人間生活学部 児童教育学科 ニュース

10月12日に児童教育学科3年生が第1回「子育て支援広場」を開催し、4組10名の親子にご参加いただきました。
今年度初めての子育て支援広場ということもあり、子どもたちは玩具や遊具を自由に選んで学生と一緒に遊びました。

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広場の最後に、学生による手遊びと絵本の読み聞かせを保護者の方と一緒に楽しみました。

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参加した子どもたちは、最初は初めての場所に戸惑っていましたが、玩具で遊んでいる学生の姿を見て、徐々に周囲の環境に触れ遊ぶ姿が見られるようになりました。
私たち学生も未就園児と関わる機会は普段あまりないため、試行錯誤しながら、子どもたちが少しでものびのびと活動できるよう援助しました。今回の広場の開催を通して、次回以降どのような遊びを計画していくかを考えるよい経験となりました。

第2回の開催は、11月2日(水)です。次回からは、学生が企画した遊びコーナーも始まりますので、ぜひご参加ください。

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今年度2回目の「子育て支援広場」を開催しました

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小学校教員採用試験に向けて傾向と対策を学んだり、教師としての実践力を高めたりする場である「小学校教育実践研究会」の14期生の活動がスタートしました。

現場で活躍されている先輩方(1期生~13期生までの合格実績は96.4%)に続こうと、たくさんの3年生のみなさんが参加し大きく意欲を高めていました。

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第1回は、国語科の教材研究や授業の構成、そして、学習指導案の作成の仕方について、国語科教育が専門の細恵子准教授から学びました。

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上の写真は、細恵子准教授による模擬授業を通して、実際の授業づくりの大切なポイントを体験的に学んでいる様子です。

初めは緊張している様子だった学生のみなさんも、「1年生だったら何と言うかな?子どもの気持ちになって考えてみましょう」などと声をかけられるうちに、次第に小学生になったつもりで意欲的に学んでいました。

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小学校実践研究会は、曽川昇造元特任教授、故戸田浩暢教授、神野正喜前教授らが礎を築かれ、その志を受け継いで年々合格者数を伸ばしています。

今期の「小学校教育実践研究会」を指導するのは、国語科教育を専門にする細恵子准教授、音楽科教育の専門であり行政の経験もある森保尚美教授、算数科教育を専門とする瀧ヶ平悠史准教授。いずれも豊かな現場経験を経歴にもつメンバーで指導に当たっています。

高い志のもと、来年度の教員採用試験に向けて、そして、教師としてのスタートに向けて力を合わせて頑張っていきます。

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子育て支援広場

 児童教育学科では、幼児教育コース3年生が中心となって未就園児の親子の子育て広場を下記の通り開催します。
 感染防止に配慮しながら、未就園の親子が楽しめる遊びを提供したいと準備を進めていますので、ぜひお越しください。

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(昨年度の様子)

日時

10月12日、11月2日、11月9日、11月16日、12月21日(すべて水曜日、都合のよい日程でご参加ください)
10:00~11:20

場所

広島女学院大学ヒノハラホール5階 アセンブリホール

対象

未就園児の親子 15組

参加費

無料

参加条件

当日、参加者、同居ご家族ともに発熱、風邪症状がないこと。また、感染が疑われる症状が出てから8日間経過していること。

お申し込み

下記リンクより、必要事項をご記入ください。
https://forms.gle/DCuGFpSUnxgb3P586

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児童教育学科では、9月18日(日)に「卒業論文中間発表会」を行いました。

中間発表会は、4年生が副査グループに分かれて卒業論文の途中経過について発表し、参加者との間での質疑応答を行うものです。中間発表会には、3年生も参加しています。

今年度の中間発表会は、台風接近に伴い、その影響を考慮して、急遽、遠隔形式での開催となりました。

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4年生からは「子どもの主体的な活動を育む保育者の援助」、「ICT機器と学力の関係性」、「算数科における『深い学び』を促す単元構想」など、教育の不易と流行を捉えた様々なテーマの研究が発表されました。

また、発表を聞いた3年生からは、積極的なコメントや質問が多く寄せられました。

熱心に取り組む4年生にとっては、これからの研究が、今回の発表を経てよりよいものとなっていくことを期待しています。そして、3年生にとっては、来年度の卒業論文執筆のために、今回の経験が大いに役立つことを願っています。

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画家としても活動する、本学人間生活学部児童教育学科の三桝正典教授が、2022年10月に全館オープンとなるヒルトン広島内に「過去から未来に向けての広島」をテーマにした新作3点を制作し、ホテル2階 宴会の間の入口ほかで常設展示されることとなりました。

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<ヒルトン広島 「紅葉」>

三桝教授は、1994年広島市現代美術館が主催する「公募広島の美術展」で大賞を受賞するなど、公募展や個展を中心に現代アート作品を制作してきました。近年では「JAPANESE MODERN」をテーマとし日本の伝統美に着目しながら現代アートとしての要素を融合させた作品制作を行い、大徳寺や浄土寺などの襖絵を手がけています。
今年4月に一般公開された「おりづるタワー」内の巨大ウォールアート制作の9名の作家の一人としても参加し、「2045年への願い」をテーマとし2羽の「白カラス」を描いています。

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<おりづるタワー 「白カラス」>

今回制作したヒルトン広島内の新作3点は、広島における歴史的伝統的な様式の中に現代アートの要素を融合させた「HIROSHIMA MODERN」でもあります。広島において新たなグランドマークとなるであろうヒルトン広島において、三桝教授の作品を通して来館者の方々に広島の現代の伝統美が響くことを期待しています。


三桝教授は、本学では主に造形(図画工作)に関する授業を担当しており、児童教育学科で小学校教諭、幼稚園教諭、保育士をめざす学生たちの指導にあたっています。中には、三桝教授のもとで造形を学んだことで、教育とは異なる進路を選択する学生もいます。
学生一人ひとりの個性を認め、尊重する三桝教授のもとで学びたいと思う方をお待ちしています。

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