人文学部 国際英語学科 ニュース

英語系アーカイブ

大学では授業以外にも様々な体験やチャレンジの機会があります。学内外で行われるイベントやプロジェクトの案内を大学生は随時チェックし、興味のあるものに自由に応募し、参加することができます。

この夏、東広島市主催(広島経済レポート運営)による、大学生が経営者に直に会って話を聞くという、就職活動ともまた異なる形で会社を知る機会がありました。この企画で、東広島の自動車部品を製造するヒロタニの経営者に国際英語学科の2年生A.M.さんが話を聞きました。今回は、その活動の様子を振り返ってもらい、ご紹介したいと思います。

Q1 どのような活動を行いましたか?

東広島の企業に学生がインタビューに行き、企業紹介パンフレットを制作します。事前説明会や取材の仕方、記事の書き方講座があるので、やったことがなくても安心してできます。

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インタビュー中の様子

Q2 チャレンジしようと思ったきっかけは?

先生からの紹介がきっかけで始めました。この企画のチラシを見て、企業にインタビューをすると書いてあり、簡単に経験できることでは無いと感じ、参加を決めました。

Q3 やりがいや面白さを感じたことは?

企業にインタビューし、記事にするという普段できないことが出来るので、そこが面白いと思います。また、他大学の学生と一緒に活動する点も楽しいです。自分が聞きたいことが聞け、記事にできる、そしてレポートを書き終わった後の達成感にやりがいを感じました。

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会社見学も行いました。会社の製品展示スペースにて。

Q4 印象に残った経営者のお話を教えてください

「なぜ」を4回掘り下げることです。完璧な製品を作るためには、妥協をせず、常に「なぜ」を繰り返し、性能が維持できているか確認するそうです。製品を作る上でこんなにも確認が大変だということを知らなかったのですが、部品を作る上で生じた「なぜ」を繰り返すことで完璧な部品を作っていることに凄さを感じました。
また、ヒロタニさんの理念でもある「明るく楽しく、そして挑戦」も強く印象に残っています。従業員全員が話し合いに参加するからこそ、色々なことに挑戦でき、社員も楽しいと感じることが出来るそうです。実際に働いている方も楽しいと仰っていたので、楽しみながら働ける会社はとても素敵だと思いました。

Q5 活動を通して自分が成長したと感じたところは?

大学生になって伸びた積極性も更に伸びたと思いますが、聞いたことから直ぐに質問を考えて聞くという場面があるので、頭の回転、そして頭の中で聞いたことをまとめる力がつき、成長したと思います。

Q6 今後の目標や夢を教えてください

大学卒業までに、英検準一級取得、そしてTOEIC700点以上を目標に勉強を頑張っています。将来の夢は明確には決まっていませんが、ずっと英語を勉強しているので、英語を使う職業に就きたいと思っています。

Q7 高校生へのメッセージをお願いします

やろうかどうか迷うことがあると思いますが、私は、迷ったらやることが大切だと思います。大学生になったら高校生ではあまり出来ないことが経験できる機会があります。その時に時間をかけて迷うよりも、やりたいという気持ちが少しでもあったら、その気持ちを優先することが大切だと思います。そこで学ぶことは必ずあります。

最後に、これだけは伝えたいということを話してもらいました。

大学では高校で学べなかった専門的なこともたくさん学べるので、とても楽しく、知識がとても増えます。今回の学生インタビュアーとしての活動は、最初から最後までとても楽しかったです。慣れないことで最初は不安でしたが、色々な方のサポートもあり、やって良かったと思っています。慣れないことでもやってみると意外と楽しいと思えることもあります。一度機会を逃すと二度とできないこともあるので、ぜひ色々なことに挑戦してみてください。

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一緒にインタビューを行った学生と、ご協力いただいたヒロタニの皆様と記念の集合写真


大学生になると、皆がそれぞれ自分の興味のあることを見出していきます。そして、授業や大学内外の活動でその興味を深め、様々なチャレンジをして成長していくことができます。新しいことへの不安や失敗を怖がらずに、各学生がA.M.さんのように自分のペースで様々なことに取り組み、成長していってほしいと思います。

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学生たちがキャンパスに戻り、後期の授業が始まりました。後期オリエンテーションでは、国際英語学科恒例のSTARSプログラムの修了証授与が行われました。

今回は、英語文化コース1年生のH.U.さんが一度に3 starsと4 starsの目標を達成しました。H.U.さんに大学入学後の英語の取り組みについて話を聞きました。

Q. 大学入学後の英語の勉強について教えてください。

大学には様々な種類の英語の本があるので、図書館に行き、その時自分が強化したい英語力に応じた本やその日習った内容に合った本を借りて勉強しています。

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Congratulations on your achievment of three and four Stars certificates!

Q. TOEICや英検なども含め英語力向上のための勉強法は?

学んだ英語を忘れないうちに使うようにしています。会話表現は場面に応じて英会話をする機会で使い、単語や文法は英作文を作って覚える工夫をしています。


授業での活動はもちろん、大学には授業外でも様々なサポートや施設があり、各学生が自分の興味や希望に合わせて自分だけの方法で学習を続けることができます。

今回目標を達成した学生の皆さん、おめでとうございます。そして、目標を達成した学生も、惜しくも到達できなかった学生も、後期も積極的に次の目標に向けて取り組み、修了証を手にしてほしいと思います。

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本学では、1年次からキャリア教育を行い、キャリアセンターを中心にさまざまなサポートを行っています。先日、教育・就職支援懇談会として保護者の皆様に本学でのキャリア支援についてご説明する機会を設けました。

その中で、就職活動を終えた4年生による活動報告の発表があります。本年度は、人文学部を代表して国際英語学科からA.O.さんがこれまでの学生生活を踏まえて、就職活動の経験について話してくれました。

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これから就職活動を迎える学生の保護者の皆さんを前に、大学生活、就職活動の準備や得たことなどをお話ししました

A.O.さんは、自動車関連会社の事務職として内々定を得ています。内々定先の企業、そしてその企業の事務職への志望理由を、自身の経験や適性をもとに話してくれました。彼女の経験談からは、就職活動に対する真摯な態度と前向きさが伝わり、就職活動も含めどんなことでも楽しむ気持ちを忘れずに、積極的にまた素直に動くことができる姿勢の重要さを感じました。

A.O.さんに今回の懇談会を振り返り、これから将来就職活動を行うみなさんにメッセージをもらいました。


懇談会では、保護者の皆さまがメモをとりながら聞いてくださったので、とてもやりがいを感じ嬉しく思いました。懇談会後に出会った保護者の方から、直接発表についてお褒めの言葉をいただき、このような経験をさせていただけたことを改めて光栄に思いました。
採用活動は一年中行われているため、焦らず自分が納得するまで粘り続けてください。そうすればきっと、自分に合う企業が見つかるはずです。できるだけストレスを溜めないような手段を模索しながら進めると、就職活動は楽しく貴重な経験になります。応援しています!


就職活動に対して不安がある学生が多いと思いますが、一人ひとりが自分らしく就職活動に取り組み、希望のキャリアに進んでいってほしいと願っています。

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