広島女学院大学の生活デザイン学科建築士課程では、さまざまな実習課題に学生たちが取り組んでいます。
今回は3年生科目「住居・建築設計実習Ⅳ」について、実習アシスタントのYさんから記事が届きました。
第1課題の設計内容は、広島女学院大学のキャンパス内に教会を設計する、というものです。
この教会で求められる空間は、礼拝を行う空間のみとされているため、大変自由度が高く、それぞれの学生が思い描く「祈りを捧げるために相応しい場」を考えて設計することが求められます。
これまで設計してきた課題と使用用途が大きく異なっており、機能や必要諸室等が明確に定まっていない課題でした。抽象的な概念である「祈り」について考えなければならない今回の課題はなかなか設計案が浮かばない、という学生が多かったようです。
また、今まで作成してきた課題に比べ、模型のサイズがとても大きく、自宅から持ってくる際などに壊れてしまった、という声が聞こえてきていました。
しかし、模型のサイズが大きい分、完成した時の達成感は大きかったことと思います。

机に並べられた模型作品

発表の様子

発表後の講評

保存作品模型
第2課題は袋町公園付近を敷地とし、メディアセンターを設計します。
次回の課題でも学生それぞれの考え方をうまく設計し、コンセプトや考えをうまく伝えることができるといいですね。
Yさん、報告ありがとうございました。学年が変わると、どんどん規模の大きなものを考えるようになるんですね。
先日行われたオープンキャンパスでも、1年生から積み上げた実習の作品がたくさん展示してありました。

今後のオープンキャンパスでも展示予定ですので、ぜひお越しいただき、建築士課程1年生からの成長の足跡をごらんください。
第2回オープンキャンパスの事前申し込みはこちらから!
今年も「ファッションプレゼンテーション実習」であやめ祭に向けての衣装制作が進んでいます。
この授業は2年前期に「被服構成学」、2年後期に「ファッションデザイン実習Ⅱ(洋裁)」を学んだ学生が集大成として履修するものです。
デザイン画は2年生の春休み課題で出され、4月から型紙づくりが始まります。

ファッションショーではドレスを作る学生が多いので、型紙づくりも一苦労です。

次に印付け、裁断です。型紙と同じく、生地もかなりのボリュームで使用します。


裁断が終わったら、本縫い前の下準備です。布端の処理にはロックミシンを使います。2年生の洋裁の基礎でも使用しますが、ドレスとなるとかなり長い距離をロックミシンで仕上げていきます。この作業だけでこの日の授業時間が終わる学生もいます。

衣装のお披露目は11月のあやめ祭(大学祭)を予定しています。皆さん、お楽しみに!

なお、昨年度のファッションショーの衣装をオープンキャンパスで展示します!
こちらもぜひ見に来てください。

(クリックすると学生ファッションショー2021 ショートバージョンへ)

(クリックすると衣装制作をした学生インタビューへ)
6月19日は第1回オープンキャンパス!事前予約受付中です!
第2回は7月17日、第3回は7月31日です!
たくさんのご来場をお待ちしています!
5月29日(日)に高校3年生対象入試説明会を行いました。

この日は用意していた席がほぼ埋まってしまうほど、多くの来場者がありました。
教員から学科説明・入試説明をしたのち、メインイベントである在学生の体験談と交流の時間を持ちました。

本学の特徴的な入試である【オープンセミナー入試】について、実際にオープンセミナーを体験した本学の学生が、受講当時の様子を思い出しながら語ってくれました。


また、その他の入試を検討していたり、迷っていたりする高3生にも学生がついて、面接の様子など詳しく話してもらいました。

事後アンケートでは、「知りたいことがよく分かった」「在学生の体験談が聞けて良かった!」と大変好評でした。
なお、オープンセミナー受講者の話をまとめた動画を作成しましたので、この日参加できなかった人、もう一回振り返りたい人もどうぞご覧ください。

(画像をクリックすると動画サイトに移動します。※音声注意)
大学の授業を知る、生活デザイン学科の学びを知る機会としてぜひオープンセミナーの受講を検討していただければと思います。
受講申し込みは第1回オープンキャンパスがある、6月19日(日)から始まります。
詳しくは大学HPをご確認ください。