人文学部 国際英語学科 ニュース

英語系アーカイブ

Hiroshima is, as I am sure readers know, a hub for peace organizations and activists from throughout the world. One of the oldest local organizations is the World Friendship Center (WFC), which was founded in 1965 by Barbara Reynolds. GSE students have been doing internships at this organization for some time now.
(広島は、世界においても平和活動の中心と言える場所です。その広島において最も古い平和活動の団体が、ワールド・フレンドシップ・センター (WFC)です。1965年にバーバラ・レイノルズ氏によって設立されました。この夏、WFCでGSEコースの学生がインターンシップを行います。)

As GSE students learn in our classes, the community is all about developing relationships. For this reason, events such as 'Friends Day' are a really valuable opportunity to build and maintain friendships with local people. I asked three students from the Department of International English here at HJU about their experiences volunteering there last weekend. So, let's see what they've been up to!

(今回、国際英語学科の3名の学生が、インターンシップの一環として'Friends Day'というイベントで、地域の人々と交流する貴重な経験を持つことができました。参加した学生に話を聞きました。)

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HJU Volunteers at the end of a busy but exciting day

In the GSE Internship class, I was introduced to the chance to do an internship this summer at the WFC. In our class, we learned how making a contribution to the community is an important part of experiential learning. I'm looking forward to my internship this August, but this weekend was a very valuable experience, too. By communicating with the WFC about their needs, we worked to design a banner that could be used at the event. People really liked the banner, and to see our work being used in practice gave us a sense of achievement. Setting up and helping at the event was also a lot of fun, and by rewarding donors with souvenirs, I could meet and talk with a lot of people, who seemed pleased that some of the younger generation are becoming interested in peace and getting active in the community. (PS)
(WFCでこの夏インターンシップを行う機会に恵まれました。事前準備の授業では、コミュニティと関わることの重要性を学びました。この'Friends Day'のイベントでは、WFCの方々と話し合いながら、イベントで使う垂れ幕をデザインしました。参加者の皆さんがこの垂れ幕を誉めてくださり、大きな達成感を味わうことができました。イベントは準備も楽しく、本番でも参加者へのお土産を渡したりする際に、多くの人と話す機会がありました。そこで皆さんが、若い世代の人が平和に興味を持ち、コミュニティで活動していることを喜んでくださいました。(P.S.さん))

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PS is ready to welcome donations with her new friend

I've made a lot of friends through volunteering at Open Campus with other KEG students, where I learned that helping to organize and run events can be a positive experience. So, I was really excited to join Friends Day. I was able to use English to communicate with many different people. I spoke with and even played games with a lot of people I wouldn't otherwise meet. Setting up was busy, but when the event was a success, we could feel proud. We even got a round of applause for our efforts! Some participants told me that the participation of our youth gave them energy, and it made me realize that we, our youth, can have a lot to contribute as well. I'm looking forward to taking part in more events in the future.
(私は、これまで大学のオープンキャンパスで学生スタッフとして活動したことで、イベントの準備をして実施することの面白さに気づきました。'Friends Day'では、英語で多くの人と話し、この機会がなければ出会わなかった人たちとゲームをしたりしました。準備は大変でしたが、イベントがうまくいって誇りに思いますし、皆さんからも良い評価を得られて嬉しく思いました。参加者の方から、若い世代がこのようなイベントに加わることで活力をもらえるといった言葉をいただき、私たち若い世代にもできることがあることに気づきました。こうしたイベントにこれからも携わっていきたいと思います。(T.T.さん))

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TT and DT helping to welcome friends

