人間生活学部 管理栄養学科 ニュース

海外フィールドワークアーカイブ

海外フィールドワーク

 2年間延期となっていた、ハワイでの海外フィールドワークがスタートしました。この日を待ち望み、準備を続けてきた管理栄養学科4年生1名と3年生3名が参加しています。

 この研修は、管理栄養士・栄養士をめざす学生達が、ハワイの素晴らしい自然にふれながら、様々な研修や人々との関わりを通じて、ハワイの歴史や社会環境、健康問題、食文化、食習慣などを学び、幅広い視野で物事を考えられるようになることをめざしています。

 こちらは、ダイヤモンドヘッドに登頂したときの様子です。お天気にも恵まれ、素晴らしい景色ですね。ワイキキビーチからのサンセットにも癒されます。

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 学生たちは、パールハーバーで戦争の歴史を学んだり、Whole Foods Market などのスーパーマーケットを複数訪問して現地の食について調べるなど、日々研修に取り組んでいます。

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参加した学生の感想

 2年ぶりの海外フィールドワークが始まり、コロナ禍の影響もありましたが無事に出発することが出来ました。1日目は初めての長時間フライトで楽しみと不安が入り交じりながらも、機内食やアナウンスでハワイの雰囲気を感じることが出来ました。現地に到着して気候や街並みなど日本と異なる文化に驚きつつも、積極的に英語でコミュニケーションを行おうと心がけました。道のりが長かったダイヤモンドヘッドの頂上では、ハワイの広大な自然を実際に見て忘れられない思い出になりました。約1週間有意義な研修となるように、一生懸命頑張ります。

4年 R.Kさん

 2日目は、午前中にWhole Foods Market、午後にパールハーバーとドラッグストアに行き研修を行いました。Whole Foods Marketでは、オーガニックや遺伝子組み換え、ビーガンの表示が目立つようにされていたことに日本との違いを感じました。また、各自の研究テーマのために、店員さんに積極的に質問を行いました。パールハーバーでの研修前と研修後では太平洋戦争に対する認識が変化し、背景を知ることで、平和への想いがより一層深まりました。ドラッグストアでは、店舗の規模や一人ひとりの嗜好、選択に合わせた豊富な品揃えに驚きました。明日は、ハワイ大学での研修があるため、現地の管理栄養士の先生に英語で積極的に質問し、より多くの知識を吸収したいと思います。

3年 N.Nさん

残りの研修もがんばって下さいね!

管理栄養学科 市川、妻木


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海外フィールドワーク

ハワイでの10日間にわたる、2019年度管理栄養海外フィールドワークが、無事に終了しました。

2月26日の朝ホテルを出発し、ホノルル空港から成田空港経由で終着地の広島駅に到着した時には、日付がかわって2月27日の夜8時半。長旅の疲れもあったと思いますが、体調を崩すこともなく、どの学生も充実した笑顔で戻ってきました。

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引率教員 妻木先生より

今年は2年生4名、1年生2名の6名のメンバーが参加しました。この数年の中では人数が少なかったのですが、6人の結束が強く、先輩と後輩がお互い気にかけながら研修を進めていたように思います。ハワイ大学、高齢者施設、中学校、スーパーマーケットなどでの研修のほか、ビーチ、プールなど「よく学び、よく遊べ」という言葉が合うような、研修でした。

研修には、病院での栄養管理や管理栄養士の役割、食品表示、離乳食、グルテンフリー食、フードロスなど、各自がテーマを持って臨みました。2年生は、ハードな授業スケジュールの中でも時間を作っては研修に向けての準備をしていました。1年生は、まだまだ知識が十分でない中でも、自分で興味があることを調べたり、研修中にも積極的に質問したりと、必死でついていこうとする姿勢が見られました。ハリス教会での七夕劇や賛美歌の披露では、何度も集まって練習をしており、本番では皆さんに喜んでいただくことができました。

