人間生活学部 生活デザイン学科 ニュース

地域デザイン領域アーカイブ

2020年9月10日に呉市立波多見小学校で、生活デザイン学科の「きれいな海づくり活動ワーキンググループ」の3人の学生が、地域連携活動の一環で特別講師として授業を行いました。5年生の総合的な学習の時間で行う「地域の海を学ぶ」時間に、授業のテーマを「波多見小学校 お魚学習会」として、地域で海の環境のことを伝える団体である「Team JIN」の監修のもと、授業を組み立てて、講義と実習を行いました。その様子を、動画と写真でお伝えします。

動画はこちら https://youtu.be/Om4sUcp5vew

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授業に先立って、8月31日には環境問題について深く考える力を身につけるために、地元企業の方々と合同で「SDGsカードゲーム」を行う機会を設けました。環境のことを考えるだけでなく、参加したと人たちとお話しすることもでき、実り多い学びの機会になりました。

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波多見小学校は音戸大橋の近くにあり、海の自然に恵まれた地域にあります。授業では音戸町の名産である「カキ」「タチウオ」「チリメン」を取り上げ、海の環境やそこでみられる問題について考える内容として組み立てました。

小学校での授業の開催は、昨年から行なっている「きれいな海づくり活動ワーキンググループ」の活動でも初めての試みで緊張もしていましたが、波多見小学校の子どもたちの笑顔のおかげで、アットホームな雰囲気の中で授業を行うことができました。波多見小学校の子どもたちは、とても元気で、授業の中で投げかけた質問に、元気一杯で答えてくれました。

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実習では、チリメンの製造工程で含まれる「チリメン以外の海の生き物」をチリメンの中から探して、地域の海にはどんな生き物がいるのか学習する実習を行いました。実習では、熱心に海の生き物を探す子どもたちのアシスタントをしました。子どもたちはピンセットやタブレットの端末を使いながら、熱心に生き物を探していました。

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波多見小学校では、この学習を出発点にして、地域の海岸を使って海の学習を深めていくそうです。ぜひ、今後も音戸町の地域の人々と結びついた活動に参加をしていきたいと思います。

この様子は、中国新聞にも紹介されました。「ちりめんと海、学生と考えた 呉市音戸の波多見小」/2020年9月11日(会員限定公開)

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地域デザイン領域

生活デザイン学科地域デザインでは、「社会教育課題研究I・II」の授業において、国立江田島青少年交流の家との連携で実習を行っています。

今年度の受講学生4名が参加し、前期から企画・準備してきた1泊2日の小学生キャンプを実施しました。
参加した学生によるキャンプのレポートをお届けします。

江田島キャンプ1日目は、まずアイスブレイクをしました。

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最初は小学生同士が初対面で緊張感漂う空気もありましたが、アイスブレイクを通して段々と打ち解けていき、子どもたちの表情が笑顔になっていきました。

午後は、ウォークラリーをしました。
子どもたちが自ら進んでゲームに参加し、仲間と声を掛け合いながら協力して水晶山を登りました。

1日の最後のお楽しみであるキャンプファイヤーをしました。ファイヤーでは、1日の振り返りも行ったため、自分以外の友だちの意見を吸収している様子が見られました。楽しいだけでは終わらない、その日の活動を振り返るとても有意義なひと時を過ごせました。

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私は、キャンプファイヤーの企画を担当しました。企画することの難しさはありましたが、企画していく中で学生が忘れてはならないことは、キャンプを通して子どもたちがどのようになってほしいかという活動のねらいを根底に企画することだと感じました。

今回の江田島キャンプでは、一から事業を企画・実践する企画力や実践力、キャンプファイヤーで必要なアクティビティの知識や予め先の事を見据えた危機察知能力などを得ることができました。

(生活デザイン学科2年・森田まひろ)

2日目は、野外炊事を行い、「ポトフ」「煮込みハンバーグ」を作りました。

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学生は、子供たちが主体になるよう安全面に注意しながら、時々サポートをしました。
1つの目標に向かい分担して作ることで、主体性・協調性を育み、達成感も味わうことが出来ていました。

昼食後には、全体の振り返りをして「〇〇さんのいいところ」や「発見したこと・チャレンジしたこと」について共有しました。
このことにより、自己肯定感を高めることができたと思います。最後に、学生たちから子供たちに感謝のメッセージカードを渡し終了しました。昨日初めて会ったとは思えないほど、仲良くなり濃い2日間となりました!

このキャンプで子どもへの接し方はもちろん、学生同士の情報共有の仕方、自分の意見や考えを他人に伝える力などが得られたと思います。1つの企画にテーマを掲げてそれに向かって団体で取り組む難しさと楽しさを知ることが出来ました!

(生活デザイン学科2年・今村早希)

今回のキャンプ実施までに、他大学の学生との打ち合わせやリハーサルを重ね、学生たちは準備に奔走してきました。
子どもたちが楽しんでくれたという成果はもちろん、学生たち自身にも成長が見られました。

交流の家の職員の先生方をはじめ、ご協力くださった方々に改めて感謝いたします。

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生活プロデュース領域

本学学生による干支をデザインしたラベルを冠した新酒が今年も発売されます。12月13日(金)の蔵出しを前に、どのように今年は取り組んだのかをご紹介したいと思います。

これは企業と大学が連携して地域を盛り上げるデザインプロジェクトの1つ「干支ラベルデザインプロジェクト」として2017年から取り組んでいるもので、今年は「地域連携デザインセミナーⅠ」「特別セミナーⅠ」という授業とも連携して進めました。連携先は西條鶴醸造株式会社(東広島市)です。

授業では、ラベルやパッケージデザインに関わる講義を受けたり、実際に酒都・西条を訪れ、酒蔵の見学や街並みの観察を通し、地域のデザインにも触れたりしました。

seide-et01.jpg(地元ガイドの方に案内してもらいながら、酒蔵巡りをしている様子)

東広島に馴染みのなかった学生はもちろん、地元が西条だという学生もガイドさんと一緒にまち歩きをすることで、知らなかったことや新鮮な街のデザインに出会うことができました。

このような活動を経て、学生たちは手描きやグラフィックソフトを使用して、ラベルデザインに取り組みました。

今年は授業履修者以外からも応募があり、46点の作品から西條鶴醸造株式会社による選考が行われ、最優秀賞が決まりました。

そして、先日西條鶴醸造株式会社から今年の実用化作品のサンプル瓶が届きました。

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(2020年干支ラベル新酒サンプルと実用化作品)

2020年の干支はネズミ!このデザインは宇都宮祐希さん(生活デザイン・建築学科3年)によるもので、「白ネズミが子孫繁栄の象徴であることから、健やかな1年になることを祈り、大切な人と新年の祝いとお酒も楽しめるよう願いを込めたデザイン」がコンセプトです。

「2020」という数字は、お酒がお米を原料にしているというところから、米粒をイメージしたフォントで、こちらにも工夫が見られます。

3年分のデザインを並べてみると、デザインの一貫性とオリジナリティが分かりますね!

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(2017年 戌(いぬ) 2018年 亥(いのしし) 2019 子(ねずみ)のラベルデザイン)

この干支ラベル新酒は12月13日(金)から広島県内の酒販店、百貨店、ショッピングセンターなどで販売されます。見かけたらぜひお手に取ってご覧ください!

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