人間生活学部 生活デザイン学科 ニュース

インテリア・住居・建築領域

11月23日、広島市植物公園にて日本建築学会中国支部主催2016年度親と子の建築講座「植物図鑑を作ろう」を開催しました。都市空間を建築と共に構成する身近な樹木に関する理解を深め、関心を高めていただくことを目的としたイベントです。
小学生の皆様が楽しんで取り組んでもらえるよう、本学の建築士課程の学生達が当日使用するマップや図鑑シール、サインの作成を行いました。現地調査や樹木に関する専門的な学修を踏まえ、イラストレーター等のグラフィックソフトを使用して作成したものです。

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学生が作成した資料(左)とチームメンバー達

当日は天候にも恵まれ、合計43名の方に参加頂きました。
講座ではまず、落ち葉を収集するエリアのマップに樹木のシールを貼って、樹木マップを完成させます。その後、植物公園内で樹木マップとサインを手がかりに落ち葉を収集しました。収集した落ち葉を自由にレイアウトしてラミネートし、葉を見分けながら図鑑シールを貼ると、オリジナル図鑑が完成です。

seikatsu82.jpg当日の様子

完成した図鑑の例完成した図鑑の例

ご参加頂いた皆様には、それぞれ素敵な図鑑を完成して頂けたのではないかと思います。普段の生活でも、身の回りの樹木に興味を持っていただけると嬉しく思います。
本講座の開催に当たっては、企画段階からご指導頂いた本学非常勤講師の新畑朋子先生、仙石里恵先生、共催頂いた植物公園の皆様にも大変お世話になりました。ありがとうございました。

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インテリア・住居・建築領域

広島のインテリアデザイン系の関連企業、大学が参加して行われる毎年恒例のイベント「広島デザインデイズ 2016」において、学生対象コンペ_デザインリーグが行われ、生活デザイン・建築学科3年生の新田さつきさんが、デザインリーグ優秀賞を受賞しました。昨年に引き続き、2年連続入賞を果たしたことになります。

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作品名:「コミュニティセンター」
審査委員長:長谷川 演(株式会社アトリエテンマ代表取締役)

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このコンペは、大学・専門学校の建築・インテリア系の授業の課題作品を提出して競うコンペで、昨年から開催されています。今年は2名が優秀賞として表彰され、他に学生対象実施コンペ2名、一般対象実施作品コンペの入賞者2名も同時に表彰され、盛大な表彰式となりました。

新田さんの作品は、3年春学期の「住居・建築設計実習Ⅳ」のコミュニティセンターの課題作品で、空間が新しいと評価されました。

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生活デザイン・建築学科の住居・建築設計実習の内容の充実、課題作品のレベルの高さが今年も認められたことになります。

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インテリア・住居・建築領域

建築士課程3年生・4年生(「建築材料実験」受講者)が、安佐南区の生コンクリート製造工場へ見学に行きました。今回見学させていただいた「まるせ佐東工場」は2014年広島市土砂災害地域の近くにあり、その復興にも大きく貢献されている企業です。生コンクリートの製造工程、品質管理まで幅広く学ぶことができました。
普段は見ることのできない生コンクリート製造工場に行き、建築におけるコンクリートの重要性を肌で感じることができ、貴重な体験となりました。

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生活プロデュース領域

今年も、碧い石見の芸術祭主催「第3回石州和紙デザインコンペ」に挑戦しています。

本学科学生作品2点が一次選考を突破し、10月18日から石州和紙会館で開催の「優秀作品展2016」にて現在展示されています。

和紙の新しい可能性を見つけるべく、創意工夫を凝らした2作品、今年のテーマは「カジュアルな装い」です。

seide-jusyo04.jpg 「結び香」 上條希恵さん(1年生)

seide-jusyo03.jpg 「Sの腕時計」 塚野瑞貴さん、高畑成美さん(3年生)

seide-jusyo02.jpg 完成した試作品

島根県浜田市「石州和紙会館」にて11月20日まで展示されています。お近くに行った際にはぜひ足を運んでください。

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インテリア・住居・建築領域

生活デザイン・建築学科の建築士課程では、秋学期より4年生を対象に「二級建築士資格対策講座」の本講座が始まりました。いままで授業で学んだことを基礎にして、さらに実社会で役に立つ知識にするため、資格勉強に取り組みます。