今回の研修では多くの知識としての学びがありましたが、何よりもハワイの方々(ハリス教会の方、研修先の先生方、コーディネートの方、広島女学院同窓会の方)の優しさにたくさん触れ、得難い経験をすることができました。また、学生が皆さんの優しさを素直に受け入れ、感謝の気持ちを持つことができたことも嬉しかったです。私はこの6名を誇りに思います。この気持ちを大切に、同じように人に優しくする心を持ち、ますます成長することを楽しみにしています。

最後になりましたが、本フィールドワークを支えて下さった広島女学院大学の教職員の皆様、研修を受け入れて下さった皆様、英語のご指導を下さいましたWilson先生、Hougham先生、担当教員の市川先生、土谷先生、そして誰よりもお嬢様の無事を祈り、快くフィールドワークに送り出して下さった保護者の皆様に深く感謝申し上げます。

引率教員 妻木 陽子

本フィールドワークを振り返って、学生たちが感想を寄せてくれました。この研修が学生たちにとってどれほど有意義で人々の温かさに満ちたものであったか、皆さまと共有させて頂きたいと思います。この研修をきっかけに、今後さらに学生たちが活躍してくれることを願っています。

2019管理栄養海外FW-感想文.pdf

管理栄養学科:市川、土谷

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広島女学院同窓会との茶話会と美術館見学

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8日目 2月25日

海外フィールドワーク8日目は、広島女学院同窓会ハワイ支部の藤本会長がガイドを務められておられるホノルル美術館に行きました。モネの睡蓮やゴッホの麦畑など有名な作品が多数あり、中庭も素敵でした。藤本さんの解説がとても分かりやすく、作品の意味や背景を知ることができました。写真も撮れるので、学生達は喜んでいました。

同窓会 美術館.jpeg

美術館の見学のあと、ハワイ支部の皆様と一緒にランチを頂きました。研修の話をしたり、ハワイでの生活について教えていただきました。

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研修も本日で終了です。明日は朝にホノルルを出発して、日本に帰ります。

研修最後ということで、チーズケーキファクトリーという人気のレストランで晩餐会を行いました。

最後の晩餐 チーズケーキファクトリー.jpg

引率教員:妻木

参加学生の感想


 今日は研修最終日でした。ホノルル美術館に行き、広島女学院の同窓生の藤本さんに美術館の案内をしていただきました。美術品も、葛飾北斎やモネやゴッホなど私たちも知っている画家の作品もたくさん展示してあり、間近に作品を見ることができ、とても貴重な体験をすることができました。

 その後、同窓生の方々と美術館のカフェでお昼ご飯をご一緒させていただきました。私たちが研究課題としていることや、ハワイでの生活などのお話を聞くことができました。夫婦共働きの人が多かったり、自分のキャリアを守るため離乳食は買う人が多いということを教えていただきました。また、病院食について質問させて頂くと、日本の病院食は味が薄いという人が多い一方で、ハワイの病院食は味がしっかりとついており、普通においしいと言うお話も聞くことができて良かったです。

 この研修で、自分が興味があることをハワイと日本の比較を通して学ぶことができました。日本にいたら当たり前のことがなかったり、日本にないことなどハワイにいることでわかったことがたくさんありました。研修以外にも海やショッピングなどハワイを楽しむことができたので、とても充実した日々を過ごすことができました。

管理栄養学科 2年 山崎さん、曽田さん


同窓生の皆様との交流は今回で4回目となりますが、ホノルル美術館の見学は今回が初となります。ただ作品を見学するのではなく、作家や作品の背景を説明していただくことで理解が深まり、貴重な時間を過ごすことができましたね。

同窓生の皆様のハワイでの経験談やご助言をいただいたことで、女学院生としての誇りや絆を感じることができたと思います。これからは皆さんが、広島女学院のつながりを大切にし、後輩にバトンを繋いでいってください。

本日ですべての研修が終わりましたね。今回の研修を通して一人ひとりが成長できたと思います。無事に帰国されることをお祈りしています。

管理栄養学科:市川、土谷

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終了報告

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7日目 スーパーマーケット、カイムキ中学校での研修

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