人間生活学部 管理栄養学科 ニュース

海外フィールドワークアーカイブ

海外フィールドワーク

 ハワイでの研修は中盤に入り、パン工場の見学やハワイの家庭を体験するホームビジット、小学校での学校給食の研修などを通して、様々な学びや交流を積極的に行っています。特に、ホームビジットでのホストファミリーとの交流や小学校での子どもたちとのふれあいの時間は、印象に残るものだったようです。学生達の報告をご覧ください。

学生からの研修報告

 3日目はla tour bakehouseというパン工場に行きました。オーナーはとても気さくな方で、工場の中を楽しく見学することができました。見学後は、併設のカフェでパニーニやハンバーガーなどのランチをいただき、楽しいひとときを過ごしました。

パン工場見学2.pngパン工場見学.png

 午後はムームーを買いに街を散策しました。夕方からは2グループに分かれてホームビジットを行いました。英語が話せるか不安でしたが、私たちのグループでは日本語が通じたため楽しくお話しすることができました。ショーを見たり、海岸で写真を撮ったりし、お家に伺ってからは一緒にロコモコを作りました。ロコモコはとても美味しく、お父さん特製のタレはデミグラスとは異なり親しみやすい味でした。ロコモコをいただいた後、スモア(焼いたマシュマロをビスケットで挟んだお菓子)をいただきました。BBQでマシュマロを炙るのはとても新鮮な経験でした。食後は話に夢中になり、とても楽しいひとときを過ごすことができました。 

ホームビジット集合1.pngホームビジット集合2.png

管理栄養学科1年 O.M. & H.N.

 4日目は、ホテルの隣にあるIHOPというパンケーキレストランで朝食を食べた後、ワイキキトロリーに乗ってワイキキ水族館に行きました。日本ではあまり見かけない魚たちがいて、見るのが楽しかったです。その後、ワイキキ小学校へ訪問し、校長先生や教育局の方、給食室の方からお話を伺い、子どもたちと給食を食べながら交流しました。実際に子どもたちと英語で話をするのは緊張しましたが、子どもたちと会話や触れ合うことができて良い経験となりました。

ワイキキ小学校研修.png

 午後にはワイケレアウトレットに行き、3時間ほどお買い物を楽しみました。値段など自分が聞きたいことは、お店の人に英語で質問するよう努力しました。ホテルに戻ってからは、日本にいる先生方とオンラインで研修の振り返りを行いました。

オンラインの様子.png

夜は、タンタラスの丘へ夜景を見に行きました。写真より肉眼の方が綺麗だったので、美しい夜景を目に焼きつけながら見ました。明日はいよいよ最終日となります。しっかり休んであと一日、精一杯悔いのないように行動したいと思います!

管理栄養学科1年 H.O. & K.M.


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 ハワイで行う2022年度の管理栄養海外フィールドワークがスタートしました。今回は、2年生2名と1年生5名の計7名が参加しています。海外への渡航が初めての学生が多く、出発前は不安と期待で少し緊張した面持ちでしたが、昨年参加した先輩達が見送りに駆けつけてくれ、勇気づけられた様子でした。こちらの写真は先輩達からもらったお守りです。

お守りをもらって出発.png

ハワイ到着後は、精力的に活動しているようです。学生達から届いた報告をご覧ください。

学生からの研修報告

 今日から管理栄養海外フィールドワークがスタートしました!ハワイに着く前の飛行機では豪華な機内食に思わず気を取られて寝る時間が少なくなってしまったので、一日中睡魔と戦っていました。ハワイに着いてからはロイヤルハワイアンセンターでポケ丼を食べて、14時頃からダイヤモンドヘッドに登りました。山頂で見た水平線は今までの疲れを忘れてしまうくらい綺麗でした。

ダイヤモンドヘッド入口.png

ダイヤモンドヘッド.png

 そのあと17時からハイアットリージェンシーファーマーズマーケットに行き、夜ご飯や次の日の朝食を買いました。今日は現地の人と英語で触れ合う機会が少なかったので店員さんと会話できたのが今日の1番の収穫です。明日はプナホウ高校での発表があるので頑張りたいと思います!

管理栄養学科1年 H.E. & K.M.

