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Study Abroad 私の留学体験談

Ngo Ngoc ゴック Khanh カイン 日本文化学科(4年) THPT Liên Hà(ベトナム)出身 ※学年は取材時のものです

サポートに感謝し、チャレンジする勇気を持つ

留学を決めたきっかけは?
A.日本の文化や日本語の勉強をしたいと思っていたとき、縁あって広島女学院大学で学んでいる先輩と出会いました。女子大学で友だちができやすく、特に留学生を支援する制度が充実していると聞き、志望しました。
日本に来てからは、毎日の通学でも通いやすいアクセスの良さや、自然と設備が整ったきれいなキャンパスに感動。特に、専門書から雑誌、漫画など、幅広い分野で本を揃えている大学の図書館には、とても興味を持ちました。自習室やグループ演習室の設置など、勉強に集中できる環境もとても魅力的です。
留学中に良かったこと、苦戦したことは?
A.日本の文学を古典から現代まで学習する授業が多く、勉強になりました。そのおかげで、日本文学について全く知識のなかった私でも、徐々に文学に熱中することができました。授業で使われた作品の母国語訳があるときは、家族や友人にも紹介し、喜ばれることもたくさんありました。
私が好きだったのは日本語教授法という、日本語を教える方法を学ぶ授業です。分かりやすく日本語を教えられるようになれるだけでなく、実際に日本語学校で教える立場を経験する体験もでき、人前で発表する自信を身につけることもできました。
留学をはじめ、日々の成長や変化について実感したことは?
A.以前は勇気がなくてできなかったことにチャレンジしようと思えるようになりました。日本語学校で日本語を教える実習を行ったことをはじめ、苦手だった英語のスピーチコンテストに参加するなど、それまでと違う自分に出会えました。どれも、丁寧な教え方と優しいサポートのおかげで楽しく学べたからだと思います。
卒業に向けての目標を聞かせください。
A.留学生を支える広島女学院大学の充実した制度や、多くの人の親切に助けられました。卒業まで残り1年ですが、その時間を無駄にすることなく、卒業論文の執筆や就職活動の準備に励みたいと思っています。
卒業後は、日本に住んでいる留学生や外国人をサポートできる仕事に就き、私も多くの人の、夢の後押しに貢献できたらと思っています。

在校生へのメッセージ

広島女学院大学で印象に残っているのは、日本人学生も留学生も、皆が勉学に熱心なことです。授業でグループワークを行う際も、留学生に対し親切に手伝う学生が多かったことには感動しました。外国人留学生のチューターもすごく役立ち、困ることはありませんでした。ここで養った姿勢は、どんな場所でも発揮することができるスキルでもあり、皆さんに感謝しています。