人間生活学部 生活デザイン学科 ニュース

10月28日にテレビでも話題となった、広島女学院大学のキャンパス内で、初めての試みであるハロウィンイベントという催しが行われました。

生活デザイン学科の学生がプロジェクトリーダーとなり、様々な学科、学年の学生と協力して、企画・運営したものです。そこで、生活デザイン学会学会誌編集部のT.Kさん(3年)とN.Mさん(2年)の2人が、リーダーへのインタビューと当日の報告レポートを書いてくれたので紹介します。

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<生活デザイン学科の授業の様子>

プロジェクトリーダー学生 竹内さんへのインタビュー

Q.なぜこのイベントを開催しようと考えましたか?

A.入学してからコロナ禍により大学生活で印象に残る思い出が無かったため、学生たち自らで、学校全体を盛り上げる活動をしたいと思ったからです。

Q.いつから準備を始めましたか?

A.ハロウィンイベントの発案なども合わせて8月下旬ぐらいです。

Q.イベントを企画・開催する中で大切にしたことは何ですか?

A.普段できないイベントだからこそ、とにかくハロウィンフェスタの雰囲気を楽しんでもらうことです。

Q.イベントを企画・準備・開催する中で大変だったことは何ですか?

A.1つ目は、実行委員の構成メンバーは学科学年がバラバラなので、スケジュールがなかなか合わなかったことです。オンラインミーティングを行いましたが、顔合わせが出来ず不安でした。
2つ目は、学内装飾をしたことです。空きコマを利用して、シールやその他の飾り物を学内のあちらこちらに付けることが大変でした。また、ヒノハラホール1階がフォトスポットになっており、たくさんの風船を膨らますことも大変でした。

Q.イベント開催にあたり、来年以降の目標はありますか?

A.来年も、ぜひ学生主体のイベントや季節ごとのイベントを増やして欲しいです。また、今回のようにハロウィンフェスタも継続してくれると嬉しいです。

Q.学生に呼びかけたいことをお願いします。

A.大人数で活動することが好きな人や、学校生活で達成感を味わいたい人は、ぜひイベントを主催してほしいです。初めは不安でも、学生が動けば教職員の方も支援してくださるので大丈夫です!

竹内さん、たくさんの質問に答えて下さりありがとうございました!

当日の様子

当日はキッチンカーやフォトスポット、カチューシャ貸出などがあり、ハロウィンを楽しめる工夫が多くありました。また教職員の皆さんがお昼休みには仮装をしてパレードをしており、参加し、楽しむ人が学生だけではないイベントであるところが大きな特徴です。

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フォトスポットのあるヒノハラホールの様子

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キッチンカーと学生たちの様子

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教職員による仮装パレードの様子

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学内の装飾の様子

このように学校全体を巻き込んでのイベントになり、普段とは違う1日を過ごせた人も多いと思います。
また、学外の皆様にも、広島女学院大学の魅力や自由さが伝わったのではないでしょうか...!ハロウィンフェスタは今年初めて開催しましたが、大盛況に終わりました。
私は、学生が自ら「何かしたい!」という気持ちさえあれば、実際に何でもできてしまうというところが広島女学院大学の魅力だと思います。残りの学生生活をより濃いものにしていきたいです。


T.Kさん、N.Mさん、ありがとうございました。生活デザイン学科の学生を中心としたたくさんの想いが色々な人の協力により形となり、本当に良い1日でした。

次の学生が活躍するイベントは11月13日のあやめ祭ですね!
生活デザイン学科ではヒノハラホールで教職員と学生のフォトコンテストや、ランバスホールでのファッションショー、様々なプロジェクトが模擬店を企画しています。

大学祭オープンキャンパスも開催されますので、ぜひ遊びに来てくださいね!

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地域デザイン領域

夏休みに実施された「グローカルフィールドワーク」の報告の4回目です。

日本を代表的する港町横浜の歴史を学ぶことで、地域の活性化や地域の魅力について学ぶ機会も持ちました。今回は、横浜開港資料館、横浜市都市発展記念館、横浜ユーラシア文化館、さらに、横浜イングリッシュガーデン、ヨコハマくらし館の見学に関する報告です。今回の訪問にご対応いただきました各施設のみなさまに深く感謝いたします。


