人間生活学部 管理栄養学科 ニュース

授業アーカイブ

7月28日(水)のキャリアプランニングの授業では、管理栄養学科の卒業生で、現在「株式会社 明治」で管理栄養士として活躍している水島万里菜さん(2018年卒業)と木野友里恵さん(2020年卒業)にお越しいただきました。

「チョコレートで有名な食品会社で管理栄養士?」と思われるかもしれませんが、実は(株)明治では、クラブチームの選手やスポーツをしている部活生への栄養サポートを行っているほか、粉ミルクや栄養食品、流動食などの商品開発を行っています。

今回ご来校いただいた水島さんは、まさに管理栄養士としてスポーツ栄養の知識を生かし、部活生などを対象に栄養セミナーを行っています。また、木野さんは(株)明治の商品を使用した高齢者の栄養管理などに携わっています。

水島さんには、「働くということ ~卒業生からのメッセージ~」をテーマに、仕事のやりがいや働くことの意味、学生時代に取り組んだ事柄などをお話いただきました。

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学生時代を知っている教員としては、二人の成長した姿を見ることができ、とても誇らしく思いました。

お二人から、在学生へのメッセージをいただきましたので、紹介します。

〇水島 万里菜さん

在学生の皆さん、大学生活は楽しんでいますか?やりたいこと、挑戦したいことがあったら、勇気を出して取り組んでみて下さい。失敗しても大丈夫!失敗を次にどう活かせばよいのかを考えること、行動に移すことが大切です。頑張った後は自分にご褒美もあげましょう。リフレッシュも大事です!充実した大学生活が送れるよう、応援しています。

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〇木野 友里恵さん

充実した大学生活を送る為には、自分自身の行動次第!色々な事に興味を持って勇気を持って行動したもの勝ちです。この積み重ねがきっと将来のやりたいことを見つける第一歩に繋がると思います。小さな事でいいので失敗を恐れず挑戦してみてくださいね。皆さんの4年間が有意義な時間となることを願っています。

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キャリアプランニングは、グループワークや探学修を通して自己のライフキャリアを描くことを目的とする1年次の授業科目です。広島女学院大学では、1年次からこのような授業を通して、ライフキャリアの形成を行っています。

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8月1日に管理栄養学科の高大連携公開講座が開催されました。

『「食べたい」と「おいしい」の行動を脳科学から考える~生涯 口から食べるために管理栄養士ができること~』というタイトルで、石長孝二郎教授と渡部佳美教授の講義が行われました。授業では、脳科学の視点から食行動のループ構造や「おいしい」と感じるメカニズムについて学んだり、介護食や離乳食の種類や特徴、味・形状の違いなどを理解するために、食べ比べ体験もしていただきました。参加して下さった高校生の皆さん、ありがとうございました。

お二人の先生方から高校生の皆さんへメッセージを頂きましたのでご紹介します。

★石長孝二郎先生より

暑い中、多くの生徒さんに参加して頂き、感謝申し上げます。世の中には食欲がわかずに低栄養状態に陥ってしまう方が多くいます。皆さんの身近な人たちが食欲不振になってしまっている時に、今回の講義が少しでもお役に立てれば幸いです。身近な人以外にも、世の中の食で困っている多くの方々を食と健康の専門家として支援をしていきたいと思った方は、広島女学院大学の管理栄養学科で本格的に学修してください。多くの知識と技術を伝授いたします。

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★渡部佳美先生より

「口から美味しく食べる」ことをテーマに対象者のライフステージや身体機能、疾病に合わせた食事を体験していただきました。受講生の皆さんからは、管理栄養士が対象者に合わせて食事を考えていることへ興味をもったとの感想を多くいただきました。

今回の講座が食でサポートする管理栄養士の魅力に触れる機会になっていることを願っています。高校生の皆さんと楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。

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