サロン・ド・ミナト
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対談インタビュー 第1節 遠藤惠子さん
対談インタビュー 第2節 折本鞠香さん
学長から、あなたへ ミナト語録

人生経験豊かな湊学長が、学生の悩みに本音で答えます。

第1節 完璧をめざさなくていい。精一杯やることが大切。管理栄養学科2年生 遠藤惠子さん(広島市立安佐北高校出身)
教員と管理栄養士、両方の資格取得をめざしています。日々の勉強が大変なこともあって、なかなか自信が持てません。周りからはよく「完璧主義だ」といわれますが、自分のことがわからなくて、不安がいろいろあります。 遠藤惠子さん
いつでも自分の今できることを精一杯やる、それで十分。100%完璧にできる人はいません。6割できたら自分をほめるくらいの余裕を持つ。私は完璧主義じゃありませんよ。 湊学長

資格を取るための勉強が膨大で、どこから手をつけていいのかわからなくなっています。時間ばかりが過ぎてしまって、テストが思ったほどできないとか、落ち込んでしまいます。

遠藤惠子さん
湊学長

人は完璧をめざすと必ず行き詰まります。もしあなたが暗いトンネルの中にいるのであれば、しゃがみこまないで手探りでもいいから一歩でも進んでみる。例え半歩後退しても半歩は出口に向かって進んでいるの。しゃがんでる人と半歩進んでいる人、どちらが勝ちかしらね。

先生は何を基準にされているのですか?私は自分が設定している基準が高いのか低いのかもわからないので、不安になっているのかもしれません。

遠藤惠子さん
湊学長

不安なの?もったいないわよ!基準は決めなくていいの。とにかくいつでも自分のできる限りを精一杯やる、それで十分。すべてをやろうと思わないでゆったりした気持ちでいると必ず成功します。また、不安であることや自信が持てないこと、それ自体を考えることが素晴らしいの。ぼんやりしてる人はそんなこと思わないわよ。

遠藤惠子さん

以前、先生は「積み重ねが大事」とおっしゃっていました。今の私が何を積み重ねているのか、確証のようなものが欲しいと思っているのですが。

遠藤惠子さん
湊学長

確証は一生かかっても持てないかも(笑)。私は今の年齢になっても100点満点って思ったことない。その理由は人生は絶対思い通りにはならないから。自分の思うように地図を描いて人生を歩む、と思っている人もいるかもしれないけど、それは間違い。私の人生も、早くに夫は亡くなってしまうし、「子どもは持てない」と言われたのに3人も生まれちゃうし(笑)。人生とは、と聞かれたら、立ちどまり振り返ってみた時にはじめて「私の人生地図はこういう地図だった!」とわかるものだと思いますよ。遠藤さんは将来どんな仕事に就きたいの?

栄養教諭です。肩書きにこだわるのではなく、自分のやりたいことができる自立した女性になりたいと思っています。

遠藤惠子さん
湊学長

教員になりたいのであれば、つねに鏡で自分がどんな笑顔をしているか観察し、言葉をはっきり話す練習をしてみましょう。私は家中に鏡を置いています。腹が立ったとき、落ち込んでいるときでもつねに鏡を見て笑顔をつくります。子どもたちは先生の顔と言葉を聞いています。説得力のある顔と話ができるよう研究と努力が大切よ。

遠藤惠子さん
第2節 周りの意見にとらわれず、自分の信念や行動を貫く。 国際教養学科2年生 折本鞠香さん(広島女学院高校出身)
私はGSEコースで教員免許取得をめざしています。また、半年間の海外留学も控えています。挑戦する大変さや未体験のことに対して不安がある私に、アドバイスをください。 折本鞠香さん
なんでもやろうと思えばできるの。前例がないことであれば、自分が前例になればいい。手に入れたいものがあるのなら、考え過ぎず、とにかく前へ進むこと。 湊学長

私はもうすぐ交換留学生として半年間、アメリカへ留学します。研修としてベトナムに2週間行ったことはありますが、今回は半年間、しかも単位を取る必要もあるので不安です。先生は戦後すぐに、フルブライト留学生として留学をされましたが、その時のことをお聞きしたいです。

折本鞠香さん
湊学長

そうね、戦後すぐ敵国だったアメリカに渡ったので、今のあなたの心境と私ではずいぶん違うと思うけど、驚いたのは食事の量と精神構造のちがいね(笑)。向こうの人はYes or No、二者択一。日本はじゃんけんで「あいこ」があるけれど、アメリカはトス・ザ・コイン、裏表で決めるでしょ。はっきりしている。その習慣を学んできてください。一方で心がとてもオープンだからつきあいやすいわ、楽しんでいらっしゃい!

私もはっきりと自分の思いを決めきれないことがよくあります。グループ演習のときに自分が前へ出すぎてないかとか、他の人にまかせて申し訳ないとか、つい考えてしまいます。

折本鞠香さん
湊学長

私がアメリカ留学をしていちばん変わったと思うのは、自分の意見がしっかりと言える強さを持てるようになったこと。アメリカから戻って、28歳から子どもを抱えて働いているけれど、ある時PTAの人に「お子さんを置いて働いているとお子さんをダメにしますわよ」と言われたのね。私はそのとき、「ご忠告ありがとうございます」とニコニコしながら、心の中では「どうぞ見ててください!」と叫んでいました(笑)。アメリカの女性たちは当時からイキイキと働いていたし、ここで私が挫けたら日本の将来はない!って思っていましたよ。

折本鞠香さん

私も先生のように、怖がることなく自分の芯を一本通せるようになりたいです。

折本鞠香さん
湊学長

私はね、「こう思う」と意見をいった上で、じゃんけんの「あいこ」も大切にしているの。コイントスの裏表で決めて対立が生まれた時に、妥協するのではなく、もう一つの道を示す余裕を与えることができるのが「あいこ」。それは日本人の大切な役割ね。

GSEコースで海外留学をして、教員免許も取ろうと思っています。聞くところによると、このような前例がないそうなんですけど、私ができるかどうか…。

折本鞠香さん
湊学長

それならあなたが前例になればいいじゃない!できるかどうかなんて考えてたら前へ進めないわ。私も東京女子大の1年生の時、タイピスト1級の資格を取りたかったんだけど、当時は1年生で取る人はいなくて一人で夜遅くまで練習をしましたよ。
人には平等に24時間が与えられていて、それをどう使うかで人生は決まります。他の人のことは気にしないで、折本さんのやりたいことをやりなさい!

折本鞠香さん

「サロン・ド・ミナト」ってどんなところ?

学長室はいつもオープン! 学生が訪れて普段の学生生活や将来への不安など
悩みを湊学長に直接相談することができます。
女性として、人間として、多くの喜びや苦難を経た湊学長の言葉は、
学生たちの心の支えと癒しになっています。

湊 晶子学長から、あなたへ

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