人文学部 日本文化学科 ニュース

第3回と第4回の ブックトークは、次の感想にあるような共に学ぶ中での互いの成長を実感できるときになりました。

その本を読んでみたいなと感じる発表には、いくつか共通点がありました。そのうちの一つは、ネタバレ寸前まであらすじを述べたり、先の気になる一部分を抜粋して読み上げたり、知りたい、読みたいという気持ちを高めさせる発表でした。二つめは、発表者の笑顔です。笑顔であるだけで、その本が好きで、本当にお勧めだと感じさせます。3つめは、伝えたいことの明確さです。こういった気づきを無駄にせず、どんどん真似をして、自分の発表に取り入れ、自分のスピーチに磨きをかけたいと思います。

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また、苦手な発表が少し嫌ではなくなった、どんなふうに発表したらいいかがちょった分かってきた、みんなに耳を傾けてもらえることで緊張感が和らいだ等の声も多く寄せられています。

私は、今までずっと発表が苦手でした。今も得意ではありませんが、今回のブックトークを経て、少しだけ発表が嫌じゃなくなりました。自分の好きな本をみんなに知ってもらえるブックトークが、発表嫌いを克服するチャンスになりました。また、みんなのプレゼンテーションは、熱量が高く、楽しい発表の機会は初めてだったので、これから訪れるであろうプレゼンテーションの機会が少し楽しみになりました。

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私は、人前に立つのが苦手で、高校時代に全校生徒の前に立ったときは緊張でどうにかなってしまいそうでした。しかし、今回のブックトークのおかけで、どうしたら一人だけの世界で話すのではなく、みんなに向かって、みんなが反応しやすいように話すことが出来るか、少し理解できたように思います。

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これからも、互いを認め合い、励まし合える、明るい雰囲気の中で、発信力を培う学びの場を数多く持ちたいと考えています! 2年生になっても、素敵な笑顔で頑張りましょう。

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2年生の授業「国語科授業実践研究Ⅱ」では、4回にわたって、受講生がポスターセッションを行いました。これまで続けてきた取り組みですが、今年は、10月5日に行われた「産学協同ポスターセッション京都大会」での学びを生かすことを、第一の目標にしました。

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授業のはじめに、この大会で発表した前川結香さん、平嶋ゆきさんのポスターを掲示してそこから学んだ後、前川さんに当日の発表を再現してもらいました。また、セッションで学んだ次の点をこの授業に生かすことを、受講生全員で確認しました。
・ポスターは、情報を盛り込みすぎず、シンプルで趣旨がよく分かるものにすること。
・自分の発表で、聞き手の心に何を残したいかを明確にし、そこから発表内容や話の順序、言葉の選択などを考えること。
今回の授業では、この点を意識し、チェックしながら発表を行ったことで、それぞれが伝える力を高められたと感じています。

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来年度も実の場としての産学協同ポスターセッションと練習の場・鍛錬の場としての大学の授業を結んで学びを進めたいと考えています。

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12月16日のオープンキャンパスでは、雨にもかかわらず、日本文化学科の学科イベントに足をお運びくださり、本当にありがとうございました。ご来場くださったみなさんのご感想やご質問もありがたく、私たちにとって励みとなるものでした。心より感謝申し上げます。おかげで、盛会のうちにプログラムを終えることができました。

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和風スノードームづくりを通して上級生とも和やかに交流されていた高校生のみなさんの姿が印象的に残っています。学科の雰囲気も感じ取っていただけたのではと思います。

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足立直子学科長の説明にもありましたように、少人数制でこそできる、座学にとどまらない地域に根ざしたアクティブな学びが学科の特色です。また、一年次から始まるキャリアスタディプログラムでは、将来の進路を見据えて、これからの社会生活に欠かせない表現力や対話力を磨いていきます。産学協同や地域連携のプログラムも数多くあります。

ご来場くださった皆様と共に、このような「日文」の学びを進めていけるのを楽しみにしております。

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次回のオープンキャンパスは、2019年3月21日(木)、春分の日です。桜の蕾がふくらむキャンパスで皆様のお越しをお待ちしております。

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