人間生活学部 生活デザイン学科 ニュース

受験生向けアーカイブ

インテリア・住居・建築領域

実験実習アシスタントのYさんから、2年生科目「住居・建築設計実習Ⅱ」についての紹介が届きました。先日行われた第1課題の講評会の様子を覗いてみましょう。

今回の設計内容は、「あの人」のために趣味の空間を設計する、というものです。

「あの人」とは、本人以外で学生がよく知っている、具体的な人物を設定します。そして「あの人」の趣味に必要な物、収納、適切な動線、機能など設計に必要なことを考え、12×8m の敷地内に空間を設計します。また、内部の空間だけでなく、外部の空間も設計も行うことが設計条件です。

「住居・建築設計実習Ⅰ」の授業では、図面のトレースなどを主に行い、基本的な図面の書き方や、線の引き方を学んできました。そのため、今回の課題は、多くの学生にとって自身で課題の内容を踏まえて1から設計する、初めての経験になったようです。

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<プレゼンボード>

出題から発表まではゴールデンウィークを含む日程だったため、学校に来て作業をすることが難しい状況でした。そこで、平行定規など、自宅で製図を行うために必要な道具を借りて、自宅で図面を進める学生も多く見られました。

講評会では、一人当たりの発表時間は2分間で空間のコンセプトや、「あの人」の趣味についてなどを発表しました。
人前で発表することにあまり慣れていないのか、緊張した様子の学生もいましたが、無事発表することができました。

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<発表の様子>

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<作品模型>

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<先生方からの総合評価を聞く様子>

最後に次回の設計内容が発表されました。第2課題は「小空間の設計」ということで広島女学院大学の守衛所付近の設計を行います。
次回の課題では、今回の設計で学んだことを生かし、学生同士が切磋琢磨することで更により良いものをめざしてほしいと思います。

(実験実習アシスタント Y)

Yさん、報告ありがとうございました。実験実習アシスタントならではの視点で、学生さんの課題に向き合う姿勢が具体的に見えてきましたね。
実習の様子は生活デザイン学科公式インスタグラムツイッターでも配信しています。どんなふうに課題に取り組んでいるのか更新していますので是非ご覧ください。

5月29日(日)は高校3年生対象入試説明会!事前申し込みはこちらから!

夏のオープンキャンパス第1回は6月19日(日)!昨年の様子はこちらから!

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学生生活

今年も先月4月16日にオリエンテーションキャンプが開催されました。
新入生の交流と学科理解を目的に、上級生のオリキャンリーダーが中心となって企画・運営する学生主体の行事です。

午前中は、ランバスホールで開会式を行った後、クックホール6階マコーレージム(体育館)でレクリエーションを行いました。感染症対策に留意しながら、教員も含むチームに分かれてさまざまなゲームを楽しみました。

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お昼ご飯を食べたら、午後は、ソフィア館に移動して学科の学びに関するレクリエーションです。今年はシュシュとミニ巾着袋を作る「生活レク」と世界旅行で訪れたい観光名所や観光地模型を作る「建築レク」に分かれました。こちらも各グループに教員とリーダーが参加し、学生の活動をサポートしています。

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モノづくりをしていると、時間はあっという間に過ぎていきましたね。
どのレクリエーションもオリキャンリーダーがしっかりと時間調整をし、テキパキと進めてくれたのが印象的でした。

最後にランバスホールに集まり閉会式を行い、オリエンテーションキャンプは無事終了しました。
新入生のみなさんもレクリエーションを通し、色々な学生と話したり、上級生のオリキャンリーダーと交流することで、友達ができたり、学科の学びが明確になったかと思います。

オリエンテーションキャンプで作成した布小物と模型のうち、各グループから推薦、選抜された作品が、5月下旬から図書館フリースペースで展示予定です。
5月29日(日)に行われる、高校3年生対象入試説明会にご参加の方も当日図書館見学がありますので、入学後の学生生活の一端をぜひご覧ください。

高校3年生対象入試説明会への参加は事前申込制です。お申込みはこちらから。

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生活デザイン学科は、9つの国家資格が取れる幅広い学びが特徴の学科です。今回は、「社会教育主事課程」で学んでいる学生から紹介記事が届きました。


こんにちは、学会誌編集部3年のK.Tです。
今回は、「社会教育主事課程」の授業の内容や特徴を紹介します。

社会教育法に基づいて教育委員会に置くこととされている専門的職員を「社会教育主事」と言います。「社会教育主事」になるためには、社会教育主事課程での必要単位修得に加え、一定期間の経験年数が必要です。2020年には制度改正が行われ、社会教育主事課程の必要単位を修得した時点で直ちに得られる「社会教育士」という称号もできました。

社会教育は、学校教育と家庭教育を除いた、青少年や成人といったすべての世代を対象とする教育です。社会教育主事課程では、公民館や図書館、博物館などで行われる社会教育の制度や仕組み、基礎的な知識について、実務家の先生を含む多くの専門の先生方から学ぶことができます。

この課程で2年生の後期に履修した授業は3つでした。忙しくなりすぎず、自分のペースで履修できました。必修科目の1つの「社会教育演習Ⅰ」という授業では、グループで公民館の企画内容を話し合いました。社会問題に対してどのように対処して社会教育を実施するのかを考え、社会のニーズに合った企画を考える良い機会でした。これまでのような、利用者としてではなく、運営者側として考える視点が必要になります。

広島女学院大学の中にも、大学図書館や歴史資料館があります。このような図書館や資料館の活動を知ることで、どのような活動を行うことができるかを考えることも、社会教育に関して考える非常に良い学びとなりました。

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<クリックすると 広島女学院大学 大学図書館ホームページが開きます>

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<クリックすると 大学HP キャンパスマップが開きます>


K.Tさん、ありがとうございました。世代を超えた教育を社会の中で行う際にリーダーシップを発揮する社会教育主事課程ですが、授業の中でさまざまな視点を得ることで、自分の将来への展望を見つけることもできそうですね!
また、社会教育主事課程で学ぶことで、一般企業でも幅広い社会人を対象にした教育や指導に携われる可能性もあると思います。

この他の資格についても、取得をめざす学生の声を今後もお届けします!

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