人文学部 国際英語学科 ニュース

Recently, the first instance of our online, on-demand course Perspectives on Peace, concluded. The Department of International English was very excited to offer our students a chance to work with learners from our partner universities in the Philippines and Indonesia, and through the hard work of all involved, we are happy to report that it was a success. We are also very excited to announce that the second session of this course started on December 1st, and this time, we've got even more students from around the world taking part.
先日、オンラインのオンデマンドコース「平和への視点」の第1期が終了しました。関係者皆様のご協力により、フィリピンとインドネシアの提携大学の学生と一緒に取り組む素晴らしい機会を国際英語学科の学生に提供することができました。そして、12月1日にこのコースの第2期がスタートしました。さらに多くの学生が世界中から参加しています。)

Students' feedback showed that they especially valued the chance to learn about how academics, activists, educators and artists work with and for peace, enjoyed the live recorded musical performances and powerful first-hand stories, and appreciated being able to learn about different perspectives and cultures from the diverse group of students.
(受講生のフィードバックをご紹介します。学者、活動家、教育に携わる方々、アーティストがどのように平和のために活動しているかを学べる点が受講生にとっては特に評価が高いものでした。また、講師陣の音楽の演奏や、迫力ある実話に基づく話を通して、多様な受講生のグループから異なる視点や文化を学ぶことができたことも評価が高いものでした。)

The highlights of the course were the final presentations given by students, which were as diverse and interesting as the classes offered by our guest lecturers. Students shared their own experiences and views on topics from martial arts and the psychology of peace to dark tourist sites.
(コースの目玉は、学生たちによる最終プレゼンテーションです。ゲスト講師による授業と同様、多様で興味深い内容の発表が行われました。武道や平和の心理学からダークツーリズム*まで、学生たちはそれぞれの経験や見解を披露しました。)

*ダークツーリズム:戦跡や災害被災地など、死・暴力・虐待などの悲劇にまつわる場所を訪問する観光

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Some of the diverse and interesting presentations given by the students

I asked one of our students here at the Department of International English, YY, who is currently studying abroad in the United States as part of an exchange program, to share her experience of the course.
(現在、交換留学でアメリカに留学中の国際英語学科の学生YYさんに、このコースの体験を話してもらいました。)

"The most memorable of the students' final presentations was one given by a student from the Philippines. The university this student attends has a history of being invaded by Japanese soldiers during World War II. I was not aware of the history of the invasion of the Philippines by Japanese soldiers, so this was a new perspective for me. Most interestingly, at the end of his presentation, the student mentioned that he planned to plant hibakujimoku seeds at his university, which we learned about in this course, to remember this tragedy and to promote peace".
(最終プレゼンテーションで一番印象に残ったのは、フィリピンの留学生が行なったプレゼンテーションでした。この学生の通う大学には、第二次世界大戦中に日本兵に侵略された歴史があります。私は日本兵によるフィリピン侵略の歴史を知らなかったので、新しい視点でした。最も興味深かったのは、その学生がプレゼンテーションの最後に、この悲劇を忘れず平和を促進するために、このコースで学んだヒバクジュモクの種を自分の大学に植える予定だと述べたことです。)

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YY giving a presentation as part of her study abroad exchange in the United States

I was happy that this student, like others here at HJU, was able to build on their experiences of fieldwork in Vietnam, and also their current study abroad, by having a further chance to interact with people from around the world. The particular student she mentions has been setting up a new project with Green Legacy, one of our partner organisations on the Perspectives on Peace course. These kinds of developments are one of the reasons we are excited to see the many new faces when we start the course again this December. Joining students from the Department of International English, we have participants from our exchange partners in the United States, as well as many guest students from our partners in Southeast Asia. I'm looking forward to seeing them interact with each other, and to seeing what presentations they come up with at the end of the course!
(YYさんのように、
世界中の人々と交流する機会を持ち、ベトナムでのフィールドワークや現在の留学の経験を活かして学びを継続してたことをうれしく思います。YYさんが言及したフィリピンの学生は、「平和の視点」コースが提携する組織グリーン・レガシーと新しいプロジェクトを立ち上げました。本コースの第二セッションでも、多くの新しい出会いを楽しみにしています。国際英語学科の学生に加え、アメリカや東南アジアの提携校からの学生たちが互いに交流し、コースの最後にプレゼンテーションを楽しみにしたいと思います。)

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How about a career in airlines?

