人間生活学部 管理栄養学科 ニュース

地域での活動アーカイブ

2月18日(日)に、佐東公民館で行われた『第11回 一年一善チャリティイベント』に参加しました。

このイベントは、地域のために何かしたい!と「NPO法人安芸七限茶屋 広島が好きじゃけん組」のみなさんが立ち上げられたものです。

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今年はユニバーサルデザインに対応したイベントになるよう、主催者の方が細部にわたって気を配られており、盲目のピアニストの三浦裕美様のミニコンサートや、神楽、笑福亭鶴笑様の落語等、どなたでも楽しめるイベントが盛りだくさんでした。

私達は1年を通して参加させていただいた「昆虫を守る田んぼづくり」の活動報告を行い、目でも耳でも楽しむことのできる報告になるよう、工夫を凝らしました。当日の午前中はイベントのリハーサルを行った後、私達の思いが少しでも伝えられるよう、本番まで別室で練習し、互いの声の出し方や言葉の言い回しなどを確認し合いました。

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お客様がたくさん来られている中での発表はとても緊張しましたが、無事、私達の活動成果を発表することができました。

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活動報告が終わった後も、お客様の会場へのご案内やゲストの補助等に携わらせていただき、お年寄りや子供、障がいのある方などたくさんの方と触れ合うことができました。このイベントを通して、皆が気持ちよく笑顔で過ごすことのできる地域づくりについて考えることができ、とても貴重な体験となりました。

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地域での活動

11月25日(土)に管理栄養学科1年生の8名が、小学生の子供たち約17名と餅つき体験に参加しました。

5月の田植え体験と10月の稲刈り体験で収穫したもち米を使用して、餅つきをしました。普通は杵と臼を使って餅をつきますが、地域に伝わる足踏み式餅つき機で餅をつき、火鉢で焼いて食べました。

事前準備として食育クイズを作成し、雑煮の具材や焼餅のトッピングを考えました。

雑煮の具材には鶏肉、大根、人参、水菜、かまぼこ、吸い口としてゆずを使用しました。焼餅のトッピングはきなこ、バター醤油、ごまきなこ、味噌を用意しました。

当日は子供たちが来るまでに雑煮を調理し、焼餅のトッピングを準備しました。子供たちが足踏み式餅つき機でついた餅を私たちが調理した雑煮の中に入れて提供しました。

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子供たちと一緒に餅を焼きながら話をしてふれあいました。その後、米と餅の歴史や雑煮についての食育クイズをしました。クイズ正解者にはシールを貼るようにしたので、子供たちが積極的にクイズに参加してくれました。この写真は食育クイズをしている様子です。

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今回の活動から、食や食文化継承の大切さを感じることができました。普段体験できない体験することができました。

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地域での活動

10月14日(土)に管理栄養学科1年生の3名が、小学生の子供たち約30名と稲刈りを行うボランティアに参加しました。

この活動は、水田の昆虫を守る田んぼ作りの取り組みとして、数年前から行っています。5月に植えた稲を今回収穫する予定でしたが、雨が降ってしまい刈ることはできませんでした。子ども達はとても楽しみにしていたので残念でしたが、一緒に植えた稲の成長を見学することができました。

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今年は、肥料として入れた牛糞の効果が強く、稲が普通より成長してしまい倒れてしまったことを農家の方から教わりました。またその稲を一株だけ刈り、生のお米を試食させてもらいました。初めて生のお米を食べ、自分たちで植えたものを収穫する嬉しさを感じることができました。

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また、蓮根の収穫も見ることができました。たった4つの苗から一面に蓮根がなることを教わり、自然という力の偉大さを肌で感じることができました。

昼食の準備は、台所担当の子供たちと一緒に行いました。子供たちは、人参やじゃがいもを切ったり、鍋に水を入れるなどの作業をしてくれました。また、りんごをうさぎの形に切る作業も積極的に参加し、真剣な様子で切ってくれました。

昼食後に行った食育クイズでは、子ども達が主体的に参加できるよう、出題者も子供たちに任せ、私達はサポートにまわりました。全員が○か×に移動して答える形式にしたので、動きがあり前回よりも楽しんでくれていたように感じました。

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子ども達からは逆に、カマキリやバッタの生体の仕組みや、カエルの種類などたくさんのことを教わりました。

今回の活動から、食の大切さや農作物を作ることの大変さを感じることができました。これから食と関わっていく上で、その食品の生産元から考えることも大切だと思いました。

11月中旬には収穫したお米を使って、子どもたちと餅つきを行います。ここでも、子供たちと積極的に関わり、色々なことを学んでいきたいと思います。

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