ANOVA4 on the Web 
Copyright (c) 2002  Kiriki Kenshi

  Excelデータの貼り付け方

 ANOVA4 on the Web では、コピー&ペーストによってデータを貼り付けることができます。ここでは、Excel 上のデータを貼り付けて分散分析を実行する方法について説明します。

 Excel データの形式について

 まず、Excel のワークシートに分散分析に用いるデータを準備します。データは、ANVファイルのデータ部の形式に一致している必要があります。つまり、縦方向に各被験者のケースを被験者間要因の配列にしたがって順に並べ、横方向には1被験者のデータを被験者内要因の配列にしたがって並べます。詳しくは、ANVファイルの記述方法(7.データ)を参照してください。

 
 右の図は、ANVファイルの記述例であげたデータを Excel の表にしたものです。被験者間要因である年齢(要因A)と性(要因B)のデータを縦方向に、被験者内要因の課題(要因C)のデータを横方向に並べています。

 

[注意]
 データの入っているセルに書式を設定していると、貼り付けたときに余分な文字(スペース文字など)が混入して、正しく実行されない場合があります。特に、「表示形式」は必ず“標準”にしておく必要があります。Excelのメニューから、[書式]→[セル]を選んで、表示形式が“標準”になっているかを確認してください。罫線や色などの書式設定は分析には影響しません。

 要因計画を設定する

 次に、ANOVA4 on the Web を開いて要因計画を設定します。第1画面(コメント、要因の数の設定)→第2画面(各要因の名前と水準数ほかの設定)→第3画面(各セルの被験者数の設定)の順にすすめていきます。そして、第3画面の設定が終わったら、[データを直接書き込む]にチェックを入れてから[確定]ボタンをクリックします(下図)。すると、データ貼り付け用の第4画面が開きます。

 データを貼り付ける

1.Excel ワークシートのデータの部分を選択し、右クリックして[コピー]を選びます。
 
このとき、データの部分だけをコピーします。文字を含んだセルをコピーすると、分散分析が正しく実行されなくなります。

 

2.ANOVA4 on the Web をアクティブにし、第4画面の下にあるデータ貼り付け用テキストボックスの中で右クリックして[貼り付け]を選びます。データが貼り付けられたら、画面の上にある[ANOVAの実行]ボタンをクリックします。

 

データを貼り付けた後は次のようになります。データの分離記号はタブになっています。