9月

長い夏休みを

楽しく過ごされましたか?

お待たせしました。

いよいよ2学期の始まりです。

せせらぎ公園近くの古川で目撃した『ヌートリア』くん。

大家族で暮らしています。

多摩川のタマちゃんならぬ

せせらちゃん?古川のフルちゃん。

先生たちは夏休みに

それぞれいろんな研修に行って、

心も頭も磨いてまいりました。

今学期もよろしくお願いします。

 

9月の予定

 2日(月) 2学期始園日(11時降園)
 6日(金) お弁当始まり
 7日(土) ファミリーデイ
 8日(日) ひろしまっこ健康フェスタ 健康科学館にて ゲーンス幼稚園の先生たちと楽しく遊んだり、託児もします。
 9日(月) 年少クラスも2学期からは、月曜日も2時降園となります。
11日(水) 【たんぽぽ広場B】未就園の子どもたちが遊びにきます。
12日(木) 【たんぽぽ広場A】
13日(金) 敬老会 おじいちゃん、おばあちゃん、幼稚園においでくださって、子どもたちと一緒に遊んでください。9時半までにお越し下さい。お孫さんと一緒に登園されてもいいですよ。11時から幼稚園ホールにお茶をご用意いたします。11時半に終了予定。参加希望される方は、11日までに各担任までお知らせ下さい。
15日(日) すこやかな育ちを考える会
16日(月) 振替休日
18日(水) お誕生日会 9月生まれのお子様の保護者の方は9時までにお越し下さい。おやつのお団子作り、お片づけをお願いします。
19日(木) 身体測定
23日(月) 秋分の日 休園
17日〜27日 ぼうけんのもりの栗の実の様子を見て、この頃に栗拾いを予定しています。長袖、長ズボンをあらかじめおもたせ下さい。

ありがとうございました。

8月23日(金)、暑い暑い中、いも畑の草抜きにたくさん集まってくださり、本当にありがとうございました。おかげさまで秋の収穫が楽しみです。
8月24日(土)、夏祭り、保護者の方々や卒園生まで、多くの方々にお手伝いいただき、楽しい夏の思い出をつくることができました。どうもありがとうございました。
進入園児、進級児が新しい生活に慣れるまでの間、子どもたちと楽しく過ごしてくださった岩崎先生と1学期をもってさよならをしました。

 

ひこうきぐも

敬老の日のこと・・・・

敬老の日、幼稚園に祖父母の方をお招きするにあたり、自分のおじいさん、おばあさんでなくても、この日こられた方はみんな幼稚園のお客様として、お迎えしようということを話し合った後、年長さんは手作りのペンダントを準備しました。それぞれにアイデアをこらして、個性的でみんな違っている作品です。一人で数個作った子どももいます。

当日、門の入り口附近に机を置き、ペンダントを並べ(100個位)10人前後のお迎え役をかってでた子どもたちが、机の前に立っておじいちゃん、おばあちゃんが来られるのを待っています。来られた方にどんな風にお渡しするかは、先生の方から指示はしていません。どんな風にするのかしらと見ていました。

 

すると、「どうぞ、ここで好きなペンダントとって下さい。」「好きなのを選んでください。」「どれがいいですか?」「どれでも好きなのをとってください。」といって選んでもらうようにしているではありませんか!いつ、どのように決まったかは知りませんが、なるほどと思った次第でした。それは、選ぶことがどんなに楽しいかを知っているからでしょう。選んでいるときのドキドキした気持ち、迷う気持ち、難しい気持ちなどもあるけれど、選べる権利(嬉しさ)をおじいちゃん、おばあちゃんにも感じさせてあげたかったのでしょうか。本当に嬉しそうな、得意そうなやりとりでした。自分が作ったのが選ばれるとやっぱり嬉しそうでした。こうして偶然に選んだのが、自分の孫の作品だということを知って、大喜びされている方も2組いらっしゃいました。 ちなみに、この日お客様は73名でした。

日常、一方的に決められた中ばかりで生活していると、選択する能力は育たないし、また、人に選ばせてあげる寛容さも生まれてこないでしょう。年齢に応じた選ぶ場を与え、(ゆったりした、ゆとりの気分の中で) 自分で決めていく自信をもった子どもに、育ってほしいと願う日々です。

 

年少

年中

年長

 

けいさつごっこ:園庭にて)

