人間生活学部 生活デザイン学科 ニュース

被服・ファッション領域アーカイブ

被服・ファッション領域を学ぶ学生から授業紹介が届きました。


こんにちは、生活デザイン学科4年T・Mです。今回、私が紹介する授業は「ファッション・デザイン実習Ⅲ(3年後期)」です。この実習では、襟付き、袖付き、総裏地付きのジャケット製作を行います。

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(↑↑ 写真をクリック 受講生のインタービューや授業の様子が分かる動画(約1分) ※音声注意)

私が、なぜこの授業を受講したかというと、物作りが好きで「ファッション・デザイン実習Ⅰ・Ⅱ」、ファッションショーでの衣装製作を行い、実習を最後までやり遂げたいという想いがあったからです。また、「中学校・高等学校教育職員免許状(家庭・一種)」、いわゆる教免を取得することを目指しており、選択必修科目に含まれていたためです。

ジャケット製作は、はじめにジャケットのデザインを決め、原型のダーツ操作をして型紙をかき、裁断、しつけ、縫製を15回の授業で行います。好きな生地で、自分自身の身体にピッタリ合うジャケットを製作できるので、とても達成感を得ることができます。私はテーラードジャケットに挑戦しました。また、実習といっても、ただ製作するだけではなく、製作する中で、身体の動きを考えて裏地にゆとりをもたせるというように、生地のゆとりがもたらす機能についても学ぶことができます。

特に印象に残っている工程は、「切りじつけ」という作業です。ジャケット製作に使用するウール生地は分厚く、チャコペーパーとルレットでは布にしるしをつけることができないため「切りじつけ」という、しつけ糸2本どりで、裁断した2枚の布がずれないように出来上がり線を縫って布にしるしをつける方法を行いました。「ファッション・デザイン実習Ⅱ」で作成したワンピースやトートバッグなどは、綿の布を使用して、ルレットでしるしをつけていたので、しるしをつける作業から手縫いで行ったことはとても大変でした。しかし、ジャケットを製作するという経験をしたからこそ、縫う前の手間や洋服1着に込める想いを育むことができました。

本学科の授業で洋裁を学ぶほとんどの学生は、洋裁経験が未経験で、私もその内の一人です。ですが、未経験でも作りたいという気持ちがあれば大丈夫です。分からないところは丁寧に先生が教えてくれます。また、履修者同士教え合ったり励まし合ったりする環境もあります。技術を取得することで、私にも作れるという自信に繋がり、実習を行う中で、仲間のことを思いやり助け合う大切さを改めて感じることができたので、とても良い経験になりました。


T・Mさん、ありがとうございました。

この授業では、初めてウール地を使用して、総裏地、テーラードカラー、2枚袖、片玉縁ポケットなど洋裁に必要な技術を取得できたと思います。また、総裏地を付けることにより、キセやいせ込みなどの概念も復習できたと思います。そして、身体にフィットしたジャケットを製図から製作したことは、洋裁技術の取得を実感し、自信に繋がったと思います。今後も、さまざまな衣服製作にチャレンジして貰えると嬉しいです。

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被服・ファッション領域

学生による授業紹介が届きました。生活デザイン学科の4つのデザインには、領域別にいろいろな授業があり、1つのデザインを深くも、複数のデザインを広くも学ぶことができることを具体的に紹介してくれています。


こんにちは、学会誌編集部3年のN.Mです。
この度、私が紹介する授業は「日本服装史(1年後期)」です。
「服装」というものが誕生した縄文時代から昭和時代まで、私たちからすると「昔の服装」について学ぶことができます。それぞれの時代に、どのような服装が誕生したのか背景を考えながら学んでいきます。

特に印象に残っているのは、平安時代の服装の「十二単」です。百人一首をしたことがある人は見覚えがあるかもしれませんが、当時の女性貴族が着用していた着物です。色の組み合わせによって名前が決められているなど、なかなか調べる機会がないような服装を知ることができます。また、その服装に込められている意味や当時ならではの着こなしなども学べます。

nihonhukusousi1.jpg<授業ノート①>

私は地域デザイン領域の授業を主に受講していますが、日本服装史を受講しようと思った理由は、シラバスを見て「個人の嗜好で服装をまとっているだけでなく、時代の流行や社会の状況から服装の意味を組み取ることができる」という授業目的から現在の私たちの服装にどう繋がっているのか興味が湧き、面白そうだと思ったからです。
そして、実際受けてみると、私の「面白そう」という思いを決して裏切らない授業でした。服飾・ファッションを学びたい人はもちろん、そうでない人にもオススメしたい授業です。特に歴史好きな人はとても興味深い授業だと思います。私自身、日本の歴史を題材としたゲームをたくさんプレイしてきましたが、キャラクターと照らし合わせて考えてみるとよりいっそう楽しかったです!

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<授業ノート②>

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<授業ノート③>

他にも、皆さんが毎日着ている洋服のデザインが「昔からある服装と似ている!」という気付きも得られるかもしれませんね。
歴史と聞くと難しく思う人もいるかもしれませんが、画像資料が豊富なのでノートづくりも楽しいと思います。


N・Mさん、ありがとうございました。地域デザインを中心に学びながらも、被服・ファッションデザインの授業も受講し、幅広い教養が身につくことで、日常生活の楽しみも増えたようですね。

被服・ファッションデザインの科目には日本服装史のほかに西洋服装史もあり、製図や縫製の技術を身に着ける科目、アパレル流通やコーディネートなどの知識を学ぶ科目もあります。幅広い学びができる生活デザイン学科であなたも学んでみませんか?

学科の学びを知ることができる8月最後のオープンキャンパスは事前予約が必要となりましたが、本学在学生も待っています!ぜひおいでください。

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皆さんのおうちには、着なくなった和服や古くなった帯はありませんか?

今、日本の伝統服といわれる着物、和服文化が危機的な状況にあります。日本人でありながら、着付けができない、着物のことを知らない、という若者は少なくありません。

しかし、新しい学習指導要領では和服文化について取り上げられていることもあり、改めて和服のよさや伝統文化に目を向ける機運も高まっています。

生活デザイン学科でも、着物文化を広める活動をされている方に講演を依頼したり、着物イベントに学生が参加したりしてきました。

そして、今年4月から「一般社団法人ひろしまきもの遊び」と連携し、きものリメイクプロジェクトが始まりました!

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このプロジェクトでは「ひろしまきもの遊び」に寄付された、様々な思いがこもった着物や帯、着物小物を使って、生活デザイン学科の学生が「若者向けの商品」を企画します。

4月の第1回ミーティングでは「ひろしまきもの遊び」の澤井律子さんから、これまでの活動とこのプロジェクトにかける思い、学生に求めることなどをお話しいただきました。

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この時、残念ながら参加できなかったメンバーもいたのですが、プロジェクトの名前、商品を売るためのブランド名の名前などを提案し、検討していきました。

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リメイクしたい素材をそれぞれ選び、より具体的に商品提案していきます。

商品の完成は来年春をめざしていますが、今後生活デザイン学科ニュースで経過報告もしていきます!

どんな商品が生み出されるのか、どうぞお楽しみに!

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