As PS mentioned, we were involved in designing the banner, and to do so, we had to learn about the WFC, and what their values are. This helped to connect what we learn in classes with the 'real world'. When we helped set up, we made a new friend, who had come from the United States and had previously been an intern at the WFC. Moreover, we met so many people who had been involved with the WFC and peace for some time, including some kind ladies who used to be students at HJU! Building relationships and learning by helping the community were real positives for me.
(垂れ幕のデザインでは、WFCの活動や信念について学び、それをデザインに反映させました。教室での学びをいかに現実の世界と結びつけるかということを体験する重要な機会になりました。イベントでは、アメリカ出身でWFCでインターンシップを行っている人と知り合うことができました。さらに、これまでにWFCの活動に関わってきたたくさんの方々とも出会うことができました。その中には、広島女学院大学の卒業生もいました。人間関係を築く上でも、コミュニティに協力しながら学ぶ上でも、実りある機会になりました。(D.T.さん))

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The new WFC directors, with the student-designed banner in the background(HJUの学生がデザインした垂れ幕)

I want to say thank you to the WFC for all the support, friendship, and kindness they have shown our students. At the end of the event, although they were tired, the students mentioned that they had realized that peace isn't just an academic idea, but something that exists in the many individual friendships that people make. They seem to have made a lot of friends, and made a little difference, too. Well done to the students from KEG!
(WFCの皆さんのサポート、友情、心遣いに心から感謝します。イベントの後には学生たちが、平和というのは単なる学問というだけでなく、一人ひとりが築く友情の中にもあるものだと話していました。その言葉の通り、学生たちはこのイベントでたくさんの友人を作り、小さくても意義ある一歩を踏み出したことと思います。)

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I
am much shorter than the new WFC directors, which seemed to make the students very happy

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学生の活動を紹介するシリーズの第4弾は、今年の春休み中に行われたオンライン留学です。
このオンライン留学プログラムは、本学が提携を結んでいるカリフォルニア州立大学サンマルコス校が実施し、語学とアメリカのSDGsを学ぶ目的でのプログラムです。本学の学生2名が参加し、そのうちの一人、T.T.さんは、留学の機会が制限されている中、英語だけを使う環境に自分を置きたいと思っていた時に、このプログラムを知り、今の自分の英語力がどのくらいなのか「腕試しのような気持ち」で参加したそうです。

それでは、T.T.さんに留学体験の詳しい話を聞いていきたいと思います。


Q1. 最も印象に残っている授業を教えてください。

1番印象に残っている授業は、Communication Skills Buildingです。この授業では日常会話から公式的な場など、あらゆる場面において効果的なコミュニケーション方法について学びます。初対面の人との緊張をほぐす会話や、聞き手・話し手としての理想の振る舞いなどについて学んだ後は、グループでそれらの実践をしていきました。参加者と楽しんでこういったスキルを身につけられ、学んだことが実生活で本当に役に立っているので貴重な体験だったと思います。

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Q2. この留学の面白さは何でしたか。

長崎や東京、カリフォルニアからの参加者との交流を通して、自分にはなかった考えに日々触れることがとても新鮮で面白かったです。積極的に意見を発信し合うことで学びが楽しくなると同時に、言いたいことが伝わり、分かり合うという経験を重ねることで英語を学ぶモチベーションにもつながりました。

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参加した皆さんとオンラインで記念写真

Q3. この経験を通して自分が変わったところ、成長したところはどこですか?

自分で参加を決めてからプログラムを終えるまでの間で行動力が高まったと思います。今までは失敗を気にしたり、やらない理由を並べていたことも多かったですが、少しでも興味があることや新しいことにも前向きに飛び込めるようになったと感じています。また、周りを気にしすぎず自分の考えを発信できるようになったと思います。カリフォルニアの学生たちが、堂々と生き生きと自らの意見を発信する姿に刺激を受けたからだと思います。

Q4. これからの目標や夢を教えてください。

人との出会いや会話から学ぶことはたくさんあると思うので、国境を越えたたくさんの人と関われるような仕事にいつか就きたいと考えています。

Q5. 大学進学を考えている人や、大学一年生へのメッセージをお願いします。

「楽しそうだから」、「なんとなく興味がある」など、どのような動機であっても色々なことに挑戦し、それを楽しんでいって欲しいと思います。それが直接自分の将来のことにつながるとは思わなくても、挑戦や成功体験を重ねることが自分の自信にもつながっていくのかなと私は考えています。


