人文学部 国際英語学科 ニュース

海外研修アーカイブ

イギリスのマンチェスターで実施される国際教養学科の「海外英語教育インターンシップ」。(※2018年度開設される国際英語学科「海外研修Ⅱ」に引き継がれます。)

この研修では、1か月に渡りホームステイをしながら語学学校で英語を学び、現地の小・中学生に英語で日本語・日本文化を教える経験をします。

研修の様子を4回シリーズで紹介します。最終回は、小・中学校でのインターンシップのレポートです!

小・中学校でのインターンシップ

St Monica RC High Schoolにて

マンチェスター市内から北に位置する、St Monica RC High Schoolを3日間、訪問しました。

初日には、先生方の朝のミーティングに参加させていただきました。職員室には、先生方一人一人のデスクはなく、棚があるだけで、先生方が集まる談話室のような感じでした。

3日間とも授業観察をしました。国語や歴史、外国語の授業を見学しました。黒板ではなく、ホワイトボードで映像やスライドを用いて行う授業が一般的でした。どの授業にも、ペアワークやディスカッションが多いので、生徒たちは積極的でした。

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ワークショップの時間では、日本語を教えました。体を動かしながら日本語の挨拶を教えたり、日本の紹介をしながら簡単な表現を教えたりしました。

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Navigation Primary Schoolにて

Navigation Primary Schoolという小学校を2日間訪問しました。元気の良いわんぱくな子どもたちがたくさんいました。

算数と国語の授業を見学しました。1クラスに複数の先生方が教えている授業もありました。

この学校では、日本語に加えて日本文化も教えました。福笑いや書道をしました。福笑いでは作った顔をまねし、書道では「日本」や「英国」など書いて、楽しく日本文化を体験していました。とても楽しんでくれたのですが、写真が撮影できなかったので、残念です。

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田中

この研修を終えて

事前に授業内で徹底した準備のおかげで無事研修を終えることができました!

このフィールドワークを通して、多くの異文化を直に経験しました。街に出かけるときやステイ先でのコミュニケーションなど、毎日が学びの時間でした。また、行動をする際には、自分自身で考えて判断しないといけないので、行動力を身につけることができたと思います。

現地の子どもたちに日本について教えることで、広島女学院大学での英語教育の学びをさらに頑張ろうとモチベーションが高まりました。

最後に、2人で力を合わせて、特に大きな問題もなく無事帰国できたことがなによりも嬉しいです。ありがとうございました。

中原 舞苗
田中 茉代

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研修③~エクスカーション~

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イギリスのマンチェスターで実施される国際教養学科の「海外英語教育インターンシップ」。(※2018年度開設される国際英語学科「海外研修Ⅱ」に引き継がれます。)

この研修では、1か月に渡りホームステイをしながら語学学校で英語を学び、現地の小・中学生に英語で日本語・日本文化を教える経験をします。

今年度の研修の様子を4回シリーズで紹介します。3回目は、エクスカーションの様子です。

周辺地域へのエクスカーション

ヨーク

イギリスに来て初めての遠出は、8月26日(土)のヨークのツアーに参加することでした。

移動時間にはヨークに関するクイズや、近くに座った人に日本の飴をあげて交流を始めました。車窓から見る広大な草原や牛・羊の群れに驚きました。

到着後、城壁を歩いたり歴史的な建物を見学し、自由時間にイギリスの伝統的な家庭料理「ヨークシャー・プティング」を食べました。

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湖水地方

9月2・3日(土・日)は文学者達が愛したことで有名な湖水地方を訪れ、ピーターラビットに関係する場所を巡りました。ウィンダミア湖はとても穏やかで快適な所でした。その湖をフェリーカーで渡り、ビアトリクス・ポターが77歳で亡くなるまで住んでいた「ヒル・トップ(Hill Top)」を見学しました。

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挿絵のモデルになった場所も確認できるようにしてあり、物語の世界観に浸ることができました。

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2日目は、絵本のシーンがそのまま再現されている「ビアトリクス・ポターの世界」というアトラクションを体感できました。ミュージカルも運よく最終日で行われており、英語での劇を観ることができました。

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エジンバラ

スコットランドの首都エジンバラには3泊4日滞在しました。ニュータウンにあるホテルに泊まりながら、オールドタウンを散策しました。エジンバラ城内にある建物に沢山入って歴史を学び、丘からの絶景を堪能しました。そこからの眺めは街の作りがよくわかり、谷を挟んで全く違うことがとても印象的でした。その後、伝統芸能やマーケットを覗いて、ホリールード宮殿の見学もしました。

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スコット・モニュメントから街を望む。

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また、ウィスキーで有名なレストランで羊の内臓の肉を使った伝統食である「ハギス」を味わいました。

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リバプール

マンチェスターから電車で50分のところに位置する港湾都市、リバプールを訪れました。
ここでは、リバプール大聖堂、チャイナタウン、リバプール博物館、ワールドミュージアムに行きました。

