だんだん春めいてきて、新年度の準備が少しずつ始まりました。
大学生は新学期には時間割を自分で決める、という大きな行事が待っています。
でも、どんな先生がどんなふうに指導してくれるのか、不安に思うこともあるかもしれません。
今回は、2年生科目「住居・建築設計実習Ⅲ」と3年生科目「住居・建築設計実習Ⅴ」の課題講評会の様子(1月下旬~2月上旬に実施)を実習アシスタントのYさんがレポートしてくれたので紹介します。ぜひ履修計画の参考にしてください。
住居・建築設計実習Ⅲ
窪田勝文教授が担当する「住居・建築設計実習Ⅲ」において、第2課題の講評会が行われました。
2年生最後の設計課題内容は、カフェ併用住宅の設計です。
設計内容は、広島県にある白島ポンプ場付近を敷地として設定し、夫婦2人とその子供2人が住む想定で設計する、というものです。
この課題に取り組む前に「住居・建築設計計画学Ⅲ」で実際に店舗併用住宅を見に行きました。(過去の記事はこちら)
今回の課題で過去の授業をどのような形で活かせたでしょうか。
発表の様子
一人ひとりに時間を設け、先生から講評していただきます。この授業を履修したほとんどの学生は来年度には3年生になります。
3年生では「住居・建築設計実習Ⅳ」「住居・建築設計実習Ⅴ」が建築士受験資格所得の為の履修必須科目となっています。これまでよりも規模の大きいビルディングタイプの設計を行います。
1、2年生で学んだ設計の基礎を活かして、3年生になっても自身の思うより良い建築を設計し、より学びを深めていけるよう頑張ってください。
住居・建築設計実習Ⅴ
真木利江教授、学外講師の小川晋一先生と中村勝己先生が担当される「住居・建築設計実習Ⅴ」にて、第2課題の講評会が行われました。
今回の設計内容は、広島市中心部にある袋町小学校を敷地として小学校を設計するという内容です。
第1課題で設計した美術館とは違い、必要な諸室や、機能が多く求められます。
様々な要求がある中でも、これからの小学校に望まれる教育環境のあり方を考え、夢のある小学校を設計しました。
発表の様子
どの学生の作品も力作でした。
建築士課程では、1年生後期から「住居・建築設計実習Ⅰ」が始まり、3年生後期のこの「住居・建築設計実習Ⅴ」の授業で「住居・建築設計実習」は終わりになります。3年生の皆さん、Ⅰ~Ⅴまでの設計実習を受けてみてどうだったでしょうか。様々な感情があることと思います。
来年度からは一人ひとり別の研究テーマや設計内容に沿って卒業設計や、卒業研究を行っていきます。これまでの設計実習で培ってきたものを活かし、皆さんにとってやって良かったと言えるような卒業設計、卒業論文にしてください。
Yさん、レポートありがとうございました。この講評会に至るまでの様子は、学科公式インスタグラム、学科公式ツイッターでも紹介してきました。
ぜひこれまでの様子も参考にして、充実した学生生活を送るための計画をしていきましょう!
大学生活について詳しく知りたい!不安を解消したい!という高校生の皆さんは是非オープンキャンパスにおいでください。
4月14日(金)にイブニングオープンキャンパスを実施予定です!お待ちしています!
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今年度の建築士課程では学内審査会を1月下旬に行い、2月上旬から中旬にかけて学内卒業設計展を行ったため、あまり時間に余裕がないスケジュールとなっていました。そんな大変なスケジュールの中であっても、卒業設計を選択した建築士課程の4年生15名全員が今回の広島平和祈念卒業設計展2023に出展することができました。
「広島平和祈念卒業設計展2023」は近畿大学、広島工業大学、広島女学院大学、広島大学、福山大学、安田女子大学、山口大学(50音順)に招待校を加えた各建築系学科の卒業設計から構成される展示会です。また、この設計展は運営や広報等を学生主体で行っているため、学生はこの設計展を通して普段であれば携わることのない設計展の裏側を知ることができます。
なお、今回の設計展で出展された作品と審査会の様子を収録した作品集『ヒロシマソツケイ』が毎年出版されています。出版されましたら、書店等で手に取ってご覧になってください。
中国・四国エリアで卒業設計に取り組んだ学生たちにとっては、学生生活最後の大イベントです。
「波紋」 舘上 茉優
「日常に感動を」 迫 明日香
「てくてくライブラリ」 森岡 雅
「宮島における新たな場の提案」 川﨑 陽菜
「サスティナブルビレッジ」 山上 遥菜
「街のリビングルーム」 三重野 結衣
「地域と小学校の新たな境界」 木村 安希
「ひとり空間とパーソナルスペース」 鳥越 ひなた
「船と鞆」 安高 里保
「福山デニムの新たな可能性」 山川 未夢
「samsara」 江上 さくら
「学びと休息」 小川 采音
「柳井市を「魅せる」」 隅田 裕
「日常の中の非日常」 八城 絢香
「刻の洞窟」 宮脇 菜々子
ご覧くださりありがとうございます。よろしければ以下のURLよりご感想をお聞かせください。
https://forms.gle/YmKQ3iS4WrP9FVau7
3月21日は春のオープンキャンパス!事前参加予約受付中!
来場者には学科オリジナルのプレゼントをご用意しています。
今回紹介した卒業設計の作品も一部展示予定です。
学科の授業や活動の様子は公式インスタグラム、公式ツイッターで配信中!
ぜひご覧ください。
本学では「SDGs.14 海の豊かさを守ろう」を実践するため、HJU SAVE THE SEAプロジェクトを実施しています。
(活動の様子)
このプロジェクトに所属する本学科3年の西 結香さんの活動レポートが2022年度の優秀レポートの一つとして選ばれ、表彰されました。
(賞状を手にする西さん)
コロナ禍の中でも、1年生の時から積極的に活動に参加してくれた西さんに受賞インタビューを行いましたのでご紹介します。
Q1 活動に参加しようと思ったきっかけは何ですか?
以前から海の自然に興味があり、オープンキャンパスで先輩方の活動を聞いて興味を持ったため。
Q2 活動をしていて印象に残っていることは何ですか?
活動をしている中で「若いのにえらいね」と言ってもらったことが記憶に残っています。地域、自然の中で活動をする学生はあまり多くないのかなと思います。もっとたくさんの人が地域の活動をしてみればいいのになと思います。
Q3 活動に興味がある人に一言、お願いします。
知識がないとできない。そんなわけではありません。明るく、精力的に活動できる人は誰でも大歓迎です。ぜひ私たちと一緒に活動してみませんか。
西さん、ありがとうございました。ボランティア活動に参加するだけでなく、この表彰をきっかけにますます「伝える力」も成長した様子がうかがえますね!
西さんの活動の様子は春のオープンキャンパスでも紹介予定です。ぜひ参加申し込みください!
春のオープンキャンパス申し込みはこちら!
来場者には学科オリジナルグッズを進呈!学科イベント参加者にはプチスイーツもあります♪
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