日本でも少しずつ海外との往来の規制が緩和されつつありますが、実際の渡航に不安を感じている人、こうしたオンラインでの国際交流に興味がある人も多いと思います。ぜひT.T.さんのように、それぞれの環境で今できる方法を探り、英語を使い、様々な国の人たちと交流をしてみてください。

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学生の取り組みを紹介するシリーズの第3弾です。
本日より、広島女学院大学を紹介する新CMが放映されています。今回のCMには、本学の学生たちが自ら企画と制作に携わりました。

大学生自身が、自分達の受験の経験、大学入学後のことを振り返り、高校生の気持ちに寄り添って考えたCMです。この企画制作のワークショップが2、3月に行われました。その活動に加わった国際英語学科4年生のH.H.さんに今回の経験や、いよいよ卒業学年を迎えた大学生活について話を聞きました。

Q1 CM企画・制作のワークショップに参加したきっかけは?

メディア系の進路を志望していて、映像に関わる仕事をしたいと思っています。学生の間にメディア系の何かイベントを体験してみたいと思っていたのですが、なかなかそのようなイベントやプロジェクトが無く困っていた時に、学内ポータルにて今回のプロジェクトの紹介があり、友人の勧めもあったことで参加しました。

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アドバイスを受けながら、グループで考え、話し合い・・・

Q2 やりがいや面白さは?

今回のプロジェクトは映像を作ることが最終目的というより、何かを「伝える」力を身につけることが目的だと気づきました。どうやったら受験生に広島女学院大学を志望してもらえるか、改めて自分が在学する学校の良いところを考えて、それを伝わるように形にすることがとても有意義で面白く思いました。また、映像制作会社や広告代理店など、実際に映像を作ることを仕事にしているプロの方々に囲まれて作業をしたため、学生でありながらとても本格的に活動をさせていただけたと思います

Q3 活動を通して自分が変わったところ、成長したところは?

国際英語学科で学んでいてもそうですが、自分の知らないことを学ぶまで、自分のことを知った気でいるなと思うことがあります。例えば、英語や他国の文化を学ぶことで、改めて日本語の美しさを知ったり、日本の文化を考えたりしました。今回のプロジェクトでも、他の大学のCMを参考に見ることで、自分の大学にしかない強みやよい所を改めて知ることができました

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各グループからさまざまなアイデアが出てきました

Q4 これからの目標や夢を教えてください。

私の卒業論文のテーマはメディアに関することです。今回のプロジェクトでより一層メディアの仕事が面白いと思ったので、卒業論文もその熱意を持ち続けて頑張りたいです。また、将来に関しても映像に関わる仕事につけるよう、今努力している所です。

Q5 高校生や大学1、2年生へのメッセージをお願いします。

誰にでも言えますし、どこでもよく言われていますが、何かに挑戦することはなかなかできないことだと思います。だんだん大人になり、社会人に近づくにつれて、将来へのビジョンが明確になっていったりして、新しいことに不安になることがあると思います。しかし、大学4年生になった今、就活や進路に直接的に役に立たなくとも、「あれやってみたかったな」といった後悔が増えてきました。だから、「気になる」、「やりたい」と思ったことはトライすべきだと思います。

また、今回のプロジェクトには関係無いのですが、学生には図書館をたくさん利用してほしいと思います。今、卒業論文を書く際に図書館を利用していますが、図書館の方々は出来る限り学生が学ぶことに対して協力してくれて、もっと早く有効に使えば良かったなと思います。

ワークショップに参加した学生たちが、それぞれに大学で経験してきたことを踏まえて伝えたいと考え、制作された広島女学院大学のCMを、ぜひご覧になってみてください。
なお、このTVCM制作の様子が6月12日(日)のイマナマ!Sunday(RCCテレビ)でも取り上げていただけることになりましたので、併せてご覧ください。

広島女学院大学 TVCM:
https://www.youtube.com/watch?v=ZUUBuWsjoxA

CMメイキング映像:
https://www.youtube.com/watch?v=zE-A6RpTmAU

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