人文学部 国際英語学科 ニュース

今回は、「キャリア・スタディ・プログラム(以下、CSP)」のツーリズム(観光業)のクラスで行ったインターンシップとその報告会について紹介します。

この夏も、広島市内の旅行代理店、たびまちゲート広島での研修に国際英語学科3年生の学生2名が参加しました。コロナウイルス感染症が落ち着きを見せ始めていましたが、さまざまな制限もありました。また、旅行事業も回復しつつある中で日々の業務でお忙しい中でしたが、受け入れ先の皆様のご協力により、研修を実施することができました。

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「たびまちゲート広島」の皆様と。研修の機会を与えていただき、ありがとうございました。

そのインターンシップでの経験を振り返り、参加した学生が下級生に発表を行いました。

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研修ではさまざまな業務に携わることができ、旅行業に対する考え方が変わったり、その可能性に気づいたりすることができたようです。また、業務を通して、自分の強みや興味のあることも発見できたということで、今後の就職活動や卒業後のキャリアについても考えを深める良い機会になったようです。

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メモを取る、当たり前のことですが、インターンシップで改めてその大切さに気づきました。

発表後は、質問を受け付けたり、発表では触れられなかった点について話したりしました。インターンシップでの業務の詳細についての質問から、「インターンシップはやるべき?」といった、就職活動や働くことに関する質問など、大学生が不安に思うことを共有することができました。

インターンシップを経験した先輩からのメッセージは、日常のあらゆることにアンテナを張り、興味を持つ、疑問や考えを持つようにするということでした。それは、彼女たちの発表や質疑応答の内容だけでなく、下級生に話をする時の態度からも感じることができました。

今回の機会を通して、2年生にとってもこれからの大学での学びや日々の生活への取り組み方の励みになってくれればと願います。

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穏やかな気候が続いていたサンディエゴでも、寒い日が増えてきました。アメリカ留学生活は早くも残り1か月を切り、私たちはこの3か月で様々なことを学んできました。

私は毎週友人と大学の図書館で勉強をしています。図書館にはGroup Study Roomという個室が40部屋あり、無料で予約することができます。また、大学のカフェテリアや空き教室でも勉強することができ、自主学習の環境が整っています。

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Group Study Room:今日の部屋は6人まで利用できる部屋でした!

先月はアメリカで仕事をする日本人のゲストスピーカーが大学に来てくださり、私も講演会に参加しました。今回のゲストスピーカーの方は日本語よりも英語が堪能で、講演もすべて英語で行われました。海外で働く女性の話はとても興味深いもので、自分の将来の選択肢を増やすことができてとても良い経験になりました。

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講演会の様子

アメリカで生活するには、車が必須だと思うことが多々あります。横断歩道はすべて押しボタン式で、バスや電車の本数は少ないです。また、ドライブスルー専用のお店がたくさんあるので交通量は多いです。

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横断歩道を渡る際にはこのボタンを押します

アメリカのスーパーや衣料品店に入る際は、リュックを背負っていると入店できないことがあります。アメリカではすぐに窃盗を疑われるので、リュックを背負っている人はあまり見かけません。

3か月アメリカで生活していてもまだまだ新しい発見があり、毎日が刺激的で楽しいです!残りの日々も、悔いの残らないように過ごしたいと思います。

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8月9日~27日まで、国際英語学科GSEコースの1年生4名が「Global Village Field Experience」をベトナムで実施しました。
前回に続いて、現地での研修の様子を2回に分けて、4名の学生がレポートします。
今回はT.N.さんとY.Y.さんのレポートです。

Next, TN will tell us about her experiences.
(次はT.N.さんが自身の体験について紹介してくれます。)

