人文学部 国際英語学科 ニュース

Welcoming a New Teacher to KEG
英語系

We are very fortunate to have another new teacher in KEG from this spring. We have been joined by Atsushi Awazuhara and it has been great to get to know him over the first few weeks of the semester. His academic interest is theology, and he is another friendly face on campus. We asked him to tell us a little more about himself.
(この春、国際英語学科に加わったもう1人の教員をご紹介します。神学を研究分野とされる粟津原先生は、前回ご紹介したDuró先生同様、とても話しやすい雰囲気のフレンドリーな先生です。そんなお人柄が伝わる趣味のお話を、粟津原先生に伺いました。)


コロナ前はバックパッカーを趣味としていました。イランやインドなど、西〜南アジアがお気に入りです。地元の人と一緒にバスや列車で移動するのですが、国によっては空の国内線が充実してきていて、経済の変化を感じることもあります。食事も地元の人が集う食堂や屋台が性に合っています。インドの屋台で激しい下痢をしたときは日本から持参した薬がまったく通用せず、現地の薬局で処方してもらった薬で治りました。「郷にいれば郷に従え When in Rome, do as the Romans do.」ということでしょうか。

旅に「まさか!」はつきものですが、楽しいハプニングもあります。イラクとの国境に近いクルディスターン州をガイドの車で走っていた時のこと。前方のマイクロバスが停車して、乗客が降りてきました。ガイドが「クルドだ。ダンスが始まるよ」と言うので我々も出ていくと、大音響のなか腕を掴まれてダンスの輪の中に。見よう見まねで踊り、周りの人たちと一緒に雄叫びをあげました。いやー、実に楽しかった。

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It is often the journey that counts more than the destination - dancing with some Kurdish friends along the way

クルド人は国を持たない世界最大の民族で、トルコ・イラク北部・イラン北西部・シリア北東部等、中東の各国に広くまたがる形で分布しています。ニュースではテロとの関連で語られることもありますが、私が出会ったクルドはとびっきり親切な人たちでした。このバスの一件のあとも、ピクニックをしていた別のグループに誘われて、一緒にバーベキュー・ランチを楽しみました。

そもそもイランの人たちはとても親切です。「旅人をもてなすのがムスリムの務めであり、名誉なのだよ」と言われたことがあります。シルクロードを行き交う旅人を、何千年にも亘って迎えてきたからでしょうか。旅人をもてなす話は、聖書にもしばしば登場します。

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Say "cheese" - Haru and friend!

コロナで旅には行けなくなりましたが、そのころから柴犬ハルと暮らすようになって、我が家の半径3キロ四方の路地や公園に詳しくなりました。猫が立ち寄る所やニホントカゲの住処など、いままで見えていなかった場所に連れていってくれます。地の果てのように遠くまで出かけるのも楽しいですが、どこにでもちょっとした発見や驚きはあるものです。


All in KEG wish a warm welcome to Awazuhara sensei.

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