横浜の歴史

学生の感想

横浜には、横浜開港資料館、横浜市都市発展記念館、横浜ユーラシア文化館など、横浜の歴史が見える博物館がたくさんあります。あらためて、横浜はとても歴史ある街だと思いました。たくさんの海外のような建物の造りも新鮮でした。外国の料理店も多かったです。
事前の調査によって、歴史ある街だと分かっていましたが、実際に行ってみると想像以上に歴史に関係した場所がたくさんあります。普段の旅行ではなかなか行かない、その街について知ることができる資料館は、想像以上に面白いと思いました。これから知らない土地に旅行に行く時には、このような資料館に行ってみようと思いました。(3年生 O.Kさん)

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横浜開港資料館

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横浜市都市発展記念館・横浜ユーラシア文化館


横浜イングリッシュガーデン
ヨコハマくらし館

学生の感想

2009年開園の横浜イングリッシュガーデンは、バラに関する国際的な賞も受賞している有名な庭園です。このガーデンには、住宅展示場も併設されています。ガーデンは、5つのエリアに分かれ、エリアごとに雰囲気の違いを楽しむことができます。夏から秋にさしかかる9月初旬は、冬に次いで、1年で2番目に花が少ない季節ですが、ところどころにバラも咲いていました。
最も印象に残ったところは、イングリッシュガーデンの土地は、マップを見るとコンパクトなのですが、実際に歩くとマップで見るよりも広く感じたことです。ガーデナーの方の説明によると、まっすぐな道だけではなく、小道をたくさん作ることでスペースを広く感じる設計がなされているそうです。エリアを分ける中央の道は、800個の風鈴が飾ってありました。この飾りは季節によって変わります。風鈴を見ながら歩くと、必然的にゆっくり歩き時間をかけることで、空間が広く感じられるそうです。
バラが目玉のガーデンですが、バラがなくても多くの草花や装飾を楽しむことができました。バラの見頃は、4月から8月、そして10月から12月だそうです。いつかまた、バラの季節に訪問したいと思います。(3年生 W.Mさん)

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横浜イングリッシュガーデン

私がこのフィールドワークで感じたことは、観光資源は元々あるものだけでなく、新しく生み出すことができるということです。わざわざ遠くからも訪れたいと思う施設を新しく造ることで、地域が発展していくのだと感じました。
横浜イングリッシュガーデンは隣接する住宅展示場として使われる土地を活用する目的で造られた庭園だということにも、とても驚きました。街の土地活用としても参考になりました。そして、ヨコハマくらし館では、とても多くの住宅メーカーの最新の建築技術が紹介されています。横浜イングリッシュガーデンとヨコハマくらし館へは、横浜駅から無料バスが出ていて、とても便利です。公共交通のアクセスを工夫することで、多くの人が訪れやすい環境になると実感しました。(3年生 S.Tさん)

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ヨコハマくらし館


訪れたそれぞれの場所で、横浜の歴史や文化を知り、それを観光資源とする視点を得ることができたようですね。
地域デザイン領域という大きな学びは将来に向けて、例えば、学芸員課程や社会教育主事課程の学びに活かすこともできます。

4つの領域、9つの国家資格の課程を持つ生活デザイン学科の学びについて、学科公式インスタグラムツイッターでも紹介しています。ぜひフォローください!

前の記事:生活デザイン学科フィールドワーク報告③

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インテリア・住居・建築領域

生活デザイン学科では、1年生は様々なデザインや学問の基礎を学び、2年生から3年生にかけて様々な実習で学んだことを形にしていきます。

インテリア・住居・建築領域の授業「住居・建築設計実習Ⅴ」は3年生で学ぶ科目です。この授業では何をどんな風に形にしているのでしょうか?
授業レポートが実習アシスタントのYさんから届いたので紹介します。


「住居・建築設計実習Ⅴ」の授業で第1課題の中間発表を行いました。
今回の設計内容は、美術館の設計です。
広島城周辺の敷地を想定して、決められた作品を展示します。
学生たちは美術品に劣ることのない魅力的な美術館を設計しています。

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講評の様子

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先生と学生で過去作品を見る様子

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様々な模型

中間発表では、他の学生の作品を見ることもできるので新たな発想や考えを持つことができるいい機会です。講評会ではさらに良い作品になるといいですね。


Yさん、報告ありがとうございました。
お互いの作品から得るアイディアや先生方のご指摘を受けながら、自分の想いを形にすることができますように!

イブニングオープンキャンパスでは、インテリア・住居・建築領域の学生たちが一日の大半を過ごす、実習室の施設見学も実施しています。
学生の作品が生まれる場所を見に来てみませんか?次回は11月25日です!

この他の領域の授業の様子は、学科公式インスタグラムツイッターでも紹介しています!ぜひフォローください。

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