Over two weeks in Vietnam, we studied so many things related to community and sustainable development- too many to explain here. However, there are some key things we learned that will help us with our studies over the next three years, and maybe our whole lives. Firstly, we learned the importance of the community. When we were in Vietnam, we went to a special classroom where the teacher was a farmer, and where we learned about the life of the people there. The farmer hadn't been to university but they had so much experience, helping us to learn about things such as organic farms, building connections between local people, and how to use assets that the community has. Local Vietnamese people inspired us to think about the community in a different way, and motivated us to think about projects we can do here in Hiroshima. Through this fieldwork, we also were able to grow a network of people by making friends with people from Vietnam and the United States. We spent quite a short time together, but made deep friendships that will last a long time. Our friendship is also an example of asset-based community development. We studied and exchanged cultures with each other, which made the community become bigger and develop.
(ベトナムでの2週間で私たちは、コミュニティーや持続可能な開発について多くのことを学ぶことができました。ベトナム研修の経験は、4年間の大学での学びや、生活の助けとなってくれるものです。まず、私たちはコミュニティーの重要性を学びました。ベトナムでは、特別な「教室」で学びました。その教室では、農家の方が先生として、その土地の人々の生活について教えてくださいました。その農家の方は大学には進学していませんが、多くの経験を経ており、有機栽培の農場、地域住民との人間関係の築き方、コミュニティに属する資産をどう活用するかなどについて話をしてくれました。地域の地元住民の方々の話を聞き、私たちは改めてコミュニティについて考え、広島でできることを考えるようになりました。また、私たちはベトナムやアメリカの学生たちと出会い、ネットワークを広げました。私たちの気づいた友情もまた、地域資源を基盤としたコミュニティ開発の例と言えます。互いに学び合い、文化を共有することで、コミュニティは大きくなり、そして発展させることができます。)

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TN remembers the last meal she shared with the whole group.

Next, we hear from YY.
(次はY.Y.さんの体験談です。)

Throughout this fieldwork, we learned many skills such as how to interview, different ways of thinking, things about Hoi An and Go-Co, and how to conduct a project by working with the local people. Among those, we struggled with the interviewing the most. Instead of interviewing about what they need help with, we interviewed in a positive way, asking about things such as their long-term goals, and this allowed us to understand their aims, their weaknesses, and the assets of that person or a place. In the future, if there is a chance to interview someone, we would like to use this method of interviewing. In addition, almost all the time we were in Vietnam we had discussions, and of course, it was all in English, but there were some things we learned from discussing with the American and Vietnamese students. In the future, we would like to gain more knowledge and higher English skills and see things in different ways. In other words, to be open-minded. We hope that our experience in Vietnam will be alive in our studies and lives.
(今回のフィールドワークを通して、インタビューの方法や、多様な考え方、ホイアンやGo-Coに関すること、地域の人たちと協力しながらプロジェクトを実施する方法などたくさんの学びがありました。その中でも私たちはインタビューに苦戦し、何に困っているかと聞くのではなく、長期目標は何かといったポジティブにインタビューをすることで、相手がめざしていることや足りていないこと、人々や土地の資産について知ることができました。近い将来インタビューをする機会があればこの方式を使いたいと思っています。その他にも研修中はディスカッションの場が多々あり、もちろんすべて英語で行うことで、アメリカ人とベトナム人とのディスカッションから学ぶこともありました。これからさらに多くの知識と高い英語力を身につけ、あらゆる視点で物事を見て、寛容な姿勢を持ちたいと思います。学習面だけではなく生活面でも、ベトナムで経験したことを活かしたいと思っています。)

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The beautiful nature and colors of Vietnam stay in our memories

There are many other opportunities to travel and learn abroad here at HJU, as well as classes where you can learn about topics such as culture and sustainable development. Thank you to the four students for sharing their experiences, and we're looking forward to hearing more about KEG classes and events in the future!
(広島女学院大学では、海外に行って学ぶ機会があり、授業でも同様に文化や持続可能な開発などのテーマについて学ぶことができます。ベトナムでの貴重な経験を共有してくれた4名の学生に感謝したいと思います。今後も国際英語学科の授業や行事についての報告を紹介していきたいと思います。)

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The sun sets on the last day in the beautiful village of Go-Co.

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