あまり得意でない「建築構造」の授業も講師の先生のわかりやすい解説により、理解できた様です。「建築構造は奥が深い!」という声が聞こえてきそうでした。

その他に「建築計画」「建築法規」「建築施工」の科目があり、デザインする時とは違う頭の使い方をするので刺激にもなります。こういった知識を修得すると建築デザインもさらに楽しくなりますよ!

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「建築構造」塚野講師の講座の様子

本学では、建築士課程において必要な科目を履修し卒業すると、国家資格である「二級建築士」の受験資格(実務経験0年)と
「一級建築士」の受験資格(実務経験2年必要)が得られます。実際に建築士の資格を取得するには、大学卒業後、仕事をしなが
ら、年1回行なわれる7月の学科試験合格、9月の製図試験合格を目指して、勉強をすることになります。在学中から勉強をスター
トさせておくとよいですね。

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被服・ファッション領域

大学購買に出店している丸善雄松堂より、生活デザイン・建築学科の学生へ購買スタッフのエプロンデザインの依頼が2016年2月にありました。本学科では早速プロジェクトメンバーを募集し、中川環さん、中岡梨砂さん、松田ゆうかさん(全員2年生)が中心となってプロジェクトを進めることになりました。

4月のオリエンテーションにて、メンバーが学生にデザイン案の募集の告知を行ないました。そして、7月に丸善雄松堂の営業の方、購買店長及びスタッフの方、プロジェクトメンバーの計6名で審査を行ないました。

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最優秀賞は山根麻由さん(3年生)の「Cool&Stylish」です。優秀賞には、福間直央さん(1年生)の「青い鳥」、山口楓実乃さん(1年生)の「ふんわりあやめ色エプロン」などが選ばれました。

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そしてエプロンは夏季休暇や空きコマを利用してプロジェクトメンバーやファッション系学生を中心に実物へと製作されました布選びや形の調整など、何度も購買の方と打ち合わせも行ないました。

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完成したエプロンを現在購買スタッフの方が着用してくださっています。

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大学購買活性化を目的としたプロジェクトでしたが、コンテストを運営する側の理解から今後のコンテスト応募への視点の獲得、また、着用する人を意識した実践的なデザインや具体的な実物製作の学びにもなったようです。

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インテリア・住居・建築領域

昨年発足した「椅子リメイクデザインプロジェクト」の第2期の人気投票が夏のオープンキャンパス全4回で行なわれ、ついに結果が出ました!
来場した際、投票にご協力くださった高校生や保護者の皆さん、ありがとうございました!

それでは、第3位からの発表です!第3位は・・・

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肘置き付きのイスをリメイクした「STAR CHAIR」でした。岡野詩織さん(4年)の作品です。
肘置き部分を大胆に解体し、白ペンキを芸術的に散らした手法に、もともと地味なイスのイメージが一掃され、好評だったようです。

続いて、第2位です。第2位は・・・

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ピアノを弾くときなどに使われるベロア素材の座面が特徴的なイスをリメイクした「白の水槽」でした。重森智文さん(4年)の作品です。座るところを解体して、水槽に見立て、赤や黒の金魚をアクリル絵の具で描いて涼やかな演出をしていました。ビニールシートが歪んでいることで水面の揺らぎを表現したようです。

そして、栄えある第1位は!!!

