人間生活学部 管理栄養学科 ニュース

海外フィールドワーク

今年も管理栄養海外フィールドワークが始まりました!

2月19日~28日(8泊10日)の日程で、アメリカ合衆国ハワイ州オアフ島でフィールドワークを行います。
1年生が2名、2年生が4名の混合チームです。引率は溝口 嘉範先生です。

今年のフィールドワークでは、カピオラニコミュニティカレッジやプナホウ高校での講義・発表、ハリス教会でのお菓子提供や日曜礼拝への参加、ホームステイのほか、チョコレート工場やドールプランテーション見学など盛りだくさんな研修内容となっております。19日の夕方に広島駅を出発し、リムジンバスで広島空港へ向かいました。

お見送りには、管理栄養学科の佐藤先生、市川先生、妻木先生、土谷先生、昨年度のフィールドワーク参加学生が行きました。また、保護者の方にも来ていただきました。

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昨年度参加した先輩達からは、神社のお守りをいただき、勇気づけられた様子でした。こちらの写真は先輩達からもらったお守りです。

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広島はあいにくの天候でしたが、飛行機は広島〜羽田〜ホノルル間で揺れることもなく快適だったようです。

24時ごろ羽田空港を出発し、お昼ごろにハワイに到着しました。写真からハワイの空気感が伝わってきます。

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空港に到着後、ホテルに移動し、明日のカピオラニコミュニティカレッジでのプレゼンテーション本番に向けてリハーサルを行いました。

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今回、参加の学生は海外への渡航が初めてということもあり、不安と期待で少し緊張している面持ちですが、このフィールドワークを通してたくさんの経験をし、大きく成長して帰ってくる姿を楽しみにしています。

フィールドワークの様子は、引き続きホームページで報告します。

管理栄養学科:土谷

次の記事:管理栄養海外フィールドワーク【2日目】

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毎月第2・4火曜日に日本福音ルーテル広島教会では大人も子どもも集える場所「るうてる食堂クレヨン」が開催されています。

食事の準備や片付けのボランティアを行っていますが、後期は授業期間中にはなかなか伺うことができませんでした。

春休みになり、2月13日には管理栄養学科の食育サークルの学生が考案したメニューを提供させていただきました。
「広島女学院ごはん」第4弾になります。今回のテーマは「バレンタインデー」でした。

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メニューは「ごはん、しまなみリーフのクリームパスタ、花ソーセージのしまなみリーフピカタ、白菜と小松菜のごま和え、コンソメ味噌スープ、さつまいものココアパウダー」でした。

今回は本学が産学官連携協定を締結している、しまなみファーム様のご協力を得て、しまなみリーフを用いた学生考案オリジナルレシピを取り入れました。

しまなみリーフは広島県尾道市因島で栽培されている今が旬の野菜です。食育サークルでは地場産物PRに取り組んでおり、しまなみリーフのレシピ開発を行っています。

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来場者の皆様にしまなみリーフのレシピ集を配布しました。

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今が旬のしまなみリーフが料理に彩りを添えてくれます。

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しまなみリーフクリームパスタが大好評でした。
テーマ「バレンタインデー」にちなんで、事前にご準備いただきましたさつまいもペーストを使って、ココアパウダーでまぶしてみました。

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美味しそうに見えるよう盛り付けも工夫して・・・

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160名もの方に食べていただくことができました。

参加学生の感想

初めての参加でとても緊張したのですが、ボランティアの方々がとても優しく接してくださってとても居心地の良い中活動を行うことができました。 自分が調理に参加したものを食べて美味しいと言ってもらえることの嬉しさをとても実感する活動でした。また参加したいです。ありがとうございました。【N.S】

初めての参加だったので緊張しましたが、楽しむことが出来ました。今回の献立にあるクリームパスタは、私が考えたメニューでしたが、実際に 食べていただいた方の感想を聞く機会がなかった ので、「美味しかった」と言っていただけてとても嬉しかったです。貴重な経験をするできまし た。この経験で学んだことを、授業や実習で実践して、私生活やサークル活動で活かしたいです。【A.K】

初めて2年生と1年生が主体となり考えた献立で、大変だったところもありましたが、食べていただいた時に「おいしかった」といわれてとても嬉しかったです。 2年で学んだ授業をサークル活動で活かすことができたので、3年の給食実習でも頑張りたいです。【M.A】

献立作成から関わってみて、今ある食品や食材をどのように活用して献立を構成するかや、実際に大量に調理すること等が大変でしたが、食堂ボランティアの皆さまのご協力もあり楽しい時間を過ごせました。おかわりに来てくれる子どもたちから、「ありがとう」と言ってもらえたことが、とても嬉しく感じました。 当日来てくださった方々、食堂ボランティアの皆さま、ありがとうございました。【H.M】

活動を通し、地域の方と交流する事が出来ました。また、来られた方が実際に食べている所を間近で見ることができたため、喜んでもらっている様子が分かり嬉しく感じました。作業は大変でしたが、とても良い経験になりました。【H.N】