 2日目は、少し疲れが残っていましたが、プナホウ高校の生徒さんと元気に交流しました。緊張しましたが、楽しくゲームやクイズなどをすることができました。折り紙で作ったひな人形も喜んで貰えて嬉しかったです。その後、一緒にお昼ご飯を食べて校内を案内してもらいました。最後には、安全な帰り道を教えてくれるなど、とても優しい生徒さん達でした。短い時間でしたが貴重な体験をすることができました。

プナホウ高校見学.png

プナホウ高校.png

午後からは、スーパーマーケット巡りをし、個人課題に取り組みました。日本との違いを比較しながら商品を見たり、購入したりしました。

スーパーマーケット(1).png

 また、今日は旅行会社の特典である、デラックス朝食クーポンをかけて20,000歩を目指して歩きました。みんなクタクタになりましたが、20,000歩を達成し、無事にホテルへ戻ることができました。明日は工場見学とホームビジットがあるのでしっかり休みます!

管理栄養学科2年 Y.H. & H.I.

引き続き、良い研修になるよう頑張ってくださいね。


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海外フィールドワーク

 2年ぶりに再開したハワイでの海外フィールドワークは全日程を終え、無事に全員帰国しました。研修を終えるにあたり、学生の皆さんと引率された土谷先生からメッセージをいただきました。

ホノルル空港2022.png

参加学生より研修全体を通しての感想

 海外フィールドワークを通じて、日本と米国の食事に対する当たり前の感覚は時代に合わせて変化していること、また変化に伴い生じる生活習慣病の増加の実態について特に学びを深めました。米国の食事量はとても多く日本の約2倍近くあること、大量のマヨネーズやチーズソースをパンや芋類、米と合わせて調味しているなど、全体的に単糖質・高脂質の食事が目立ちました。更に、アメリカのスーパーマーケットではブロック肉やベーコンの部位ごとの種類や調味済みのものが10種類以上ショーケースに並んでいることに驚きました。ハワイ大学マノア校カフェテリアマネージャーのオジリさんにお話を伺い、食堂での上位メニュー3つはフレンチフライ、ピザ、パスタ 、下位メニューは圧倒的に野菜(サラダバー)だと教えていただきました。上位3つはいずれも高炭水化物・高脂質になりやすいメニューであり、自身の好きな量を食べられるバイキング形式が主流であるアメリカだからこそ、個々でのバランスの良い食事に対する考え方や意識が重要だと考えました。

 初めての海外での研修だったので語学力が不安でした。しかし、最終日が近づくにつれて耳が慣れて会話の内容を理解できるようになり、自ら英語で話しかけて現地の方々とコミニュケーションを図ることができました。今回の海外フィールドワークを通して挑戦する力と積極性が向上しました。コロナ禍で先が見えない中で1日たりとも可能性を諦めず夢を叶えるために努力を続けて本当に良かったです。今回の海外フィールドワークを実行する為に様々な調整をしてくださった先生方を始め、最後まで一緒に頑張る事が出来た仲間、かけがえのない経験のために快く送り出してくれた両親など全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

4年 R・Kさん

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 英語でコミュニケーションをとりながら生活していく環境も、もう終了したのかと思うと少し心寂しいと思いながら私は今この感想を書いています。海外フィールドワークを通し、アメリカの実態について学ぶ前と学んだ後とでは全く考え方が変化したことや、自分の知識量も増えていることが最も成長した部分なのではないかと思います。5日間はあっという間でしたが、充実した海外フィールドワークでした。

 ダイヤモンドヘッドでは、みんなと声をかけ合いながら登り、スーパーマーケット、ハワイ大学、アリゾナ記念館、ファーマーズマーケット、ホノルル美術館の研修では、限られた時間の中でたくさんのことを学びました。多くの研修を終えて私は、スーパーマーケットの研修が最も印象に残りました。野菜や果物の価格、食品の品揃えなど日本と比べて種類が豊富で良いスーパーマーケットが沢山あると感じました。しかし、高脂質、高炭水化物のファストフードも多く、野菜や果物と変わらない価格で売られていることがアメリカのスーパーマーケットの現状でした。これらが肥満の原因になっていることも自分の目で見て確かめられました。また、ハワイ大学の研修では、昼食の価格やアレルギー対応などについても学べて良かったと思います。

 自分のためになった海外フィールドワークになり、積極的にコミュニケーションをとることや、質問するなどの自分の目標は達成できたので、その主体性をこれからも発揮し、行動していこうと思います。ここで学んだことを活かし、これからの学びにも繋げていこうと思います。本当に忘れられない思い出になりました。

