1月のようちえん

あけましておめでとうございます。

 今年もよろしくお願いいたします。毎年12月23日に行っている同園会のクリスマス。今年度は小学1年生から6年までの子ども達117名が出席してくれました。(年齢制限はないのですが…)自分の背が先生よりも高くなったと自慢そうに隣にきて並ぶ子ども達。驚くほどの成長ぶり。しかし、遊ぶ姿はむかしと一緒?大きな身体で小さな遊具に興じる姿に心がなごみます。

 先生達が演ずるクリスマスページェントに真剣なまなざしをおくってくれた子ども達。いつまでも心の片隅にゲーンス幼稚園を置いておいてほしいと願った年末でした。

1月7日 始園日

園庭に残っていた雪で遊ぶ子ども達。

1月の予定

 

 7日(火) 始園日(11時降園)
10日(金) お弁当開始
13日(月) 成人の日
16日(木) 身体測定
17日(金) 学校ごっこ(年長組) 31日まで
21日(火) お誕生日会 おもちつき
23日(木) 劇団 風の子 公演
24日(金) 新入園児オリエンテーション
26日(日) すこやかな育ちを考える会
27日(月) クラス懇談会 開始 2月4日まで

 

ひこうきぐも

年少

 

手作り凧 天まであーがれ!!

 小さなこま、大きなこま、ひょうたんの形のこま、途中でひっくり返る不思議なこま、紐で回すこまなどを部屋に置いていると、朝来るなり手にしてこま回しに挑戦する子ども達。最初はすぐに横に転がってしまい、なかなか難しい様子でしたがそれでも「まわった!まわった!」と何度も何度も回し続けます。そのうち、上手に回せるようになると、「せんせい、みてて!」「ほらまわった!」と得意気にやって見せてくれます。お友達と一緒に「せーの!」で回したり、こまとこまがぶつかり合うのを喜んだり、どのこまが一番長く回るか競争したり、こまを囲んで楽しそうな声が響きます。既製のこまで遊んだ後、今度はこま作りができるように丸く切った厚紙とマッチ棒を用意すると、子ども達はクレパスで思い思いの模様を描き始めました。一色で塗っている子、いろんな色で線の模様を描いている子、虹のように少しずついろんな色で塗っている子、ハートやお花の絵を描いている子・・・・

出来上がったこまを回してみると「わーきれい!」「色がかわったね!」「しかくいのが丸くなったねー」と大歓声。模様が変わって見えるのが不思議なようで、何個も作っている子もいました。世界にたった一つしかない自分だけの手作りこま、また宝物が増えたようです。

こままわし えーい 勝負だ!!

 

年中

子どもは風の子!!

 

おもちつき

蒸し器から取り出され、石臼へ運ばれたもち米を見た子どもたち。『なんじゃあ?あれ何?おもちじゃないじゃん!!ただのお米じゃんかー!』『わあ、湯気が出てるね.なんかぶちぶちしてる。あれなんじゃろ?今からどうなるんかね?』

よーいしょ!よーいしょ!  子ども達の掛け声に合わせて大学施設課のおじさんたちがおもちをついてくださいました。1回、1回つくごとにお持ちらしくなってきました。
『すごーい!おもちになった!!お米(もち米のこと)がおもちに変身した!』さーてここからは子ども達の出番です。お手伝いのお母様方につきたてのおもちを小さくちぎってもらってみんなでコロコロコロコロ丸めます。

『何回も何回もこうやってコロコロ丸めた方がいいんよ!』『早くおもち食べたいなあ!お腹が減ってきたよー!!』『みんなで丸めたから絶対おいしいよね。たべるの楽しみっ!!』
その日のお昼ごはんはきな粉もち。『どーしておもちってこんなにおいしいんじゃろ!』口のまわりをきな粉でいっぱいにしながらおいしくいただきました。神様、そしてお手伝いくださったみなさま、ほんとうにありがとう!!

年長

お正月が明けて、コマや羽根つき、カルタやすごろく、剣玉や凧など、“昔なつかし”の おもちゃたちが登場しています。その中でも今とても人気があるのが、百人一首です。と いっても、歌を読んで絵札をとるのではなく、誰でも楽しめる“坊主めくり”です。 “坊主めくり”は各地でいろんなルールがあるようですが、一般的には、絵札を裏返しに 積み重ねておいて順番に一枚ずつめくって、殿様(?)だとそのまま自分の手もとに持って おき、坊主が出ると今まで集めた札も全部 場(中央)に出さなくてならず、姫が出るとも う一度めくることができ、もしくは坊主が出て 場に札がある時には、その札をもらうことができるというものです。

 今回、あるところから仕入れてきた特別ルールを子ども達に紹介しました。上記のルールに、壇ルール弓矢ルールを追加したものです。100枚ある絵札のうち、90枚のお殿様、お 姫様、お坊さんは畳の上に座っていますが、残りの10枚(殿様8枚、お姫様2枚)は、畳 ではなく、色彩豊かなの上に座っています。絵札をめくった時にその壇の札が出てきた らすばやく周りの誰かの手持ちの札をタッチします。周りの子は壇の札がでたら、タッチされないように自分の札を隠します。だから、いつもはひざの上に手を置いておくというルール も必然的にできています。

もう一つのルールは、弓矢を持った殿様が2枚あるのですが、この弓矢の札がめくって出 てきたら、時計回りに全員が持ち札を交換すると言うルールです。この二つのルールを追加 したことで、偶然のいたずらやスリルとスピードがゲームを左右するようになり、子ども達 は熱くなっているようです。

 “坊主めくり”を楽しんだ後、片付けながら『なんでこの人は後ろ向きなんだろう…』、 『この坊主だけ帽子かぶってるよ』、『刀をさしている人もいるね』と細かな所まで観察した り、『きっとこいつは悪者だ。こわい顔してる。』、『何でこの人たちは壇の上に座らせてもら えなかったんかねえ?なんか悪いことしたんかねえ?』などと 遠いいにしえの人々の絵 札に思いを寄せたり、勝手に想像をめぐらせて2倍楽しんでしまうところが また子ども達 の素敵なところでもあります。

 

「イエス様といっしょ」

(朝、部屋の中、椅子が円形に並んでいる。子どもの椅子32、先生の椅子1)

A男がやってくる)(部屋の中には先生とA男)

 A男「せんせい、おはよう。」                         先生「おはよう。」                                          A男「椅子がいっぱいあるね。」                       先生「うん。」                                                A男「○○組の子どもは何人おるか数えてみようか。」                                       先生「うん。数えてみてよ。」                          A男「1,2,3,4‥‥26,27,29,30,31,32,33、34! 先生、34人おるよ。」                                  先生「え?そんなにおらんよ。」                       A男「え?もう一回数えるよ。」(もう一度数え始める。今度は間違わずに33で終わる。)      A「先生入れて33じゃね。」                    先生「うん。子どもが32人で先生がひとり。」                                      

A男「でも、さっきは何で34じゃったんじゃろ?あ、そうか、イエス様をいれて34か。」(そうつぶやいて、A男はサッカーをしに出て行った。)

 

 

 

 

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