人間生活学部 児童教育学科 ニュース

幼稚園実習アーカイブ

9月2日(水)より、児童教育学科2年生の初等教育実習Ⅰ(幼稚園実習)が始まりました。

初めての幼稚園実習で実習前は不安なことがたくさんありましたが、
実習が始まって子どもたちと一緒に遊び、子どもたちの笑顔をたくさんみると、
「楽しい」「たくさん経験して学びたい」と思うようになりました。

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〈子どもたちと関わり、優しく微笑んでいる2年生〉

子どもたちへのかかわりが上手くできず、「どのように言葉をかけたらよかったのかな」と悩むことがたくさんありますが、
その都度、実習園の先生から「このようにするといいよ」と、ご助言をいただいています。
幼稚園教諭としての言葉の選択や伝え方のバリエーションを、経験を重ねながら身につけていきたいと思っています。

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〈実習生の言葉に、耳を傾けている園児〉

遊びの部分実習では、自分で立案・準備した遊びを実践しました。
指導案をご指導いただき、何度も修正し、教材を準備するのは大変でしたが、
予想どおり実践できて、子どもたちから「楽しかった」「もう一回やりたい」という言葉を聞いた時、幼稚園教諭の仕事のやりがいを感じることができました。

このように、一喜一憂する幼稚園での実習ですが、自分のやりたい職業に一歩近づいていることを実感しています。

写真は、広島女学院ゲーンス幼稚園での実習の様子です。

本学を卒業して1年目の先生が、4歳児クラスの担任をしています。
在校生の将来(幼稚園教諭)を実現した姿として、実習生の見本になってくださっていました。

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〈今年から担任として働いている卒業生〉

この間まで学生だった先生の姿も、その姿から学ぶ在校生も、活き活きと輝いていました。

※一時的にマスクを外しています。

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9月2~13日に、2年生が初めての幼稚園での実習(初等教育実習Ⅰ)を経験しました。
初日は緊張してあっという間に1日が終わりましたが、少しずつ慣れてきて、子どもたちと関わることが楽しくなってきました。
大学の授業で「子どもたちが発する言葉に対して丁寧に耳を傾けることが大切」ということを学んでいましたが、実際に行って子どもたちの思いを受けとめることは難しいことが分かりました。
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また、保育の一部を担わせていただく「部分実習」も行いました。幼児が理解できる言葉を選び、活動に興味を持つことができるように伝えることを意識しました。上手くできたこと、上手くできなかったことがあり、自身の保育技術の課題が明らかになりました。
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今回の実習で明らかになった自己課題を克服するため、大学での授業で学んだり、さまざまな活動に取り組み、4年生での2回目の幼稚園実習につなげたいと思います。
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児童教育学科では、キャリアセンターと連携し、幼稚園教育実習の事前指導でキャリアカウンセラーの冨田展子講師(本学卒業生)を毎年お招きしております。キャリアカウンセラーが授業者と共同で作成した幼稚園教育実習に向けての支援プログラムにもとづき、学生への支援を行っています。

今回は「実習について考える前に・・・」をテーマに、「自分の将来を考えるためのヒント」、「何のために働くの?」、「先生としてやりたいことは」、「子どもと何をするのが苦手?」、「子どもと何をするのが得意?」、「どの時期に子どもと過ごしたい?その理由は?」、「先生のやりがいは何だと思う?」、「自分の成長させたい(克服したい)所は?」、「自分の長所は?」、「ライフプランはどう描く?」などの個人ワークを最初に行いました。そして、意見交流を中心としたグループワークを行いました。

また、冨田先生には幼稚園実習に係る具体的な事例を豊富に取り入れた、分かりやすい話をして頂きました。

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学生は、「先生のお子様の養育に関わる体験談は共感でき、子どもに接することの理解が深まりました」、「誠実に実習に臨みたいです」、「自分の将来設計に関わって深く考えることができました」、「友達の意見を聞いて、新たな視点を持って実習に臨むことができると実感しました」などの感想が聞かれ、充実した講義・演習に感嘆していました。

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