リバプール大聖堂は、写真1枚に収めることが難しいくらいとても大きかったです。

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リバプールはビートルズの出身地としても有名なので、リバプール博物館には展示コーナーもありました。

港湾都市というだけあって、広大な湾が広がっていました。

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チェスター

イギリス中世都市、チェスターにも行きました。チェスターでは、チェスター大聖堂、城壁、時計塔を訪れました。

チェスターは歴史を感じる落ち着いた街です。白壁に黒木枠の特徴ある建物が並んでいます。この繋がった建物の2階に歩道があり、歩くこともできました。大道芸をする人も多く、至るところで盛り上がっていました。

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大きな通りの中心には、立派な時計塔もあり圧倒されました。街を取り囲む長く続いた城壁も歩きました。

ロンドン

イギリス滞在中最後に、ロンドンを訪ねました。バッキンガム宮殿、ナショナルギャラリー、トラファルガースクエア、コヴェントガーデン、ハイドパーク、大英図書館、パディントン駅、大英博物館、キングスクロス駅、タワーブリッジ、ロンドン塔、ロンドンアイ、ビックベン・・・など、滞在期間は短かったですが、多くの観光名所をめぐりました。

やはり世界でも人気の観光都市ということで、多くの観光客であふれていました。バッキンガム宮殿では、かの有名な衛兵交代式を見ました。大英図書館では、実物のマグナカルタ、大英博物館では、ロゼッタストーン、エルギンの大理石を見ることができました。なかなか見ることができないものに触れ、よかったです。キングスクロス駅では、ハリーポッターで有名な9 3/4のホームも訪れました。世界遺産のビックベン、時計塔も見に行きました。大きな観覧車のロンドンアイとともにライトアップされていてきれいでした。

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まだまだ訪れたいところはありましたが、街ごとにその成り立ち、歴史、文化の違いを感じることができ、一つ一つ価値のある場所を訪れることができ、とても満足です!

中原

最終回は、学校でのインターンシップの様子を紹介します。

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研修レポート②~語学学校~

次の記事

研修レポート④~小・中学校でのインターンシップ~

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イギリスのマンチェスターで実施される国際教養学科の「海外英語教育インターンシップ」。(※2018年度開設される国際英語学科「海外研修Ⅱ」に引き継がれます。)

この研修では、1か月に渡りホームステイをしながら語学学校で英語を学び、現地の小・中学生に英語で日本語・日本文化を教える経験をします。

研修の様子を4回シリーズで紹介します。2回目は、語学学校やマンチェスターでの街歩きの様子です。

語学学校

マンチェスターの滞在中、2週間ほどマンチェスター・アカデミー・ オブ・イングリッシュという語学学校に通いました。

初登校は8月21日、この週からの受講者は私達を含め5人でした。初日は学校説明やクラス分けテストを受け、午後は発音の授業や校内ツアーがありました。

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翌日から通常授業がスタート。午前中は文法の授業、動画を用いてのリスニングの授業、午後は自己紹介や教育といったトピックでの会話練習という時間割でした。空き時間には、クラスメイトとの会話やランチを楽しみました。

毎週金曜日の放課後はお別れの人のための会が催されており、私達も2週間の学びを終えた時には、チョコレートと修了書を頂き、同じクラスだった人達と写真を撮ってお別れをしました。

修了後も残りの滞在中に質問に伺うと丁寧に対応してくださり、とても嬉しく感じました。

中原

語学学校の放課後、街歩き

語学学校が市内の中心部にあったので、時間を有効に使い、放課後はマンチェスターの街中を散策しました。プロサッカーチーム、マンチェスターユナイテッドの本拠地で、国立のフットボールミュージアムもあり、サッカーの街であることを感じられました。滞在中にサマーバンクホリデイという祝日があり、フェスティバルも見ることができました。

マンチェスターで有名な「パブ」は、歴史を感じる建物が印象的で、たくさんのお客さんで賑わっていました。

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こちらは街のシンボル、マンチェスター市庁舎です。

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マンチェスター図書館は円形状の建物で、中心には自主学習ができる机が広がっていて多くの人が勉強をしていました。中には、音楽の勉強ができるようにピアノがあったり、映画を鑑賞できるコーナーがあったりと、広い空間や最新の機器を使って、学びやすい環境が整っていました。

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Chetham's Liblaryという図書館にも行き、入ってみると街中とは思えない、厳粛な雰囲気と歴史を感じる本が並んでいました。

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その他にも、教会やアート・ギャラリー、チャイナタウンを訪れたり、ショッピングをしたり充実した時間を過ごしました。街のすべてが新鮮で、散策するだけでも貴重な時間でした。

田中

次回は、エクスカーションの様子を紹介します。

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研修レポート①~ホームステイ先での生活~

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研修レポート③~エクスカーション~

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