7月

プール開き!!

はじめての幼稚園プール

初日は水深15センチほどでした。

 

7月の予定

 2、3日(火、木) 年長組プール教室(指導、入澤雅典先生、広島国際学院大学)  天候によっては変更になる場合もあります。
 5日(金) 参観日と講演会 【参観9:00〜10:00  講演会10:00〜11:30】 講演会 鯨岡 峻先生京都大学大学院人間・環境学 『子どものためってなに?』
 6日(土) ファミリーディ
 9日(火) 子育て健康相談室(9:30〜11:30)
10日(水) お誕生日会(わらびもち)
11日(木) お楽しみ会(母の会、コーラス部、人形劇部の公演)
12日(金) 身体測定 お弁当最終日
13日(土) すこやかな育ちを考える会(教師研修会)
16日(火) たんぽぽ広場A(未就園児の集い)9:30〜11:30
17日(水) たんぽぽ広場B(未就園児の集い)9:30〜11:30
18日(木) 終園日(年中・少)11:00降園
18日(木)〜19日(金) 年長組 おとまりかい 年長組は午後から登園です。

梅雨空をふっとばす!幼稚園のワールドカップ!!

 

 

 

 

ひこうきぐも

 

 「ぼうけんのもりから」(夏号)がでました。隅から隅まで見ていただけたでしょうか?ゲーンス幼稚園の園庭でおこっている、自然界のおすそわけです。子どもさんと一緒に(お父さんや兄弟姉妹の方にも)楽しんでいただければ幸いです。       

 

 現幼稚園の場所は、自然環境に恵まれたところといえば、そうなのですが、数年かけて、子ども達の目に、身体に、心に触れるものをと工夫し努力しながら現在にいたっています。環境はその中にいるだけでも人を育てますが、気づくチャンスがあり、興味、関心を持ち、@見るものは見 A触れるものはさわり B食べられるものは食べ C遊べるものは遊び、と実体験を通して感じる子どもになってほしいと願っています。

 今日、色々な知識は与えられることが多く、求めればいくらでもレベルの高いものが得られます。しかし、それよりも、その年齢でしかできない発見の仕方、感じ方を大事にしたい。そして、まわりの大人も子どもの発見を一緒に味わってみることにより、私達大人も新たな喜びを共にすることが多くあります。 「センス・オブ・ワンダー」(新潮社¥1400)の中で、著者のレイチエル・カーソンは、“生まれつきそなわっている子どもの『センス・オブ・ワンダー』をいつも新鮮に保ちつづけるためには、私達が住んでいる世界の喜び、感激、神秘などを子どもと一緒に再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、少なくとも一人そばにいる必要があります。”と、いっています。  やがて、夏休みを迎えます。夏の海、川、山・・・・と、自然との出会いも多くあることでしょう。 生きていることの喜び、生かされていることの実感が伝わりますように。

 

年少

年中

 

年長

 梅雨の合間の6月27日、子ども達の待ちに待ったプール開きを迎えました。梅雨に 入る前から年長児たちはプール掃除をしてくれて、今日か明日かと待ちわびた日々。掃除をしたとおもったら、翌日から本格的な梅雨に突入し、しばらくは雨に打たれるプールを横目にためいき。『ねえ、せんせい。いつになったらプールには入れるの?』『また今日もプールなし?』『あーあ、今日もだめかあ・・・』ですから、27日の朝の、プールに入れると知った時の子ども達の喜びようは、紙面では表現できないほどでした。ガッツポーズをする子、友だちと思わず抱き合う子、プールまでダッシュして水がたまっているのを確認してくる子など、それぞれの姿でプールへの思いを表現してくれた朝でした。

 といっても、3歳児の子も入る幼稚園のプール。しかも初日ということでこの日の水深は約15センチ。『えーっ!水これだけー?』という子もいましたが、“水がちょっと苦手”という子や、“喜んでみたけれど、プールに入るのはドキドキするなあ”なんていう子たちにとっては内心“ホッ”。15センチのプールなりに初日は楽しむことができました。それからは、少しずつ水を増やして、今では水深50センチ。7月3、4日には入澤先生(広島国際学院大学)がプール指導に来てくださり、ビート板を使って身体を水に浮かせることの楽しさを教えてくださいました。“水遊び”から“水泳”へと、子ども達のプールでの姿は変化しつつあります。もちろん、みんなで流れをつくって流れるプールを楽しんだり、ビーだま探しや水かけごっこなど、水遊びを楽しむ時も忘れてはいませんよ。

 

おもちゃ紹介コーナー

 このコーナーでは、毎月年長の保育室にあるおもちゃを取りあげて、

その特徴や、子ども達の遊びの姿などをお伝えします。

ネフのおもちゃたち

 年長のクラスにあるカラフルなオブジェのような木製の物体。実はれっきとした積木です。立体的で、幾何学的で、色遣いも同系色のグラデーションになっていて見ているだけで楽しいのですが、触ってみるともっと楽しいのです。キュービックス、セラ、アングーラ、レインボウ、ルナ、ネフスピールといったなんだかあやしい名前がついていますが、このネフ社の積木たちはみんな仲良し。同じ2センチの基尺で作られているので、組み合わせもできるし、そのままで遊んでも充分に楽しめます。この積木を紹介した本などに積み方、遊び方が載っていたりすると、大人はついつい『どう積んだらいいの?』とかまえて遊び始めてしまいがちですが、子ども達はほら、ご覧の通り。大人の真似なんかせず、自分たちなりの積木の楽しみ方を創造しています。積木で絵まで描いちゃうんだからすごい!

 

 

子どもたちの会話から

 

(からからの丘にて)パート1:エッツの世界、林明子の世界

B男の持っている虫かごの中に、トンボ、ばった、かまきりが入っている。

先生 「わー、すごい!よくつかまえれたね。」

C子 「うん!わたしとB男くんが、ここでしょんぼりみたいにすわってたら

トンボがやってきて、ここに(木の枝)止まったけえ、手でとったんよ。」

(からからの丘にて)パート2:伝えあう  

きんもくせいの木の柵にトンボが止まった。年少D男が、それに近づこうとする。

年長E男 (小声で)「近づいちゃダメ!」      

年長F男 「にげちゃうから。」

年少D男、その場に固まり、目だけが動いている。

年中G男 (D男に向かって小声で)「あいつら、かしこいからね。」

年長F男 (小声で)「うん、かしこいからね。」

年長E男、そっと手を伸ばし、とんぼを捕まえようとする。

とんぼ、さっと飛び去る。

年長F男 「おしかったね。」

年中G男 「うん、ほしかったね。(おしかったね。)」

ため息をつく子どもたち。それでも年少D男は、やはり目だけが動いていた。

 

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