人間生活学部 管理栄養学科 ニュース

管理栄養学科の食育サークルは、安芸太田町の特産品である祇園坊柿を用いた商品開発に取り組んでいます。

商品を開発するにあたって、祇園坊柿について理解を深めるため、10月29日(土)に安芸太田町に行ってきました。
午前中は、道の駅で町の特産品の市場調査を行い、商品開発に向けてのアドバイスをいただきました。
昼には安芸太田町の名物漬物焼きそばや田舎寿司、祇園坊柿を使ったシャーベットを試食しました。

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午後は安芸太田町寺領地区の安芸太田元気村で柿の収穫と加工を体験しました。初めての収穫体験で器具の使い方を教えていただきました。

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あおし(渋抜き)柿の試食や、干し柿の加工を見学しました。干し柿が一度に硬くなり過ぎないよう行う「もみ作業」を手伝いました。

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プロジェクトメンバーの感想

 安芸太田町で道の駅の視察や柿の加工場の見学、柿の収穫、干し柿の手揉みなど、沢山の貴重な体験をさせていただきました。 干し柿の吊るしや手揉みを手作業でされていることを知り、驚きました。祇園坊柿に携わる方々や地元住民の方々が、祇園坊柿を愛していることがとてもよく分かりました。地元の皆さんが愛する祇園坊柿をさらに多くの人に愛していただけるよう、商品開発に尽力したいと思います。 今回の見学で学んだことを、今後の商品開発に活かしていきたいです。【M.K】

 収穫体験や干し柿の作業は一度もしたことが無く、とても貴重な体験ができたと思いました。また、干し柿の作業は手作業が多く丹精込めて作られているのだと感じる事ができました。 祇園坊柿についての説明や祇園坊柿を使用した商品を食べてみて、より一層よい商品を作りたいという思いが強くなりました。【H.E】

 ソフトクリームやアイスバー、シェイクなど祇園坊柿を使用した様々な商品を安芸太田町で食べました。また、祇園坊柿の収穫や干し柿を作る体験を通して祇園坊柿への思いが深まりました。今回の視察で学んだ知恵を活かして、商品開発に励みます!【H.K】

 祇園坊柿の収穫体験や干し柿の作業を体験しました。農地の広さや、皮むきや紐に柿をつける作業を見て、私が体験した以上に大変なのだろうと感じました。一方で、それほど手間と時間がかけられている祇園坊柿だからこそ、あそこまでおいしいものが作れるのだろうと感じました。そのため、生産者の努力を無駄にしないように、次は私たち食育サークルの部員の力で、おいしい柿をさらにおいしく感じてもらえるような商品を提供したいと思いました。【Y.K】

安芸太田町地域商社あきおおたならびに元気村の皆様、大変お世話になりました。今回の経験をもとに商品開発に向けて取り組んでいきます。

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食育サークル

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 10月20日(木)の木曜日チャペルにて、食育サークル部長、管理栄養学科3年生の菅 葉菜未 さんより『るうてる食堂クレヨン活動報告』のお話がありました。この活動は、日本福音ルーテル広島教会の立野先生にご縁を頂いてのものです。先日の学科ニュースでも紹介していますので、是非ご覧ください。

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 るうてる食堂は、こどもだけではなく、幅広い年代の方が参加できるのが特徴です。いろいろな人と繋がることができる場であり、親子で参加している方、子ども2人だけ、お年寄りの方、赤ちゃん連れの家族など、様々な方が訪れています。

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 るうてる食堂は、参加者同士が知り合うきっかけになったり、情報共有の場所ともなっています。いろいろな人とつながることができるので、安心感がうまれ、SDGsの10と11の目標達成にも寄与しています。

 10. 人や国の不平等をなくそう
 11. 住み続けられるまちづくりを

 また、賞味期限が近い食材、出荷期限に外れた食材も用いるため、フードロス削減に貢献し、SDGsの12(つくる責任つかう責任)の目標達成にも寄与しています。 

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 活動には、4月から8月前半までは、第2第4火曜日に、配膳作業を中心として携わらせていただいたとのことです。そして、8月23日には、学生9名での『女学院ごはん』提供を、調理業務を含めてさせていただくことになりました。

IMG_2947変更.jpgIMG_2951変更.jpg 当日は、ボランティアの方々や先生方、参加した学生など全員の協力を得て、無事提供することができました。実施後にサプライズでいただいた参加者の直筆の感想からは、その筆遣いからどんな方が書いてくださったのか楽しく想像するとともに、『苦手だったのに食べてくれた』とのお母さんのメッセージなどからは、がんばって立てた献立が相手の方に伝わった喜びを戴きました。
 また、調理場に何人入るか、教会にある調理器具の把握も必要であり、大学での大量調理実習は経験していても、それとは違った環境で同じような食数を作るとなると、難しいという発見もありました。

IMG_2957変更.jpg るうてる食堂でのボランティアでは、家族や子どもたちが楽しそうに食べてくれていることが、喜びだったとのことでした。
 第2弾への期待も大きいようです。またぜひ、ご活躍くださいね。

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9月10日(土)にフタバ図書TSUTAYA MEGA 中筋店で開催された、お惣菜販売イベントに管理栄養学科の1年生が参加しました。

このイベントは、県内の4つの大学(広島修道大学、広島文教大学、比治山大学、本学)と株式会社フタバ図書様、パレイヤ紀元株式会社様の連携事業として実施されました。各大学の学生達が考案した5種類のおかずを、パレイヤ紀元株式会社様に製造していただき、学生達は、店頭での販売のお手伝いやPRブースでのレシピ配布などを行いました。

本学からは、食育サークルが考案した【グリルチキンのしまなみリーフソースかけ】が採用されました。

おかずセット2-1.pngグリルチキンのしまなみリーフソースかけ2.png

販売の様子-2.png売り場の様子-2.png

実際に購入して食べた方のアンケートでは、8割近くの方から味が「良かった」との回答があり、多くの方に喜んでいただけたことが分かりました。

参加した学生たちは、お客様や一緒に活動した他大学の学生達などとの関わりを通して、食育活動の面白さを体感したようです。学生達からの感想もご覧ください。

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○参加した学生達の感想

今回の活動で食材の活用の仕方の知識の幅を広げつつ、実際にお客さんの様子を知る事が出来たためとても良い経験となりました。他大学の管理栄養士を目指す学生と関わる機会や、その人達が考案したおかずを知る機会はなかなか無いため、栄養に関する知識や経験としても濃いものになったと思います。また、販売したおかずに対して、購入して下さった方から良い評価を多く頂けたことを嬉しく思いました。

1年 H.M

今回のイベントを通して他大学や企業の方、中筋の地域の皆さんとたくさん関わりました。1番印象に残ったのは、しまなみリーフを育てている農家さんが尾道からわざわざ来てくださったことです。自分が育てた野菜を誇りに思っているのだと感じたと同時に地域の食材を使ってレシピを考えることの魅力に気づきました。今まで、体験した事の無い経験ができとても楽しかったです。今回の参加したことをきっかけに色んなイベントに参加してみたいと思いました。

1年 A.N

事前の打ち合わせなどには予定が合わずほとんど参加できませんでしたが、当日は参加することができ、とても良い経験ができたと思います。店頭で呼び込みを行うと、目をとめて買ってくださる方もおられ、とてもうれしかったです。また、他大学の先輩方とお話しする機会もあり、良い交流ができたと思います。とても貴重な経験でした。

1年 S.H


これからもいろんな食育活動を通して、食の大切さや魅力を発信していけると良いですね。

ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。

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