人間生活学部 児童教育学科 ニュース

オンラインエールの会アーカイブ

オンラインエール第5弾は、資格プラス1のキャリアを築いた女性からのエールです。
広島のテレビレポーターを経て、芸能活動への道を歩む卒業生からのエールです。
自分で人生のレールを敷いていく魅力が伝わるエールでした。

はじめまして、幼児教育心理学科第2期生の松原千明です!現在東京で芸能活動しています!

今回はそんな私が広島女学院大学を受けたエピソードや大学時代に受けた良い影響についてお伝えしたいなと思います。私が教育学科がある大学を選んだのは高校時代の先生の勧めからでした。

中学生の頃から芸能界で仕事をしたいと思ってた私は、エンターテイメントや舞台芸術を学ぶための高校に通っていました。その頃から両親には将来、職に困らないよう資格を取得出来る大学にいくように言われてました。『資格なら何でもいいか...』と呑気に考えていた時、高校の先生から『せっかく歌やダンス、演劇を勉強してるんだからそれを活かせる学科がいいんじゃないの?たとえば幼稚園の先生とか!』

そのアドバイスを受けて、親とも相談して受けたのが広島女学院大学でした。

大学受験の仕方は色々ありますが、その中でAO入試(現:オープンセミナー型入試)を選択しました。自分にとってこの方法での受験はとてもよかったと思ってます!大学の授業を受けその授業態度や取り組み方、レポートが評価対象になるので、ありのままの自分を評価してもらえ、何より自己アピールが得意な人には是非受けてもらいたい入試です。

大学から合格をもらい、晴れて大学生活スタート!なのですが、私の心の中は『やっぱり芸能界での仕事がしたい。』その気持ちに引きづられていました。周りの友達は「先生になるのが夢」「早く実習とかいきたい」という話ばかりで、正直なところ、そのころの私はこの大学にいても自分のやりたい事は出来ないし、合ってないと段々とやる気を失ってました。

そんな中、私にやる気と居場所を与えてくれたのが、保育授業の中にある『表現』の時間でした。

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<ひろしま美術館での発表『表現』:一番左>

音楽、リトミック、図画工作の時間はまさに私が高校時代に学んだエンターテイメントが活かせる場所でした。即興で演劇をしたり、音楽に合わせて動くリトミック、図画工作で自由に表現して作品を作ること。この時間はとっても楽しくて、『もっと人が楽しんでくれるようにするには?』『子ども達が喜ぶには?』『面白いものをもっと作りたい!』とどんどんアイディアが湧いてきました。

表現に携わっている先生達は、私のやりたい気持ちに賛同してくれて、大学の授業や、時には大学外の子どもイベントに誘ってくれ、一緒に演劇をしたり、リトミック作品などを創り、子ども達の前で発表する機会をたくさんもらいました。

はじめは、大学の授業にあまり馴染めてなかった私が、どんどんのめり込んでいきました。自分がやりたい「芸能活動の仕事」への気持ちがあったからこそ、違う切り口から教育について考えられたようにも思います。自分の特技が活かせる教育の現場は私に自信を与えてくれました。

はじめはこの大学で何が出来るんだろうと思ってましたが、自分のやる気を引き出し、応援してくれる、そして自分の魅力を更に輝かせてくれる先生や仲間、そしてその環境がある広島女学院大学に出会えた事に本当感謝しています。 

芸能活動を仕事としている今ですが、大学時代で携わった表現活動というのは、今でも良い影響を与えてくれてます。というのも、子どもイベントには必ず大人の方も一緒です。だからこそ「子どもから大人までみんなが笑顔になるエンターテイメント」を作ること。この想いは、これからも大切にしたいと思ってます。

最後に、他にも夢があるけど、大学進学を考えている方へ。

資格を持ちながら自分の夢を叶えていく事はできます。むしろそういう思いがあれば、あらたな教育の切り口も見つけられるかも!

