人間生活学部 生活デザイン学科 ニュース

インテリア・住居・建築領域アーカイブ

インテリア・住居・建築領域

生活デザイン学科、生活デザイン・建築学科の建築士課程では、2年次より段階的に、ガイダンスや説明会の実施等、学生のキャリア形成を支援する様々な活動を行っています。

毎年4月には外部講師を招いて、インテリア・建築業界ガイダンスを実施し、2・3年次でのインターンシップ参加を奨励しています。また、資格取得に向けて建築士試験対策講座を開設し、卒業後の早期の建築士試験合格をめざせるようサポートしています。

今年度は12月19日に3年生6名による2年生向け「インターンシップ報告会」を実施しました。

設計事務所、家具メーカー、ハウスメーカー、工務店等での夏季インターンシップについて、インターンシップの志望理由、企業紹介とインターンシップの具体的内容、2年生へのアドバイスを発表しました。発表の後、ブースに分かれて質疑応答を行いました。

インターンシップ報告会の様子
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続いて2月15日には建設業で活躍する4名のOGをお招きし、「建築士課程OGを囲む会」を実施しました。

それぞれインテリア設計、住宅設計、施工管理等、建設分野の専門的な立場で活躍しています。企業紹介、実際の仕事内容、就職活動についてのアドバイス、学生時代に考えていたこと等について発表頂きました。後半はブースに分かれて質疑応答を行いました。

建築士課程の3年生は、実習や講義を通して専門的な学びを深め、夏季インターンシップでの経験、キャリアセンターが主催するガイダンスやセミナーでのSPI対策や自己分析、業界研究等、就職活動準備を重ねてきました。卒業生からは、これから悔いのない就職活動が展開できるよう、多面的なアドバイスを頂きました。卒業生の皆様、年度末の忙しい中、在学生のためにご協力頂きありがとうございました。

OGを囲む会の様子
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建設業界では近年ますます女性の活躍が強く求められており、建築士受験資格を取得予定の学生が選択可能なキャリアは多岐にわたります。建築士課程では今後もキャリアセンターと協働した就職活動支援を展開します。

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2018年12月8日、五三会建築設計競技(主催:広島工業大学建築・環境系学科同窓会 五三会)の公開審査が mitte宇品(イベントホールmitteザ・ステージ)で開催され、本学の生活デザイン・建築学科建築士課程3年生の作品が優秀賞を受賞しました。http://www.itsumikai.jp/compe/index03.php

3年生は、授業「建築プレゼンテーション実習」の課題として毎年3~4人でグループを組み、プレゼンボードを作成し、このコンペに取り組んでいます。
メンバー同士で意見を出し合い、コンセプトを固めていきます。平面計画も大事ですが、自分たちのコンセプトを明確に他者へ伝えること、そのために何を表現・提示するべきかを重点的に考えていきます。短い時間の中、何度も図や文章、レイアウトを確認し、発表を繰り返し、より伝わるプレゼンボードを完成させていきました。

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授業「建築プレゼンテーション実習」での発表の様子

45回目となる五三会建築設計競技の今年のテーマは「豊かな住宅を問う」です。本学からは7作品応募し、内2作品が一次審査を通過、見事「食宅」が優秀賞を受賞しました!

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受賞した建築士課程3年生 左より菊地琴子さん、増村知美さん、田中望公さん

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受賞した作品「食宅」

審査員の建築家 村上徹さんより「表現はつたないながらも、簡潔なプランと、自分達で設定した課題に対する回答を素直にプランニングしたところに好感をもてた」という評価を頂きました。応募総数27点と他大学の作品が多く出展される中、1次審査の通過、優秀賞の受賞は大きな自信となったと思います。今回学んだプレゼンスキルを今後の課題にも生かしてください!

(報告:生活デザイン学科実習助手 山井美早紀)

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インテリア・住居・建築領域

日本インテリアプランナー協会(JIPA)が主催するインテリアプランニングコンペ2018で生活デザイン・建築学科、建築士課程3年生の福間直央さんが優秀賞を受賞しました。

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福間直央さん(3年)

今年度のテーマは「物語るインテリア」。6m角のインテリア空間に、「人々の記憶に働きかけ、毎日の暮らしをより豊かにする「物語り」の場」を提案するという課題です。500点近いエントリーの中から45点が一次審査を通過して入選、JIPA全国大会 in TOKYOの会場、東京青山のスパイラルガーデンで、11月30日から12月2日にかけて、作品の展示と最終選考が行われ、優秀賞を受賞しました。

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会場の様子

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応募作品

福間さんの作品「翠色の廃退 -住処か異物か −」は、建築を起点とする時間の経過の中で、人が遺棄した無機物(コンクリートやプラスチック)と有機物(植物や他の生物)がその関係を変化させる様を描き出した作品です。 コンセプトの持つストーリー性の強さと、プレゼンテーションの美しさが高く評価されました。

生活デザイン・建築学科、生活デザイン学科では学内外のデザインコンペに学生が積極的に応募し、継続的な受賞を重ねています。こうした経験は、学生がコンセプトを具体的な空間にし、作品の完成度を高める貴重な機会になっています。

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