来の地球が汚れていくこ とは、

とても深刻な問題ですが、

ずはできることから、できる範囲で

取り組めたらいいなと思いました。

ゴミ拾いに精を出してくださった方 は、

きっと今後も、

ゴミを捨てる側 の存在でなく、

ゴミを拾う側の存在

になってくれると信じています。

ててしまう人を

ゼロにするのは難し いことだと思いますが、

拾う側の仲 間、ゴミを減らす側の仲間を

どんどん増やすことができればいいなと思 っています。

子どもたちのために!

大人たちのために!

他の動植物のために!

地球のために!

すべてのいのちのために!

 

今回は、トレジャー・ハンティングと一緒に

どんぐりプロジェクトパート3 にも取り組みました。

2段のプランターを突き抜けて育ってきている

ナラガシワの苗木を、定植しました!

お手伝いくださった親子にも、

感謝の意をこめて『Acorn-Project賞』を

贈呈しました!

ありがとうございました!!

 

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