2003年12月

12がつ…ゲーンス幼稚園は

アドベントの日々を子ども達と

心静にすごします。

12月1日には女学院

クリスマスツリーの点灯式で

キャロリングをしました。

アドベントカレンダーをめくり、

クランツに一つ一つ灯がともると、

幼稚園のクリスマス礼拝の日が

近づいてきます。

子ども達はおうちの人へ内緒で

クリスマスの贈り物を考え、作り

賛美歌を歌い、聖書のお話を聞きながら

その日が来るのを楽しみに待ちます。

年長の子ども達はクリスマス礼拝で

イエス様のお生まれになった出来事を

小さい組の子ども達やおうちの人たちに

お知らせするために

聖劇(ページェント)の準備をはじめます。

たくさんの讃美歌を覚え、

物語を心にとめて

子ども達の言葉と子ども達の演技で

聖劇の準備は進みます。

途中、配役などで子ども達の思いと思いが

衝突してしまうこともありますが、

祈りの中で お互いの気持ちを確認しあい、

話し合いの中で解決していきます。

こうして、心を一つにしながら

やがて、衣装をまとい、

それぞれの役になりきり、

イエス様のお生まれになるまでの

出来事を心をこめて

演じていきます。

心の美しい乙女マリアのもとへ

ある日天使が現れました。

まだ結婚をしていないマリアに

男の赤ちゃんが生まれる、

その子は神様の子どもだと告げるのです。

とまどうものの、神様の御言葉通りに

なりますようにとマリアは祈ります。

マリアと結婚の約束をしていたヨセフのもとへも

天使がやって来て、マリアのお腹の中に

神様の子どもがいること、そして

その子どもをイエスと名付けなさいと

告げます。

ヨセフはとてもまじめな青年で

驚き、ためらいますが、

神様の御言葉に従います。

 そのころ、ローマ皇帝アウグストから人口調査をせよとの命令が出されました。ヨセフさんはすでに身重になっていたマリアさんを連れて自分の祖の町、ベツレヘムへ旅に出ました。

 やっとベツレヘムにつくと、町中が旅人でいっぱいで、どの宿屋も満員です。困っていたヨセフさん、マリアさんにある宿屋の主人が『うちも満員だけど、馬小屋だったら空いている。夜露くらいはしのげるだろう。きれいに掃除してあげるから、どうぞ…』と声をかけてくれました。二人はその夜、そこに泊まることにしました。

 そして、その夜赤ちゃんが生まれました。

つづく…

 

 

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