管理栄養学会は栄養科学に関する学術的研究を行うことを目的に、研究発表会や講演会などの事業を行います。会員は管理栄養学科の学生、人間生活学研究科専攻生、および教職員です。
この度の春季講演会は、「腎臓病治療において、管理栄養士に期待すること」と題して、小田内科クリニック院長 小田弘明先生にご講演をいただきました。腎臓の働きや腎臓病を患った時の症状、その治療法について、専門性の高い内容をかみ砕いてわかりやすくご教授いただきました。
様々な治療法がある中で、食事療法は患者様の生活の質向上に大きく関わるため、管理栄養士が医療の現場で求められている「専門性」を常に高めていくことの重要性について、改めて考える貴重な機会となりました。
管理栄養学会は栄養科学に関する学術的研究を行うことを目的に、研究発表会や講演会などの事業を行います。会員は管理栄養学科の学生、人間生活学研究科専攻生、および教職員です。
この度の秋季講演会は、「めざせ健康長寿~生活習慣、栄養、遺伝子の視点から~」と題して、徳島大学大学院医歯薬学研究部の野間隆文先生にご講演をいただきました。
ご講演では、健康寿命の延伸について遺伝子の視点から詳しく教えて頂きました。生活習慣によって遺伝子の発現が整えられ、健康寿命が延伸するだけでなく、普段の生活習慣が遺伝子に作用し、次世代の子供たちの健康状態にまで関わることには、驚きました。
この度の秋季講演会では、一次予防に関わる管理栄養士として、食事を含めた良好な生活習慣をどのように推進していくべきなのか、改めて考える貴重な機会となりました。
管理栄養学会総会・秋季講演会を11月22日(水)に開催しました。
管理栄養学会は栄養科学に関する学術的研究を行うことを目的に、研究発表会や講演会などの事業を行います。会員は管理栄養学科の学生、人間生活学研究科専攻生、および教職員です。
この度の秋季講演会は、「時間栄養学から食育を科学する」と題して、東北女子大学家政学部健康栄養学科の加藤秀夫先生にご講演をいただきました。
加藤先生のご専門である時間栄養学とは、どのような食事(栄養素)をいつ摂るかを考慮した栄養学です。本講演では、ホルモンの日内リズムは摂食サイクルが関わること、食品の組み合わせによって栄養素の吸収に違いがあるなど、時間栄養学を中心に、実践に繋がる栄養学について、詳しく学びました。また、講演中の実験やクイズを通して理解を深めることができ、効果的な栄養指導の実施方法についても教えて頂きました。
この度の秋季講演会では、管理栄養士が予防医学に今後どのように携わるかを改めて考える貴重な時間となりました。