2004年度1月(2005年)

♪1がつ いっぱい ゆきよふれ!(♪ カレンダーマーチ より)

暖冬のため、なかなか雪に

出会うことができなかった子どもたち。

ここ数年、たいてい1月中には

雪のため休園になる日がありましたが、

今年はお休みがなく1月を乗り切りました。

でも、雪が降らないと淋しい気もします。

園庭が、少しだけうっすらと白くなった1月21日(金)、

子ども達は待ってましたとばかりに外に飛び出して、

貴重な雪をかき集めて雪合戦したり、

中には、雪だるまを作るお友達もいました。

どこにいったいそんな雪があったの?

積雪1ミリくらいなのに?

 

中には地面の上の雪がなくなると

屋根の上の雪にまで目をつけ、

「せんせーい!やねにのぼってくれー!!」

「雪がたりん(足りない)から やね の ゆきを とってくれー!」

と嘆願してくる子もいました。

雪の日の屋根は 滑りやすくて危険です。

先生が丁寧におことわりをしたら、

今度は自分たちで 遊具の屋根の雪を集めていました。

その素晴らしい執念、熱意に脱帽です。

でも、ケガはしないでね。

 

 

雪遊びはできなくても、暖冬のおかげで

広い広い大学グラウンドで

思いっきり凧揚げを楽しみました。

子ども達が自分達の手で作った凧。

ゲーンス幼稚園に古くから伝わる

障子紙で作る凧です。

 

日本の古きよき伝統、凧つくりの材料は

やはり日本の紙、和紙で作るのが一番です。

最近、障子があるお家が少なくなってきたのではないでしょうか。

 

習字、書道もお稽古の定番でしたが、

最近はスイミングやダンス教室などが主流となり、

和紙と触れ合う機会が少なくなってきていると思います。

和紙、障子紙で作る凧は、丈夫で、

破れても簡単に修理ができます。

使い捨て、壊れたら捨てる習慣が

ついてしまった現代っ子に

是非とも 何度も何度も理修して

遊んで欲しいと願っています。

ほら、よく飛んでいるでしょう。

また、この凧の作り方を

お知らせする機会をつくりたいと思います。

簡単なんですよ。

おたのしみに!

 

とても暖かかったので、

凧揚げだけじゃあもったいないと思い、

大学グラウンドに野球やサッカー、

縄跳びなどの遊び道具ももっていきました。

日頃、少し狭い 森の幼稚園で

周囲に気を遣いつつ遊んでいるので、

この広いグラウンドに来て、

思いっきり体を動かし、バットを振り、

サッカーボールを蹴飛ばすことができて、

とても満足そうでしたよ。

いつもはかっ飛ばすと、

屋根の上にあがってしまうか、

ぼうけんのもりに飛んでいって

なくなってしまうボールも

ここでは 確実に拾いに行けるので、

守備の選手はボールを追いかけ、

打った選手はホームランにはならないので、

必死に次の塁を目指して走っていました。

 

 

グラウンド倉庫に置いてある自転車にも

交代で乗りました。

坂の地域に住んでいる子ども達が多いので、

近所で自転車に乗れる場所がない子もいるようです。

大学グラウンドの倉庫には コマなし自転車ばかりが

5、6台あるのですがですが、

パンクしていたり、壊れているものがほとんどで、

この日乗ることができたのは

2台だけでした。

もしお家に 処分に困っている自転車があれば、

いつでもお届けください。

コマあり、コマなしどちらでも

喜んで引き取ります。

ご連絡を!!

 

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