3年 S・Tさん

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 この度の研修が海外に出る初めての経験であり、コロナ禍での研修だったため、少し不安はありましたが、永遠にこの場にいたいと感じるほど、充実した1週間となりました。今回の研修では沢山の気づきがありました。ハワイの食文化や温暖な気候、自然、街並みが日本とはかなり異なり、特に食に関しては日本の倍の量や大きさに初めは驚きましたが、ハワイ独自の食べ物や料理が非常に美味しく忘れられない味となりました。また、現地の人は温かく、フレンドリーに接してくださり、よりハワイの魅力を感じました。

 1番印象に残った研修は、ハワイ各地のスーパーマーケット巡りです。日本とハワイのスーパーを比較することで、食材の量や成分表の表示の仕方の違いを確認することができ、ハワイのスーパーにはそれぞれの店舗で特色があることに気付きました。ハワイの自社ブランドや日本でも販売してある薬品や食品などを多く見かけ、海外製品だけでなく日本の食材も充実していることに感動しました。当初は慣れない英語に苦戦しましたが、日を追うごとに現地の人と交流することで本場の英語に触れ、最終日では少し英語が上達した気がします。

 研修の個人目標では、内向的な性格を改善するために、ハワイ大学で、グループワークや先生の質問の際に積極的に発言し行動しようと心がけていましたが、英語が思うように話せなかったため、中々発言することができませんでした。今後の課題として、間違いを恐れることなく、思い切って自分の意見を相手に伝えるのが目標です。この研修で得た知識や反省点の改善を今後の学校生活で活かし、少しずつ成長していきたいと思います。

3年 R・Tさん

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 まず、無事に海外フィールドワークを終えることができ良かったと思います。1年次は授業自体が閉講になり、2年次は開講したものの研修が延期になるなど、この研修を迎えるにあたってさまざまな苦労がありました。研修を終えた今となっては、その苦労も思い出のひとつですが、当時は本当に研修に行くことができるかとても不安になったのを覚えています。このように研修の予定が確定しない中での準備だったため、全体的に準備不足だったということが反省点であると考えます。研修前に集まる機会を作り、各自でやりたいことについて共有し、計画を立てる必要があったと思います。また、個人課題についても研修前に明確に決めることができていれば、事前に多くのことを調べてから研修に臨むことができていたのではないかと思います。

 今回は通常よりも短い4日間の研修でした。その分、行きたいところややりたいことを短い期間に詰め込んだため、とても濃密な4日間だったように思います。そして、移動のほとんど全てをバスで行いました。ハワイは右側通行であるため、どちら側のバス停かを探すだけでも大変でした。しかし、地図を見たりバスのアプリを見たりと全員で協力して目的地まで辿り着きました。その分到着した時の達成感も大きかったです。また、英語に関しても大きく成長できたと思います。ハワイに行って劇的に英語が話せるようになったというわけではありませんが、ハワイに行く前よりも英語に触れること、英語を話すことに抵抗がなくなりました。Whole Foods Marketでは自ら店員さんに質問したりもしました。ハワイ大学の学生とのグループワークでも頑張って英語で自分たちの意見を伝えると、向こうも日本語で伝えようとしてくれるなど、こちらが一生懸命伝えようとしたら伝わる、そしてその分だけ返ってくるということが分かり、自信につながりました。

 9月には、後期のオリエンテーションや木曜チャペルで報告会が予定されています。今回の研修で感じたこと、学んだことを後輩にしっかり伝え、1人でも多くの人がこの海外フィールドワークに興味を持ち、参加したいと思ってもらえるような報告会にしたいと考えています。

3年 N・Nさん

土谷先生より

 2022管理栄養海外フィールドワークを無事に終えることが出来ました。今回、ハワイでの研修期間は4日間であり、例年と比べて短い期間でしたが、学生自ら1日の研修内容を計画し、積極的に行動することで、とても濃密な研修内容となりました。学生同士協力しながらひとつひとつ確実に対応し、成長していく姿をみて、引率者としてとても誇らしい気持ちになりました。

本研修の実施にあたり、ご支援・ご協力くださいました、すべての皆様に心より感謝申し上げます。

活動報告

1:ハワイでの海外フィールドワークを再開!
2:ハワイでの研修報告!

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