人間生活学部 児童教育学科 ニュース

オープンキャンパス
6/18(日)に、第2回オープンキャンパスが開催されました。
学科イベントでは、大学の授業で制作したぴかぴかのどろ団子や、学びのプロセスや集大成として発表された作品に囲まれながら、児童教育学科の説明と入試説明が行われました。

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模擬授業会場のミュージックルームで大学3年生と一緒に、手の動きをモニター画面で確認しながら「かえるジャズ」等、季節のうたをアレンジして弾きました。

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ピアノを弾いた後はリズム室に移動して、音楽交流をしました。
かえるの手遊びをしたり、色々な打楽器をローテーションで演奏したりしながら、みんなで一緒にあわせて楽しみました。

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「子どもチャレンジラボ」は、学科独自の楽しい研究会で児童教育学科の特色です。
展示室では、子どもチャレンジラボの活動の写真や製作物も並んでいました。

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幼児教育や児童教育への進路を考えている高校生のみなさんは、ぜひ本学のオープンキャンパスに足を運んでください。個別相談もできます。

次回のオープンキャンパスは7月2日(日)の午後に開催します。交通費補助制度もあるので、遠方からのご参加もお待ちしています。

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児童教育学会は、学科の学生・卒業生・教職員が、幼児・児童に関する研究を行うことを目的としている学会です。3年生、4年生の学生役員を中心に、1年生、2年生も企画・運営に参画し、学生が主体となって、毎年講演会や研修会、学会誌の発行などを行っています。さまざまな活動を通じて、社会人基礎力や、保育者・教師としての専門的学びとともに求められる力を総合的に身につけていくことをめざしています。

今年度の前期講演会は6月24日(土)にNachiketa Das先生およびその配偶者で本学卒業生でもある今本静香先生ご夫妻をお迎えして、「子どもたちと考えたいSDGsと保育者・教師に求められる多様性の理解」というタイトルでご講演をいただきます。

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Nachiketa Das先生は、地球科学がご専門で、スコットランドのグラスゴー大学でPhDを取得後、ハーバード大学でのポスドク研究員を経て、母国インドや、オーストラリアの政府機関でご活躍の後、大学でも教鞭をとられ、ラベンシォウ大学地質学部での学部長職を経て来日されました。広島では、広島大学での特任准教授、広島国際学院大学での客員教授を経て、現在は広島エナジー&ミネラルズの代表取締役として多忙な日々を送っておられます。

今本静香先生は、広島女学院大学日本文学科を卒業後、社会人経験を経て渡豪し、シドニー工科大学で学び、マッコーリー大学の修士課程を修了されました。オーストラリアの永住権を取得し、JTBのオーストラリア支社での勤務や語学学校での日本語教師経験を経て帰国され、現在は、ご自身の豊かなご経験とご専門を生かして、県内の複数の中学校・高等学校での英語科・国語科の講師を務めておられます。

両先生が、それぞれのご専門の研究ならびに国際結婚のご経験等を通じて感じてこられた、今、保育者・教師をめざす若者に伝えたい、子どもたちとともに考えていくべきSDGsや多様性の理解についての大切なお話をしていただきます。

引き続き感染対策にも留意しつつ、今後少しずつコロナ禍以前の開かれた講演会となっていくよう、新役員が心を込めて準備をしています。引き続き児童教育学会の活動にみなさまのあたたかいご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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児童教育学科「子どもふれあいサークル・くれよん」では、下記の要領にて「よるのとしょかん―ぬいぐるみたちの大冒険」を開催します。

「よるのとしょかん」とは、アメリカの公共図書館で子ども向けのイベントとして始まったもので、子どものお気に入りのぬいぐるみが図書館で一晩を過ごす「ぬいぐるみのお泊り会」のことです。ぬいぐるみたちが夜の図書館で冒険している様子を写真におさめ、後日、子どもたちにプレゼントいたします。

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昨年の様子

この機会に子どもたちが図書館や読書を好きになってくれることを願っています。ぜひ、ご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

日 時

2023年7月8日(土)10:30~11:20(受付10:00〜)
2023年7月10日(月)15:00~15:30(ぬいぐるみのお迎え、平日参加できない場合は応相談)

場 所

広島女学院大学 ヒノハラホール5階 アセンブリーホール

対 象

未就学児の親子 15組

そのほか

参加費は無料です。お泊りする「ぬいぐるみ」を一つ持参してください。
ぬいぐるみのお迎えも含み、必ず、保護者同伴でご参加ください。

※当日、発熱、のどの痛み等がある場合、参加をお控えくださいますようお願い申し上げます

申込方法

保護者氏名と連絡先(電話番号)、参加する子どもの氏名、年齢、性別、園名をご記入の上、下記のGoogleフォームで、事前にお申込みください。(きょうだいでご参加の場合は、参加するお子さまの氏名等をすべてご記入ください。)