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松原千明さんからの動画メッセージ:https://www.instagram.com/p/CADamcvAiJD/

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オンラインエール第4弾は、広島女学院高等学校出身の3年生からのエールです。悩んだり、もがいたりしていることがまっすぐに書かれており、今苦しんでいる人に届けたいエールです。湊学長が、学生一人ひとりを大切に思って下さる事実も伝わってきます。

みなさんこんにちは。児童教育学科3年の小田有暉乃です。

私は児童教育学科の新3年生として早くも大学生活が後半に入ろうとしています。徹底した少人数授業、多種多様のボランティア活動の実施など沢山の魅力を持つ児童教育学科ですが、私はその中でもリベラルアーツ教育やブレない自己の確立など、歴史ある女学院を更に魅力溢れる学校にして下さった湊晶子学長先生にフォーカスしてご紹介しようと思います。

私は高校時代、なかなかのおてんば女学院生でした。私は70回生ですが、その代で1番の問題児だったという自負があるほど荒れた学生生活を送っており、私生活においても病みに病みまくっていました(今となっては思い出ですが)。そんな時に出会ったのが湊学長先生でした。優しくて芯があり、凛とした立ち振る舞いに加え、溢れ出る知性と品性に圧倒されたのをよく覚えています。私は、誰かを模倣しようとして自分の個性が消えてしまうのが怖い為、「憧れ」という表現は、あまり使わない様にしていますが、湊学長先生と出会った時は純粋に憧れるなぁと思いましたし、「こんな歳の取り方をしてみたい」とも思いました。

広島女学院大学に進学して私の素行も少しは落ち着いた頃、私は自分の経験を今の時代を生きる方々に届けられないかと考える様になりました。そして趣味であった絵を使い、2年生の終わりに女学院のビジョンと私の思いを重ねて個展という形で発信する事を決めました。

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<個展会場での展示風景>

「自分の心の持ち方次第で人生はどうにでもなる事」「美しく生きる事よりまずは図太く逞しく生きる事」「ありのままの自分を隠さない事」「人生が辛い時も執念で生き抜いて笑って死ぬ事が出来る様に」という思いを込めて、"I AM"と題した個展に、学長である湊先生もいらして下さり、やっと私も一歩前に進めました。会期を終えた今となってようやくそれを実感しています。

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<湊先生と個展会場にて>

90歳を目前にしても前に進み続ける湊先生は私にとって目標です。そして私をここまで育ててくれた女学院は第二のわが家です。女学院が持つパワーは計り知れないですし、私も残り2年をこの大学で学べるという事がとても嬉しいです。女性であることに誇りをもって世に出て行く事が出来る大学であると断言出来ます。この様な魅力がたくさん詰まった広島女学院大学で、このコラムを読んで下さっているあなたとお会い出来る日を心から楽しみにしています。

※学科インスタグラム https://www.instagram.com/child_jogakuin_u/

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在学生や卒業生と教員がオンラインでつながり、高校生や在学生、発展的には社会にエールを送る取り組み「オンラインエールの会」第3弾は、幼児教育心理学科4年生の上田采佳さんからのメッセージです。

所属する学科の学生同士が仲良くなれるようにサポートする様子が伝わってきます。

ホームページを見ているみなさん、こんにちは。

私は、幼児教育心理学科4年生の上田采佳です。現在、広島女学院大学で保育士・幼稚園教諭の就職に向けて勉学に励んでいます。

新入生行事であるオリエンテーションキャンプのリーダー(通称オリキャンリーダー)として、充実した大学生活を送ってきました。オリキャンリーダーになると、学生主体の自治的な組織で、3年間継続してその任務を担うことから、縦のつながりや深い絆ができるというよさがあります。

10月には学科主催の運動会「幼心運動会」を行います。学科の学生全員や先生方まで参加する楽しい企画ですが、その運営に携わっているのもオリキャンリーダーです。

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上田采佳さん(4年生)山陽女学園高等部出身:向かって奥の左から2番目 <幼心運動会にて>

運動会に向かって、学科の学生と先生が全員が安心して楽しめる競技を考えるために、メンバーで練りあいながら企画運営していきます。学科の学生が、大学生であってもむきになって楽しみ、競技に取り組んでいる様子を見ると、とてもやりがいを感じます。

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<オリキャンリーダーの仲間たちと>

これまでの新入生のオリエンテーションキャンプでは、新入生同士が仲よくなれるようにドッジボール、名前ビンゴ、BBQなどの企画運営を行ってきました。

大学生活がスタートしたばかりで不安を感じている1年生が、お互いにどんどん心を開いて仲良くなっていく様子を見るととても嬉しくなります。

本年度はコロナウィルス感染拡大に伴い、新入生のオリエンテーションキャンプは中止となってしまいましたので、オリキャンリーダーとして1年生にどのようなことが出来るのかを、これからみんなで考えていきたいと思います。

3年間のオリキャンリーダーの経験を通して、堂々と人前で話せるようになり、責任感が高まったと実感しています。

受験生の皆さん、ぜひ広島女学院大学で素敵なキャンパスライフを送ってみませんか!

※学科インスタグラム https://www.instagram.com/child_jogakuin_u/

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