人間生活学部 児童教育学科 ニュース

学会アーカイブ

幼児教育心理学会では、りんごの木代表・保育者の柴田愛子先生をお迎えし、下記の要領にて春季講演会を開催します。幼稚園、保育園関係のみなさま、同窓生のみなさま、ぜひご来場くださいますようご案内申し上げます。

テーマ「子どもっておもしろい! 保育はいい仕事」

日時 2017年7月15日(土)14:00~15:30(13:45~受付開始)

場所 広島女学院大学人文館 303教室(広島市東区牛田東4-13-1)

入場無料 事前申込不要

(お問い合わせ先 学部事務室 gakujimu@gaines.hju.ac.jp

◆講師紹介◆

1948年、東京生まれ。私立幼稚園に5年勤務したが、多様な教育方法に混乱して退職。OLを体験してみたが、子どもの魅力が捨てられず再度別の私立幼稚園に5年勤務。

1982年、「子どもの心により添う」を基本姿勢とした「リンゴの木」を発足。保育の傍ら、講演、執筆、絵本作りと様々な子どもの分野で活動中。著書「おとなとこどものいい関係」(りんごの木)、「こどものみかた」(福音館)、絵本「けんかのきもち」絵本大賞受賞「わたしのくつ」など多数。

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2017年1月21日(土)に、幼児教育心理学会秋季講演会が開催され、鈴木道子特任教授の最終講義「保育の難しさ、保育の楽しさ~子どものこころに寄り添う保育とは~」が行われました。

鈴木先生は、1971年から広島女学院大学ゲーンス幼稚園教諭に赴任されました。1994年には園長に就任し、34年間にわたってゲーンス幼稚園で幼児教育に尽くされました。その後も、広島聖公会栄光幼稚園ならびに聖モニカ幼稚園で園長を務める傍ら、2007年に広島女学院大学幼児教育心理学科特任教授に就任し、保育者養成に力を注いでこられました。

当日は、天候が心配されましたが、在学生だけでなく、鈴木先生の教えを受けた卒業生や、親交の深い広島市内外の保育者が会場につめかけ、アセンブリホールはほぼ満席となりました。

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広島女学院の姉妹校である聖和女子短期大学での学生時代、鈴木先生は「キリスト教の精神に基づいた、一人ひとりの子どもを大切にする保育」と「子どもがすでに持っているものを引き出すことが教育の本質」という保育の原点を学ばれたそうです。また、鈴木先生らしいユーモアにあふれた体験や失敗談を交えながら、戸波和子先生、広瀬ハマコ先生、名倉啓太郎先生との出会いとその教えをふりかえり、理想とする保育実践と格闘した若き日々について熱く語られました。

講義の後半では、子どものごっこ遊び、ものつくり、自然と出会い、話し合いなどの場面をスライドで紹介しつつ、保育の難しさと楽しさについて教えていただきました。日常の生活のなかで、どのようにして子どもの主体性の芽を見つけ、どのようにそれをのばすのか、保育者の重要性を改めて感じました。

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講義の終了後、在学生、卒業生との茶話会が催され、思い出話に花が咲きました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

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幼児教育心理学科設立から10年間、学生を教え導いてくださいました鈴木道子教授が2016年度末で定年退職することになりました。
このたびの秋季講演会は、鈴木教授の最終講義となります。ぜひご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

なお、同窓生の皆さまにおかれましては講演会終了後、鈴木先生を囲んで茶話会を予定しておりますので、ぜひ、こちらにもご出席ください。

鈴木道子先生 最終講義

演 題:「保育の難しさ、保育の楽しさ」~子どものこころに寄り添う保育とは~
講 師:広島女学院大学 特任教授 鈴木 道子(すずき みちこ)先生
日 時:2017年1月21日(土) 14:00~15:30
場 所:ヒノハラホール5F アセンブリホール

参加者多数の場合、会場が変更となる場合があります。当日の案内をご覧ください。

*参加費無料・要事前申込

お申し込みは、広島女学院大学教務課(学部事務室)へ
1月16日(月)までに、参加者名(代表者)、参加人数、園名を明記の上、メール、FAXまたは電話でお願いいたします。
TEL 082-228-0383/FAX 082-221-5290
MAIL gakujimu@gaines.hju.ac.jp

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