健康管理室

 
 


 
 

 現代はストレスの多い時代です。学生のみなさんは、毎日の通学、それに授業や勉強、また友人関係、家庭生活、音や光、街の賑わい等、多くのストレス源に取り巻かれています。
 そのストレスによってすぐにでも心の健康を崩しやすい状態です。そればかりではなく、精神発達の面では、思春期を終えて青年期の真っ只中。青年期は自分らしさを形成し、個を確立していく時期です。そのプロセスの中でいろいろなことがあり、精神的に不安定になったり身体に症状が出たりしやすくなります。 
 しかしながら、青年期の精神的動揺は心の健康を乱すだけではありません。むしろこの時期の心の問題に誠実に真面目に取り組むことによって、自分を大きく成長させるエネルギーを得ることができるのです。 
 大学時代に、特に心身の健康に注目し、情緒的な豊かさと知的な判断力とを内面に蓄えて、広い社会に巣立っていってほしいと願っています。

 
  
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自分でわかる心の不健康の状態について
(1)理由もなくイライラする。
(2)最近、怒りっぽくなった。
(3)いつも疲れた気持ちである。何もする気がしない。
(4)人に会うのが怖く、人間関係を避けるようになった。
(5)先のとんがっている物が、やたらと気になり怖い。
(6)つまらない考えが浮かんできて、それにとらわれてしまう。
(7)何回も手を洗わないと気が済まない。
(8)下痢。便秘。お腹が鳴る。トイレが近い。脱毛など身体症状が多い。
(9)取越苦労ばかりしてしまう。
(10)気が滅入る。悲観的になってしまう。死にたいと思うことが多い。
(11)自分が消えてしまいそう。自分が壊れてしまいそう。
(12)人をまったく信用できなくなった。
(13)最近、忘れ物や落とし物が多い。
(14)眠れない。寝つかれない。すぐ目が醒める。
(15)食欲不振。ほとんど食べられない。過食など摂食のバランスが崩れた。
   
人は個として、

家族や学校のメンバーとして、

また社会の一員として生きています。

他の人の心の健康にも気を配って

良き理解者、良き援助者と

なりましょう。
他の人の心の不健康のサイン
(1)最近、なんとなく元気がなく疲れているような感じがする。
(2)話しかけてもすぐに返事が返ってこなく、反応が鈍くなっている。
(3)口数が少なくなった。
(4)とてもイライラしている。怒りっぽい。感情的になりやすい。落ち着きがない。
(5)ちょっとした約束も守れなくなっている。
(6)いやに気前良くなり、お金の使い方が荒くなった。
(7)笑顔が少なくなった。笑い声がなくなった。
(8)身だしなみがだらしなくなった。
(9)虚ろな目をしている。ぼんやりしていることが多い。
(10)何かにこだわって同じことばかり言っている。
(11)あまり食べなくなった。あるいは、やたら食べている。
(12)からだの調子が悪いという訴えが多い。

 
  
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無意識的な心のはたらきと
 
意識的に心をはたらかせる方法の
 
2通りがあります。

1.不安に対する無意識的な心のはたらき(防衛機制)
 
(1)抑圧
 
 
不安とその原因になっている記憶、観念、感情などを無意識内に押し込めてしまうこと。その結果これらを忘れるが、抑圧された内容はなくなってしまうわけではなく、夢などになって現れてくる。
(2)否認 不安な現実に目をつぶり、それがないもののように振る舞うこと。
(3)合理化 屁理屈による正当化によって不安を自覚せずにすまそうとすること。
(4)置き換え 欲求の対象や充足方法を安全なものに置き換えて不安を防衛する。
(5)うち消し 不安を打ち消すためにそれと反対の行為をくり返すこと。
 
(6)知性化
 
 
感情を切り離し、観念的活動に置き換えることによって不安を防衛する。
 
(7)投影
 
 
 
自分の心のなかにある都合のわるい欲求や感情を他人のなかに見いだし、それをもとに他人を責めることによって自分の不安を軽減しようとするもの。
 
(8)退行
 
 
発達的に低い段階の精神状態に逆戻りすることによって、現実の不安から逃避する。つまり子供に返って不安を忘れること。
 
(9)反動形成
 
 
 
抑圧した内容と逆の傾向を強調し、防衛を強化しようとする。たとえば、敵意(それを意識することによる不安)の抑圧を強化するために過度の従順さを示すなど。
 
(10)分離
 
 
不安を伴う主題から感情を切り離してあつかい、不安を回避すること。

 
 
  2.心の健康を保つための意識的な対処方法

  〜からだを鍛えるように、心を鍛えよう。
   
  そして心のバランスをとろう。

 
(1)睡眠、食事を規則的にする。
(2)休養と運動をバランスよく組み合わせて実行。緊張の後にはリラックスを。
(3)1日の終わりに静かに自分の心を見つめる。日記をつけるのもよい。
(4)うちとけて話し合える友人関係をつくろう。
(5)小さな目標からスタートして、大きな自信へと。
(6)物事に積極的に取り組む姿勢をもとう。
(7)日頃から、趣味や没頭できることを見つけておこう。
(8)小さいものでもいい、自分で創りだそう。
(9)美しいものにふれよう。
(10)悩みや不満はうやむやにしないで、解決する方向に動きだそう。
 
(11)援助を求めよう。
   ・友人、家族、大学の教職員、その他の人に話してみよう。
   ・相談機関(大学のカウンセリング・ルーム、病院やクリニック、
    公的機関など)のドアをノックしてみよう。
    相談機関を紹介してほしいときは、健康管理室に申し出よう。

  

  
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