申し込みフォームは こちら
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※申込受付期間は、6月19日(月)〜6月30日(金)です

【お問合せ先】
広島女学院大学 082-228-0386(代)児童教育学科(担当者 中村)まで
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授業紹介

 「児童教育基礎セミナー」の授業の一環として、児童教育学科2年生が広島女学院ゲーンス幼稚園で観察実習を行いました。
5月のさわやかな晴天の下、戸外で自然と触れ合う子どもたち。入園して間もない年少児クラスでは、初めてのお散歩に喜んだり、戸惑ったり。揺れ動く子どもたち一人ひとりの気持ちに、懸命に寄り添おうとする学生の姿が印象的でした。

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 授業で学んできた子ども理解の視点、エピソード記録について、実践的に習得するため、大学に戻ってから、子どもとの関わりのなかで印象に残った場面を取り上げ、記録を作成します。9月に予定している幼稚園実習にむけて、期待が高まった一日でした。

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 5月13日(土)の13:00~15:00に「子どもとつくる科学遊び研究会」の学生が中心となって「第2回 ものづくりチャレンジラボ!~科学の不思議を楽しみ,失敗から学ぶ~」(公益財団法人 マツダ財団市民活動支援事業)を開催しました。第1回に引き続き、参加してくれた小学生の子どもたち7名(男子4名、女子3名)と本学の学生9名が一緒に「どろだんごづくり」を中心としたものづくりをしました。

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 まずは、ぴかぴかに光るどろだんごを子どもたちに見てもらいました。子どもたちは「すごい!」と声に出して言い、「こんなのつくりたい?」と尋ねると、大きくうなずいてくれました。そこで、今日の活動目標「光るどろだんごをつくろう!」を子どもたちに提示しました。そして、この目標を達成するために前回の振り返りをしました。振り返りはペアの子どもと学生の2人で行い、発表してもらいました。発表では「手に入るぐらいの大きさのものをつくる」「水を入れすぎない」「丸くなるようにさら粉でやさしくみがく」などの意見が出ました。その後、学生が作り方の手本を示しました。

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 次に、子どもたち一人ひとりが好きな量の荒木田土、真砂土、砂をボウルに入れてかき混ぜ、スプレーで水を吹きかけました。「どろだんごづくり」をするのは、前回に引き続き2回目ということもあり、どの子どもも2~4個の丸いどろだんごの芯を作ることができていました。できたどろだんごは、スポンジの上に置いて乾かしました。

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 そして、どろだんごを乾かしている間は「バランスオニヤンマ」を作りました。画用紙に描かれたオニヤンマとほぼ同じ大きさの絵をはさみで切り取り、頭の先を折り曲げて指先に載せるとバランスよく止まります。子どもたちは、この「バランスオニヤンマ」を指先や頭の上に載せて廊下を歩いたり、羽根に色を塗ったりして楽しんでいました。

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 「バランスオニヤンマ」で楽しんだ後は、乾かしていた自分のどろだんごを磨きました。今回は乾燥させて粉状にした荒木田土をボウルの中に入れて磨きました。子どもたちは、前回の振り返りを踏まえて掌や指の腹を使って、どろだんごが丸くなるようにさら粉でやさしくみがいていました。どの子どもも、前回に比べてより満足のいくどろだんごをつくることができました。
 活動の最後には、前回同様に自分の作ったどろだんごと粉状にした荒木田土を袋に入れて子どもたちにプレゼントしました。

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 第3回の「ものづくりチャレンジラボ!」は、6月24日(土)に行います。ここでは「ペットボトルロケットづくり」を行います。ペットボトルを2つ繋げて、厚紙で作ったトップやハネを付けて、自分だけのオリジナルロケットを作ります。活動の最後に書いた、子どもの振り返りと学生の感想を紹介します。

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子どもの振り返り

女学院大学のおねえさんたちとなかよくできて楽しかったです。おしゃべりもたくさんできたので、とってもうれしかったです。おねえさんたちが「丸くなるようにしたらいいよ」などのアドバイスをしてくれたおかげで、きれいなどろだんごを作ることができてうれしかったです。

前はつるつるなだけで光ってはいなかったけど、今回はちゃんとつるつるで光るどろだんごを作ることができてよかったです。

学生の感想

子どもたちが楽しそうに活動していたので、見ていてとても気持ち良かった。前回あまり話していなかった子どもが、今日は楽しそうに大学生と話していたのですごく嬉しかった。子どもが安心できるような環境作りをすることがとても大事だと思った。

どろだんごを家に持って帰り、さら粉で磨いて光るどろだんごを持って来ていた子どもがいました。その姿を見て、自分が学んだことを家で活かせているなと感心しました。子どもたちは、前回の失敗や成功を振り返り、失敗した理由を考えていて、どろだんごづくりにとても興味を持ってくれたことをとても嬉しく思いました。

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