先日はるうてる食堂にお越しいただきありがとうございました。今回は、バレンタインというテーマにそってさつまいものペーストにココアパウダーをかけて提供しました。子どもにも大人の方にも好評で美味しく食べてくださったので良かったと思います。また、しまなみリーフをるうてる食堂で初めて使用し、花ソーセージのピカタとクリームパスタを提供しました。花ソーセージのピカタとクリームパスタをおかわりする子どもがたくさんいたので私たちも嬉しく思います。るうてる食堂の経験を生かして3年生の給食の大量調理を役割分担し、協力し合いながら頑張っていきたいです。【M.N】

 ボランティアの皆さまのご協力、ご助言もあり、無事に提供することができました。ありがとうございました。

 夏休みには第5弾に挑戦したいと思っています。

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給食経営管理実習

管理栄養学科3年生は給食経営管理実習で特定給食施設を想定した大量調理を実施します。
今年度の最後は、行事食の実習を行いました。

Aクラス:11月22日(水)テーマ「ベジフルクリスマスランチ」

国民健康・栄養調査より、野菜の摂取が不足している人が多いという結果が報告されています。
また、50代の女性で、予備軍を含めると40%近くが高血圧を有していると言われています。
今回は野菜を摂取でき、減塩にも配慮したメニューを提供することになりました。

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【メニュー】ライス、ローストチキン~バルサミコソース~、フレッシュサラダ~味噌レモネーズ添え~、豆乳スープ、苺のブラウニー

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【切裁・盛り付けの様子】

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【栄養指導の様子】

Bクラス:11月29日(水)テーマ「和(wow)・洋(yo) お・せ・ち」

おせち料理に野菜を多く取り入れ、洋風にアレンジして食べやすくすることで、若者世代に日本の伝統的な食文化を知ってもらおうとテーマを設定しました。

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【メニュー】花型ごはん、ぶりの香草パン粉焼き、二色松風焼き、胡瓜の明太マヨのせ、煮しめ、紅白マリネ、田作り、栗ームきんとん、黒豆、えのきとほうれん草のすまし汁、兎りんご

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【切裁・調理、盛り付けの様子】

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【栄養指導の様子】


実習後の報告会を行い、今年度の給食経営管理実習を終了しました。学内の皆さんに喫食の協力を得て、約100食の給食を提供しました。
さらに、学外実習において、対象者に合わせた給食提供の実際を学び、管理栄養士に必要な資質を身に付けていきます。

前の記事

後期 給食経営管理実習②(病院給食)

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今年は12月6日(水)に秋季管理栄養学会を実施し、昨年度に引き続き、『栄養チャレンジ・ラボ』を履修した1・2年生による発表会を行いました。

学会は15時から開始でしたが、昼休憩の間に1年生はポスターを貼る準備を行いました。どのグループも見る人に分かりやすいよう、創意工夫を凝らしたポスターを作成しています。

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まず、講堂で脳科学ラボ・食育ラボ・食品開発ラボ3つの代表グループに、プレゼンテーションによる発表を行っていただきました。

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続いて、すべてのグループがポスター発表を行いました。まず2分程度でポスターの内容について説明をし、その後上級生や先生の質問に回答しました。これまでの経験や学んだことを踏まえ、しっかりと答えていました。

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上級生にとっても、後輩の研究成果の発表はとても良い刺激になったそうです。

この栄養チャレンジ・ラボの発表会は今後も秋季管理栄養学会の時期に実施される予定です。

発表者のみなさん、お疲れ様でした。この経験を今後の大学生活に生かし、学びを深めていただけるよう応援しています。

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12月2日(土)に県立広島大学広島キャンパスで、「第2回広島県大学生地域連携活動発表会」が開催され、県内15大学の学生が地域連携活動の発表を行いました。本学からは、人間生活学部管理栄養学科食育サークル「~広げよう!安芸太田町の宝~祇園坊柿プロジェクト」メンバーの学生3名が発表者として参加しました。

本プロジェクトは、安芸太田町の地場産物である「祇園坊柿」の規格外品を有効活用した商品開発を目指す、地産地消と食品ロス削減を目的とした取り組みです。この商品開発を通して、安芸太田町の地場産物をより多くの人に伝える食育活動に取り組んでいます。

発表会では、約1年間の取り組みや今後の展開についてのプレゼンテーション発表を行いました。安芸太田町での情報収集、規格外品を使ったスイーツ開発、大学食堂での提供や学外での試食会、そして学生達が考案した柿あんを活用した今後の展開について等を来場者に向けて発表しました。

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プレゼンテーション終了後のポスターセッションでは、来場者の質問に答えながらこれまで苦労した話や祇園坊柿の魅力を発信しました。

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参加学生の感想

他大学の方と交流し、様々な取り組みについて知る事ができました。それと同時に祇園坊柿についても知って貰う事ができ良かったと思います。とても貴重な機会になりました。(H.E)

他大学で初めて食育サークルの活動発表をして、とても緊張しましたが、「面白い活動内容だった」とたくさんの方に言っていただけて、興味を持たれたことがとても嬉しかったです。他大学の方の活動内容も面白いものが沢山あり、地域連携の仕方や広め方がひとつやふたつでは無いことを知る良い機会になりました。(Y.K)

私たちが今まで頑張ってきた活動を他大学の方と共有することができ、良い経験になりました。どのグループもスライドの構成や流れが凝っており、勉強になりました。(H.K)

発表会に参加して、自分たちのプロジェクトの振り返りだけでなく、他大学の発表を聞くことで刺激をもらい今後の活動の改善につながる機会となりました!!

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