人間生活学部 生活デザイン学科 ニュース

インテリア・住居・建築領域アーカイブ

インテリア・住居・建築領域

建築士課程3年生・4年生(「建築材料実験」受講者)が、安佐南区の生コンクリート製造工場へ見学に行きました。今回見学させていただいた「まるせ佐東工場」は2014年広島市土砂災害地域の近くにあり、その復興にも大きく貢献されている企業です。生コンクリートの製造工程、品質管理まで幅広く学ぶことができました。
普段は見ることのできない生コンクリート製造工場に行き、建築におけるコンクリートの重要性を肌で感じることができ、貴重な体験となりました。

seide-kenchiku-200.jpg
  • LINEで送る
インテリア・住居・建築領域

生活デザイン・建築学科の建築士課程では、秋学期より4年生を対象に「二級建築士資格対策講座」の本講座が始まりました。いままで授業で学んだことを基礎にして、さらに実社会で役に立つ知識にするため、資格勉強に取り組みます。

あまり得意でない「建築構造」の授業も講師の先生のわかりやすい解説により、理解できた様です。「建築構造は奥が深い!」という声が聞こえてきそうでした。

その他に「建築計画」「建築法規」「建築施工」の科目があり、デザインする時とは違う頭の使い方をするので刺激にもなります。こういった知識を修得すると建築デザインもさらに楽しくなりますよ!

seide-kentiku112.jpg

「建築構造」塚野講師の講座の様子

本学では、建築士課程において必要な科目を履修し卒業すると、国家資格である「二級建築士」の受験資格(実務経験0年)と
「一級建築士」の受験資格(実務経験2年必要)が得られます。実際に建築士の資格を取得するには、大学卒業後、仕事をしなが
ら、年1回行なわれる7月の学科試験合格、9月の製図試験合格を目指して、勉強をすることになります。在学中から勉強をスター
トさせておくとよいですね。

  • LINEで送る
インテリア・住居・建築領域

昨年発足した「椅子リメイクデザインプロジェクト」の第2期の人気投票が夏のオープンキャンパス全4回で行なわれ、ついに結果が出ました!
来場した際、投票にご協力くださった高校生や保護者の皆さん、ありがとうございました!

それでは、第3位からの発表です!第3位は・・・

seide-isu14.jpg

肘置き付きのイスをリメイクした「STAR CHAIR」でした。岡野詩織さん(4年)の作品です。
肘置き部分を大胆に解体し、白ペンキを芸術的に散らした手法に、もともと地味なイスのイメージが一掃され、好評だったようです。

続いて、第2位です。第2位は・・・

seide-isu15.jpg

ピアノを弾くときなどに使われるベロア素材の座面が特徴的なイスをリメイクした「白の水槽」でした。重森智文さん(4年)の作品です。座るところを解体して、水槽に見立て、赤や黒の金魚をアクリル絵の具で描いて涼やかな演出をしていました。ビニールシートが歪んでいることで水面の揺らぎを表現したようです。

そして、栄えある第1位は!!!

seide-isu16.jpg

古びて色あせた木のイスをリメイクした「bride shair」でした!第1期 椅子リメイクデザインプロジェクトにも参加していた岡寺由樹さん(3年)の作品です。花嫁や結構式に憧れる女子高生から圧倒的な人気でした。アンティーク感を出すために、着色後にやすり掛けしたひと手間が、作品の世界観をより際立たせたようです。
もちろん、他の作品も見ごたえあるデザイン、独自の工夫をしたデザインでした。

seide-isu17.jpg

本学科に来場したすべての方にご覧いただき、見た目や座り心地など、様々な面から選んで、票を入れていただきました。本当にありがとうございました!

そして!現在第3期が進行中です。これまでは椅子だけに注目してリメイクを行なっていましたが、第3期ではさらにその椅子にふさわしい空間提案もしてもらう予定です。製品知識を得るための、また、実際のインテリア空間を知るための現場研修の様子も後日お知らせしたいと思います。

  • LINEで送る