人間生活学部 管理栄養学科 ニュース

産学官連携アーカイブ

管理栄養学科 食育サークルは因島で7月に開催された尾道ウェイクボード大会で、しまなみリーフを用いてレシピ開発した「たこ飯」と「焼きそば」を販売しました。

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しまなみリーフはアド・カスタム岡本が栽培する「からし菜」の一種で、爽やかな辛味とシャキシャキ食感が特徴の緑色鮮やかな野菜です。

本学は昨年度からアド・カスタム岡本ともみじ銀行と産学金連携協定を締結して、しまなみリーフ販売促進および野菜摂取向上の食育活動に取り組んでいます。
これまでしまなみリーフを使ったレシピを27品目考案し、その中からたこ飯を提供しました。また、この大会で販売するため、しまなみリーフ焼きそばを開発しました。
当日は大盛況で予定していた各100食が完売しました。

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参加学生のコメント

初めてのサークル活動がしまなみリーフのレシピ提案でした。しまなみリーフのおいしさを伝えるにはどうしたらいいか考えた結果、出来るだけしまなみリーフの素材を活かしたいと思い、材料の少ないたこ飯にしました。そのたこ飯を友達に「いいアイデア」と言ってもらい、提供するレシピの一つになりました。ボランティア当日は、私の考えたたこ飯や、仲間と考えたしまなみリーフを使った焼きそばを提供することになりました。試作や発注書、下準備などは大変でしたが、たからじまファームの皆様や、お手伝いしてくださった皆様のおかげで料理を楽しく提供することができました。最初は完売するのか、お客様に本当に満足してもらえるのかなど不安になることがたくさんありました。満足してもらえたかはわかりませんが、ご当地のたこを使うことができたり、たくさんのお客様にご購入いただいたり、最初の不安がおかしくなるくらい大盛況で、たこ飯も、焼きそばも完売できて、心の底からこのボランティア活動ができてよかったなと感じました。その他にも、ここには書ききれないほど、地域の方々や先生の優しさを身に染みて感じ、感謝してもしきれないほどでした。初めてのサークル活動で提案したレシピを、因島で沢山の人に提供できてとても嬉しく思うと同時に、しまなみリーフのことや、良さがもっともっとたくさんの人に伝わればよいと思いました。【Y.Kさん】

ボランティア当日までに何回も試行錯誤して作り上げた商品だったので、売り切れた時の達成感は凄かったです。仲間との試行錯誤も大量調理も因島も初めてだったため、とてもよい刺激になりました。協力してくださった地域の方々も良い人ばかりで、私たちも温かい気持ちになりました。【H.Kさん】

しまなみリーフのボランティアに参加してみて、初めてのことだらけでとても勉強になりました。 さまざまな食材の量や値段を計算して表にまとめること、予算を考慮して提供する料理を考えることなど、細かく難しい内容でしたがその中にやりがいを感じることができました。 先生やたからじまファームの方々に沢山助けていただきながら、ボランティアを成功させることができたと思います。 貴重な体験ができて本当に良かったです。 またボランティアに参加したいと思いました。【H.Eさん】

貴重な機会をありがとうございます。しまなみリーフのレシピ開発、頑張ります。

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今年度もウオクニ株式会社マツダ給食センターにおいて、給食経営管理臨地実習のご指導をいただきました。女子大生コラボ企画として、「HERO(疲労)回復弁当」を提供させていただくことができました。

テーマ「HERO(疲労)回復弁当」

献立名
① 豚肉と舞茸のレモンブラックペッパー炒め
② 厚焼卵
③ 根菜のカレーマリネ
④ 白菜の塩昆布和え
⑤ 大根ときゅうりの梅おかか和え
⑥ シューマイ
⑦ ミックスビーンズのトマト煮

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献立を作成した学生のコメント

コラボ弁当は、働く人の疲労回復をテーマに献立を考えました。実際に、ウオクニ株式会社の従業員の方にも食べていただき、さっぱりとしていて良い、酸味があり食べにくいなどのご意見をいただきました。献立作成時に、疲労回復というテーマにこだわりすぎて、レモンやお酢などの酸味がある料理を多く取り入れてしまったため、にんにくを用いて味に変化をつけるなどの工夫が必要だったと気付きました。献立作成では、栄養面だけでなく、食べる人の気持ちを考え、味のバランスにも配慮することが重要であると改めて学ぶことができました。
また、外部販売では、コラボ弁当のテーマや魅力を伝えながら行いました。「コラボ弁当を楽しみにしていた」と利用者様がお弁当を手にとってくださった時には、とても嬉しく達成感を得ることができました。

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貴重な機会をありがとうございました。

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毎年、ウオクニ株式会社が運営する給食センターで給食経営管理臨地実習のご指導をいただいています。

今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、施設での実習はできませんでしたが、大量調理の献立作成についてのご指導をいただき、コラボ弁当として提供することができました。

テーマは「野菜たっぷり彩り弁当」で、昼食のヘルシーバランスメニューとして提供されました。野菜が多く健康に良さそうなメニューでテーマにあった献立であると好評価をいただきました。

これは掲示していただいたポスターです。

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献立を作成した学生のコメントを紹介します。

私たちは給食経営管理臨地実習において、管理栄養士の先生に献立作成についてのご指導のもと、コラボ弁当を提供させていただきました。今回のコラボ弁当では野菜、きのこ、たけのこなどの食物繊維を、調味料には、塩麹、みそ、酢などの発酵食品を使用しました。腸内環境を良くしてお腹の調子を整える食物繊維と発酵の力で身体を整えられるように身体にやさしい弁当を考案しました。

管理栄養士の先生には作業工程の調整や献立の改善をしていただき、コラボ弁当の実現がされたことを感謝いたします。喫食アンケートでは「野菜が美味しく味付けがちょうど良かった」「健康に良さそう」などの喫食者の声を伺い、達成感を味わうことができました。

今回の実習を通して、大量調理の食事を提供するためには栄養面や嗜好を考えることに加え、作業環境や調理や盛付けの作業人員に適したメニュー考えることや調理部門と連携しながら献立を考えていく必要性を学びました。

貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

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