人間生活学部 児童教育学科 ニュース

子育て支援広場

1011日(水)、第1回「子育て支援広場」を開催し、510名の親子にご参加いただきました。

今回は初回ということで、おままごとや積み木、トンネル、滑り台、線路など、さまざまなおもちゃで遊びのコーナーを設置しました。
はじめは緊張したのか、様子を伺っている子どもが多かったですが、遊んでいくうちに緊張もほぐれ、いろいろなおもちゃに興味を持ち、学生たちと一緒に笑顔でたくさん遊んでくれました。

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活動の最後には、秋を感じる「やきいもグーチーパー」の手遊びと、絵本「ねずみのいもほり」の読み聞かせを楽しみました。

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 子育て支援広場終了後には、学生たちでミーティングを行い、よかったところや改善点を話し合いました。今回の開催からの学びを活かし、次回からの広場をより良いものにできるように、これからも話し合いながら準備を進めていきたいと思います。

 次回の開催は、11月8日です。次回は、学生が楽しいコーナー遊びを考えておりますので、ぜひご参加ください。(申込の詳細はこちら

 今回参加していただいた皆さま、ありがとうございました。

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10 月 14 日(土)の 13:00~15:00 に「子どもとつくる科学遊び研究会」の学生が中心となって「第6回 ものづくりチャレンジラボ!~科学の不思議を楽しみ、失敗から学ぶ~」(公益財団法人 マツダ財団市民活動支援事業)を開催しました。
参加してくれた小学生の 子ども6名(男子1名・女子5名)と本学の学生7名が一緒に「どんぐりやじろべえ」を中心としたものづくりをしました。

まずは、学生と子どもが一緒に大学に落ちているどんぐりを探しに出かけました。子どもは「100 個探す!」「友達と二人で 150 個集める!」とやる気をもって出かけていきました。校内を歩きながら道端に落ちているどんぐりを、子どもたちは夢中になって拾っていました。
そして、最後にゲーンス幼稚園に通じる森の中でどんぐりを拾いました。そこには、クヌギの丸い大きなどんぐりがたくさん落ちていました。子どもも学生もたくさんのどんぐりを拾うことができました。

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その後、部屋に戻り「どんぐりやじろべえ」の製作にとりかかりました。
まずは、どんぐりの底にきりで穴を開けます。どんぐりが動かないように固定するスポンジにどんぐりを挟んで、学生と一緒に穴を開けていきます。初めてきりを使う子どももいましたが、学生の協力もあってみんな上手に穴を開けていました。
その後「木の実穴あけ器」を使って、どんぐりに大きな穴を開けました。学生は、どんぐりが動かないようにどんぐりをしっかりと持って子どもがハンドルを回します。どんぐりに穴が開いていく様子を子どもは楽しんでいま した。

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穴を開けた後は、竹串を差し込んでバランスがとれるかどうか確認します。そして、確認した後、グルーガンでどんぐりと竹串を接着しました。竹串の先にどんぐりをつけるだけでなく、竹串の途中に松ぼっくりを接着してバランスをとったり、一方のどんぐりの穴を貫通させて竹串を移動させながらバランスをとることができる「どんぐりやじろべえ」を作ったりするなど工夫した作品も見られました。

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全員の子どもが「どんぐりやじろべえ」を作ることができました。中には、どんぐりごまを作った子どももいました。この「どんぐりやじろべえ」の活動は、6年生理科の「てこの規則性」の学習に生かすことができます。6年生になって、この「どんぐりやじろべえ」を少しでも思い出してくれたらいいなと思います。

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次回、第7回の「ものづくりチャレンジラボ!」は、11 月4日(土)に行います。そこでは「トトロどんぐりやじろべえ」や「どんぐりハリネズミ」、「浮かぶビー玉オブジェ」を作ることを予定しています。

活動の最後に子どもと学生の書いた振り返りを紹介します。

子どもの振り返り

やじろべえの作り方を知ることができてうれしかったし、お姉さんたちとたくさんお話することができて楽しかったです。やじろべえを作るとき穴を開けすぎると竹ぐしがうまくささらないので穴は小さめにしました。早く次のものづくりチャレンジラボがしたいです。トトロをかくことが楽しみです。

どんぐりを拾うことが楽しかったです。あと、お姉さんたちがやさしくわかりやすく教えてくれてうれしかったです。やじろべえを作るとき、きりを使ったことはなかったけど、今日はじめて使ったのに上手にできて、せいこうしてうれしかったです。

学生の振り返り

今日の活動で、小学生の子ども達と一緒に活動することの楽しさや子ども達が発見する視点について学ぶことができました。また、やじろべえを製作する際に子ども同士で作品を見せ合って共有したり、真剣な表情で製作したりしている姿を見て、子ども達がどのようなことを楽しく感じるのか、どのようなことに熱中するのかについても学ぶことができました。

どんぐりのやじろべえを製作する際に「どんぐりが貫通してしまって失敗してしまった」と子どもと一緒に不安になりました。しかし、どんぐりを動かすことによって「てこの規則性」について遊びを通して学ぶことができるようになって良かったなと思いました。竹串の長さを変えるだけでなく、どんぐりを貫通させて移動式にすることも、一つの工夫だなと感じました。

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10月4日(水)、福島県立福島高校から4名の高校生が、研修旅行中に本学を訪問されました。
現在高校2年生で「幼児教育と人格形成」をテーマにした課題研究に取り組んでいるそうです。
児童教育学科の教員(山下京子教授)が、幼児期の人格発達における環境や教育の重要性について講義をしました。
その後、児童教育学科3年生が、朗読劇や被服支廠ワークショップへの参加体験をもとに、幼児期の平和学習の大切さについてお話をしました。
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本学3年生(手前)の話を聞いて学ぶ高校生
約2時間の会合でしたが、高校生からたくさん質問も出て、充実した時間を共有することができました。
4名の生徒さん達はこれから滋賀県に向かい、継続して課題研究に取り組まれるそうです。
今後の研究成果に期待しています。
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福島県立福島高校の高校生のみなさん (引き続き、課題研究を頑張ってください!!)
※被服支廠(ひふくししょう)軍服・軍靴などを製造・修理・保管・供給する陸軍省の施設である。
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