人間生活学部 児童教育学科 ニュース

7月12日に、保育実習を控えた4年生、3年生を対象として、学生と園長・保育士の交流会が開催されました。講師として、元広島市立保育園園長の二井岡明子先生、五日市乳児保育園園長の畑手美恵先生、本学を卒業後、保育園ゆりかごに勤務している槇原綾海先生、同じく広島市五日市駅前保育園に勤務している友谷奈央先生をお迎えしました。

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園長先生、先輩保育士の先生方からは、ご自身が新人であった頃から現在までをふり返り、保育士としてのやりがいや成長について、また大変なことも率直に、ときに笑いを交えて語っていただきました。保育士として心がけていることや、日頃の子どもたちの様子など、現場の先生方から、身近にお話を伺うことによって、保育士という仕事の魅力を実感することができました。

学生の感想

▷現場に出てからも、学び続けることの大切さを今回、知りました。先生方のように、自分自身も楽しみながら保育ができるようになりたいです。

▷6月の実習では部分実習で多くの改善点が見つかり、自信を失いかけていましたが、今日の話を聞き、自分の良さを見つめ直し、自信をもって就職活動に取り組みたいと思いました。

報道などで保育士の大変さがクローズアップされていますが、交流会を通して、それを上回るやりがいに気づいたり、実習への意欲が増したりした学生も多かったようです。
交流会開催にご尽力いただいた広島県健康福祉局安心保育推進課のみなさま、来学いただいた諸先生方に心より感謝申し上げます。

トークセッションでは、就職活動や実習での疑問をいろいろお聞きすることができました。

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オープンキャンパス

照りつける太陽の光を感じる一日でしたが、児童教育学科にも多くの来場者がありました。

まず、スパイラルな3つの学びや少人数教育の特色等について学科紹介があり、次にオープンセミナーと自己アピール入試について説明がありました。

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次に赤ちゃんについて講義を受けた後、在学生に教えてもらいながら、乳児人形でおむつ交換や沐浴体験に挑戦しました。
ひまわりを制作したり、紙コップで蝉を創ったりしながら順番に体験しました。

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学生の活動が見える、在校生の製作物が展示されていました。ペットボトルで創るマラカスは光に当たるととてもきれいです。
ジャバラ絵本やお気に入りの1シーンを描いた絵も、爽やかな制服姿の高校生を迎えていました。

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ご来場くださった皆様、暑い中どうもありがとうございました。
次はオープンセミナーで実際に私たちの授業を受講してみてください。

オープンセミナー申し込みはこちら

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よるのとしょかん

児童教育学科の「子どもふれあいサークル・くれよん」では、7月8日・10日、第8回目となる「よるのとしょかん」を開催いたしました。前日からの雨も小ぶりとなり、10組27名の親子に参加いただきました。
「よるのとしょかん」とは、地域の子どもたちにお気に入りのぬいぐるみを図書館にもって来ていただき、学生たちが「ぬいぐるみのお泊り会」を開催するというイベントです。ぬいぐるみたちが夜の図書館で冒険している様子を写真におさめ、おすすめ絵本の紹介とともにアルバムにして、子どもたちにプレゼントしています。

ぬいぐるみをお預かりする前に、手遊びや大型絵本の読み聞かせ、パネルシアター「ねこのお医者さん」を楽しみました。

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一人ひとりのお名前を読んで、ボランティアの学生がぬいぐるみを預かります。

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ぬいぐるみたちは、図書館内で楽しい一夜を過ごしました。

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月曜日、子どもたちが図書館にぬいぐるみをお迎えに来てくれました。アルバムを渡した後、子どもたちも一緒に図書館見学に行きました。

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参加した保護者からは、次のようなコメントをいただきました。

アルバムを読み進めるごとに歓声をあげたり「こんなことしてる!」とくすくす笑ったり、図書館でどう過ごしたのか想像を巡らせながらとても喜んでいました。遊び心と愛の詰まったアルバムを本当にありがとうございます。お迎え後も「うさちゃん、一緒に遊ぼう。大好きだよ!」と何度も話しかけて遊び、ぬいぐるみへの愛着が深まったようです。」

「娘がどのぬいぐるみを選ぶだろうと、始まる前から私も楽しませてもらいました。今回は私にとっても思い入れのあるぬいぐるみだったこともあり、今まで一緒に過ごしてきたぬいぐるみにもう一度命が吹き込まれたようで、胸が熱くなりました。〝いつも一緒にいるぬいぐるみがお泊まりにいく〟というワクワクする体験はもちろん、前後にお姉さん達と共に過ごした時間や、最後に自分の選んだ絵本を一緒に読んでもらえたことがとても嬉しかったようです。アルバムで紹介していただいた絵本も、娘の好きそうなものばかりで今後読んであげるのが楽しみです。」

このイベントをきっかけに子どもたちがますます本や図書館が好きになってくれることを願っています。
参加いただいた親子のみなさま、本当にありがとうございました。

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