人文学部 日本文化学科 ニュース

オープンキャンパスアーカイブ

「日本語教育」は、「国語教育」とどう違うのでしょうか。 「国語教育」は、基本的に日本語を母語とする人たちへの教育を指すのに対して、「日本語教育」は、日本語を母語としない人たちに日本語を教えることを指します。 日本文化学科では、日本語教育に携わる日本語教師を養成する課程があり、卒業生が、国内外で活躍しています。  

8月26日のオープンキャンパスでは、渡邊ゆかり教授が、日本語教師のお仕事について具体的にお話ししました。

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例えば「図書館にピーターラビットの本が置いてありました」と「図書館で本を読みました」の「に」と「で」の違い。日本語を母語とする人は、日常生活の中で培われた言語感覚で、使い分けの判断をしていますが、外国の方をはじめ日本語を母語としない人には、この使い分けがたいへん難しいのです。日本語教師には、この使い分けを論理的に説明する力が求められます。日本文化学科では、少人数での学びの中で、このような言葉の力をしっかり培っていきます。 日本の内なる国際化は急速に進展しています。日本語教師は、これからの日本において、様々な場で大切なお仕事になっていくはずです。海外で、あるいは日本で、日本語を教えるお仕事に携わってみませんか。また、国語教師にも、日本語を母語としない人がいる教室で教える機会が確実に増えつつあります。日本語教育の知見は、きっと国語科の指導にも役立つことでしょう。  

午後は、足立直子准教授の指導による体験コーナー「本の紹介ポップを作ってみよう!」。

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参加のみなさんには、幼い頃に読んだ絵本を題材にしたポップづくりを通して、「人を惹きつける言葉選び」を楽しんでいただきました。

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7月22日(日)開催のオープンキャンパスでは、卒業生の松浦なぎささんにご講演いただきました。

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松浦さんは、三菱UFJ信託銀行に入社されて4年目、資産運用窓口のリーダーとしてご活躍されています。お客様と真剣に向き合い、共に何かを目指し、共に何かを創り上げることを考え、日々、頑張っているという松浦さんは、本当に生き生きとされていてまぶしく思えました。

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就職活動は、松浦さんにとって自分を知る機会であり、自分をためす機会だったとのこと。一生続けていける仕事として何を選ぶべきかを考えて、今の仕事を選ばれたそうです。 当初は、経済学部ではないので、金融関係への就職は難しいのではと考えたようですが、「受けてみては!!」というキャリアセンターの後押しで、チャレンジし、そして、見事に夢を叶えたそうです。キャリアセンターからは、社会で活躍している先輩も紹介してもらい、「自分の能力を限定していた」その壁を乗り越えられることができたとのことです。

また、学生時代に培った文章力や言葉の力が、就職活動においても社会人としての仕事においても、松浦さんの大きな支えとなったそうで、「言葉の力を社会人としてフル活用」されているとおっしゃっていました。社会人になって、報告書、手紙、レポート等を書く機会が多くあり、その折に上司から「文章がわかりやすい」と褒めてもらったこともご紹介くださいました。まさに「大学時代に日本語について熱心に学んだ結果」で、松浦さんのお話は、受験を考えているみなさんにとって力強いエールになったのではないでしょうか。 学科紹介の渡邊ゆかり教授のお話にもありましたが、日本文化学科では、少人数制の教育を生かし、言葉を通して伝える力をしっかりと鍛えていきます。

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また、早い段階でのキャリア教育で、様々な業種に対応できる実践的知識やスキルを身につけていきます。社会で活用する多くの卒業生のサポートもあります。

午後の体験プログラムでは、和風のレジンづくりを楽しみながら、在学生や学科教員との交流を深めました。

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日本文化学科の雰囲気を感じていただけたのではと思います。 次回8月5日のオープンキャンパスでも、学科紹介、図書館司書と司書課程の紹介、匂い袋づくり等のプログラムをご用意し、楽しく充実した内容にできるよう学科教員全員で準備を進めています。

皆様のおいでを心よりお待ちしております。

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