年中A子「先生!B君が私のこと、泥棒っていの。」先生「そりゃ、いやだったね。いやだったって言ってきてあげるね。」(先生、B君を探す。B君、C君とツインタクシーに乗っている。)先生「Aちゃんが、泥棒って言われて、いやだったんだって。」B君「ふーん、しりませんよーだ。」 先生「もうしないでね。」C君「泥棒になってくれる人がおらんけえよ。」先生「でも勝手に、人を泥棒にしちゃいけんじゃろう。」B君「ふん。もう、行きますからねー」先生「Aちゃんごめんね。B君は警察ごっこがしたかったんだって。」(Aちゃんはまだふくれている。)先生「おーい、B君!先生が泥棒になるよ。」B君、C君「よーし、先生が泥棒だ!先生を捕まえるぞ!」(先生逃げる。B君、C君ツインタクシーで追いかける。)「何してるの?何してるの?」と、D君、E君、F君、G君がやってくる。 (先生、逃げながら)「泥棒になっとるんよ。」D君、E君、F君、G君「よし、俺たちも追いかけろ!」 逃げる先生、追う子ども達。先生の頭の中には、「太陽にほえろ!」のテーマミュージックが流れている。必死で逃げる先生。だが、そのうち息があがってくる。そして、ついに捕まる。 警察A「よし、捕まえたぞ。おい、牢屋に入れろ。」 泥棒「はあ、はあ、はあ、はあ‥‥」(完全に息があがっている。) 警察D「よし、俺が見張っといてやる。」

 

(牢屋にて)

泥棒「だんな、申し訳ありやせん。」警察D「ほら、カツどんだ。」 泥棒「だんな〜」(カツどんを食べる泥棒。)警察D「ほら、お茶だ。」 泥棒「だんな〜‥」警察D「泣いてないで食べろ、うまいぞ。」 泥棒「だんな、俺が悪かった。もう二度と悪いことは、いたしやせん。」(警察D、警察Aに)「こいつはもう逃がしてやれ。」(泥棒に)「おい、こっちへこい。」 (泥棒、釈放される。)(警察C、泥棒に何かを手渡そうとする。) 警察C「ほら、カツどんだ。帰って奥さんと子どもに食べさせてやれ。」 泥棒「だんな〜」(泣き崩れる。)

おわり。  このドラマはフィクションでありますが、実話です。

おもちゃ紹介コーナー

 このコーナーでは、毎月年長の保育室にあるおもちゃを取りあげて、

その特徴や、子ども達の遊びの姿などをお伝えします。

木製の流し台(システムキッチン)

 今日紹介するのは、年長だけでなく、全クラスにある木製の流し台とその周辺の遊びスペー スす。流し台といっても、たいていのものは流しの他に、コンロが2つと水道の蛇口が標準 装備され、流しの上にも下にも収納スペースがあり、小さいながらもシステムキッチンと呼ぶ のにふさわしいいでたちです。流し台の棚にはオタマや食器、調味料や食材が収まり、食器は 別の食器棚にも収納されているので、年長一クラス32名の胃袋を満たすだけの設備が整って いるわけです。

 朝、今日もシェフたちが出勤してきました。まずは箪笥やクローゼットからお気に入りのエ プロンを選び、身にまといます。食材は別の場所、通称“空き箱置き場”と呼ばれる市場に買 出しに行きます。今日も、カレーやシチュー、調味料などたくさん買い込んできました。『よ いしょのどっこいしょ!』『あー、今日もたくさん買ったわ。』『さあ、お料理しなきゃ!』と、 よく聴いていると必ず子ども達はつぶやきながら買い物から帰ってきます。(誰の真似?)で も、ここが面白いところなのですが、買い込んできた食材の箱の中には、たいてい何も入って いない(空き箱だから当たり前ですが。)ので、これまた通称“材料棚”市場から食材の元にな る材料を仕入れてこなければなりません。“材料棚”市場では、いろいろな紙やはぎれ、ビール の王冠や毛糸、ボタンや季節の木の実などいろいろな素材を見つけることができるので、献立 作りのインスピレーションをかきたててくれます。ちなみに子ども達がよく作ってくれるメニ ューは“ラーメン”、“焼肉”、“お寿司”です。これは、いまどきの子どもが好きな食べ物ベス 3と同じですね。

さて、この空間では“料理”をはじめ、“赤ちゃんのお世話”や“家族ごっこ”、“動物ごっこ”、 お店屋さん”、時には“お化け屋敷”や“くじびきやさん”の遊びが展開していきます。です から、はじめはシェフだった子ども達も、エプロンをはずし、遊びの展開に合わせてその役割 を変化させていきます。作り出すものも、“料理”から“景品”や“入場券”、“案内板”、“ポス ター”へと移り変わってきます。『私、字が書けるからチラシを作るわね。○ちゃんはこの紙を 切って!』『僕が年少さんに切符を売ってくるから、□くんは年中さんに行って来てよ!』2 期の年長児は、かなり役割分担も上手になって きています。

遊びが盛り上がりを見せてくると、子ども達 が必ずすることは『引越し』です。保育室の片 隅にしつらえてあったままごとコーナーから、 重たいキッチンや箪笥、クローゼットを運び出 し、自分たちの遊びにあった場所で、自分たち の都合のよい空間を再構成しはじめます。時に は大型箱積み木やダンボールと組み合わせて広 い空間を創り出し、保育室を占拠しそうな勢いで す。子ども達のごっこ遊びは、こんな感じで、 あらゆる素材と、空間と、人間関係の中で創造 されていくのです。子ども達はまさにクリエイ ターです。その一つのきっかけになっているの がかわいい流し台なのです。

 

 

トップに戻る