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古びて色あせた木のイスをリメイクした「bride shair」でした!第1期 椅子リメイクデザインプロジェクトにも参加していた岡寺由樹さん(3年)の作品です。花嫁や結構式に憧れる女子高生から圧倒的な人気でした。アンティーク感を出すために、着色後にやすり掛けしたひと手間が、作品の世界観をより際立たせたようです。
もちろん、他の作品も見ごたえあるデザイン、独自の工夫をしたデザインでした。

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本学科に来場したすべての方にご覧いただき、見た目や座り心地など、様々な面から選んで、票を入れていただきました。本当にありがとうございました!

そして!現在第3期が進行中です。これまでは椅子だけに注目してリメイクを行なっていましたが、第3期ではさらにその椅子にふさわしい空間提案もしてもらう予定です。製品知識を得るための、また、実際のインテリア空間を知るための現場研修の様子も後日お知らせしたいと思います。

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インテリア・住居・建築領域

7月23日に行なわれたオープンキャンパスでは、学生が考えたインテリアデザイン空間がお披露目されました。

「女子会カフェ」とは、建築やインテリアを学ぶ学生が、コンセプトやテーマを考え、空間をデザインし、実際に作り上げ、そこに来場した高校生と在学生が交流をするという企画です。

今年は3年生2名が中心となり、1年生5名のサポートを得ながら「BALLOON」というタイトルでインテリアデザインに取り組みました。

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コンセプトは「つながり」です。人とのつながりや、空間でのつながり、広島女学院大学とのつながり等々を意識し、透過性のある間仕切りを工夫したり、<5つのデザイン>を学べる本学科でたくさんの「実」を実らせてほしいというモチーフも含ませながらバルーンツリー制作をしたりしました。

準備中は試行錯誤の繰り返しで、苦労もたくさんあったようですが、明るくキラキラしたキャンパスライフを伝えたい!とテーブルコーディネートもしています。

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当日はたくさんの方に来場してもらい、本学科の学びや学生生活について知ってもらえたようです。

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授業で学んだ事を実物大で形にでき、そこで過ごす人の気持ちに触れ合える「女子会カフェ」インテリアデザイン企画は今年で3年目でした。今後もぜひいろんな学生に挑戦してもらいたいと思います。

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生活プロデュース領域

生活デザイン・建築学科では、中学・高校の家庭科教員免許を卒業時に取得することができます。

6月に2週間、あるいは3週間の教育実習を終えた4年生による「教育実習報告会」が、今年も教職課程の2・3年生に向けて開催されました。

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中学へ行った学生は、家庭科の座学や実習、道徳の授業も持ち、授業実践をたくさん経験したようでした。

高校へ行った学生は、授業だけでなく、部活動の指導や受験に関する相談を受けるなど、生徒指導も含めた責任ある経験をした人もいました。

実習に行くまでは「本当に自分にできるだろうか」と不安を感じていたようですが、実習後には「やり切った達成感でいっぱいです!行ってよかった!」と報告してくれました。

報告会に参加した2・3年生からは「自分が行く予定の学校へ行った先輩のお話が聞けて、実習に対する不安が解消しました。」「今学んでいることを実習では教える立場になるので、普段から授業をしっかり聞こうと思います。」「実習に行ったら、こんなことがしたいというイメージが持てました。」などの感想が聞かれました。

※この教育実習報告会には管理栄養学科の家庭科教職課程学生も参加しています。

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インテリア・住居・建築領域

6月16日に建築士課程の学生16名が、広島駅前南口Cブロック新築工事現場へ見学に行きました。ここに建てられている住宅棟は地上46階建、最高高さは168mという超高層住宅です。

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施工は戸田建設で、建築業界では女性の活躍を推進している会社として有名です。

入社5年目の女性工事課長が案内をして下さいました。

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参加した学生は、初めて見る工事現場で驚くことばかりだったようですが、「建築現場では、特にコミュニケーションが大切」など女性工事課長の言葉に深く感銘を覚えたようでした。

また、建築士資格取得に向けて、決意を新たにしたようです。

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