イメージ画像 イメージ画像
OurCareer Paths 2022年度卒業生インタビュー

大瀬戸 春菜 児童教育学科
児童教育コース(2023年卒業)
広島県立西条農業高等学校出身
勤務先:広島県 公立小学校(小学校教諭)

新しい挑戦は、自分を好きになるきっかけに

印象に残っている授業や体験は何ですか?
A.児童教育学科には、たくさんの「こどもチャレンジラボ」があります。私は児童教育学会、学習カウンセリング、こどもの歌研究会に所属していました。授業以外で子どもたちと触れ合える貴重な体験は、改めて子どもと関わる喜びを教えてくれました。
さらに、児童教育学会では副会長も経験。それまでリーダーシップを取った経験が少なく、不安だった私を導いてくれたのは担当の先生でした。仕事で分からないことがあればすぐにメールで教えてくれたり、上手くいかない時はやさしく話を聞いてくれました。良いところは具体的に評価してくれるので、自信をもって副会長の務めを果たせました。
みんなが協力して発表会や講演会を創り上げていく体験は大きな達成感があり、子どもたちにチャレンジする楽しさを教える上でも、とても役立つと信じています。
学生体験を経て感じた「自分の成長」は?
A.挑戦できるようになったことが一番の成長です。これまでは興味があっても行動する勇気がなく、活動への参加を諦めていました。しかし、広島女学院大学には、学生が主体となって取り組む、魅力的な活動が数多くあります。やりたいことを全力で行っている学生や友人たちを見ていると、自然と自分にも勇気がわいてきて、どんどんチャレンジできるようになりました。
1年生の時に参加したあやめ祭では、ヨーヨー釣りや綿菓子の店を出店。先輩方の頼もしい姿に励まされ、積極的に子どもたちと交流をはかり、とても楽しい時間を過ごせました。
広島女学院大学で得たものは?
A.少人数だからこそ、一人ひとりにしっかり向き合える環境が整っています。「個」を大切にする風土の中、私は自分の良いところをたくさん見つけ、自信を持つことができました。
まわりの学生たちも人との違いを気にしたりせず、自分のやりたい活動と真剣に向き合える人ばかりです。そんな意識の高い仲間たちに刺激を受け、自身の成長にも磨きをかけられたことは、今後の人生において貴重な財産になると思います。
本学の各種サポート体制について、良いと思うのはどんなところですか?
A.キャリアセンターでは、教員採用試験の面接練習を何度も行ってもらいました。単に練習するだけでなく、具体的なアピールポイントなども指摘してもらいました。おかげで本番の面接には、余裕と自信をもって臨むことができました。
ふだんの授業においても理論に限らず、子どもたちが喜ぶ色水あそびに挑戦したり、幼稚園や小学校に見学に出かけたりと、実践的な学びが多くありました。1年次から実際に子どもたちの中に飛び込み、子どもの目線に立って学べたことは、経験値の向上と共感力を大いに高めてくれたと思います。
これからの目標を聞かせください。
A.現在、幼稚園教諭一種免許状と、小学校教諭一種免許状を取得予定です。免許を取得するため、これまで日々の授業を大切に受けてきました。実際の現場で学ぶ実習では、自分ができることは積極的に挑戦するよう心がけてきました。
社会に出たら、まずは子どもたちや保護者の方から、信頼してもらえるような先生になりたいです。そのためには一人ひとりの子どもにしっかりと目を向け、関わっていきたいと考えています。
また、先輩の先生方の授業を見て学習したり、授業づくりについて相談するなどして、自分自身の授業力を高め、子どものために全力で挑戦できる先生でありたいです。

受験生へのメッセージ

広島女学院大学は一人ひとりの個性を大切にする大学です。「個」を重んじる教育が行われているので、学生たちは互いのパーソナリティを尊重し合い、自分のやりたいことに自由に挑戦しています。この4年間で自分自身を見つめ、自分らしい大学生活を謳歌してください。