国際英語学科の学生のキャリアのチャンスは、さまざまな業界に広がっています。その中でも特に人気のある業界の一つが、航空業界や観光業界です。先日本学が協定を締結したエアライン専門学校のインターナショナルエアアカデミーの協力のもと、2023年度後期に初めて科目を開講し、業界をめざす学生のための実践的な授業を行なっています。その授業の一環として、広島空港の見学会を行いました。

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まずは、チェックイン業務に関する仕事から。バックヤードとの連携まで見せていただきました

見学会当日は、広島空港で日本航空を中心としたエアラインの地上業務を行う、広電エアサポート株式会社にご協力いただき、職員の方々からお話を伺いながら空港の様々な業務を見学しました。普段、乗客としては立ち入りが制限されているような場所で行われている仕事の様子も実際に見せていただきました。

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空港ラウンジ、サクララウンジのさまざまなこだわりを教えていただきました

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駐機場で次のフライトに備えて準備中の飛行機も間近に!

Working at an airport becomes all the more real after meeting one of our alumni.

また、都市部の空港と地方空港の働き方の違いや、女性のキャリアの可能性などのお話を伺うことができ、「空港」という場所ひとつとっても、学生たちは自分に合った働き方の可能性を広げることができたようです。また、2023年度春から広島空港で働いている国際英語学科卒業生の話を聞くこともできました。

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最後は、これから飛び立つ飛行機を皆でお見送り

What a great day! And with many more to come, too!

この1日の体験で、学生たちは希望のキャリアへの気持ちがさらに強まったようです。今後もインターナショナルエアアカデミーと連携しながら、学生のキャリアにつながる実践的な教育を継続していきたいと思います。

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オープンキャンパス

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Happy students and staff preparing our exhibits

HJU held its annual Ayamesai at the weekend and the Department of International English welcomed visitors to our Open Campus event. As always, the department student helpers did an excellent job.
(広島女学院大学の大学祭「あやめ祭」が開催されました。その日に合わせてオープンキャンパスも実施し、国際英語学科では、高校生をお迎えする学生スタッフが活躍してくれました。)

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Department staff and students preparing for the event

There were lots of smiles, lots of information passed on to visitors, and an English cafe where we could speak English with those who joined us. In fact, those that visited the cafe ranged in age from 3 years old to 84!
(大学での学びに関してご紹介するとともに、 Englishカフェのコーナーでは、幅広い年齢の方々(なんと3歳から84歳まで!)が英会話を楽しみました。)

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A final check of the preparations before visitors arrive

Our department students were busy all over campus on the day. Some were assisting in the running of the Ayamesai itself; AN was dealing with the Haunted House (watch out for the zombies!); HU and AM were performing music on stage; TK was working on a creative art project; HF was selling yakitori with her clubmates; and NT was broadcasting the events all over campus as part of the broadcasting club.
(学科の他の学生たちも、様々な場所であやめ祭を盛り上げてくれました。お化け屋敷を企画・運営したANさん、バンドでステージ演奏をしたUHさんとAMさん、宗教センターでアートのプロジェクトに携わったTKさん、仲間と一緒に焼き鳥を販売したHFさん、放送部としてステージの司会を担当したNTさん、などなど。)

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Everyone seemed to have a great time at the Ayamesai and the Open Campus. We are already looking forward to next year.
(あやめ祭もオープンキャンパスも大成功。来年も楽しみです。)

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カナダへ出発したことがつい先日のようですが、4ヶ月留学も半分が過ぎようとしています。とはいえ、学生たちはまだまだ新しい体験に充実した日々を送っている様子です。


カナダのケロウナに留学して約2ヶ月が経ちました。時間の流れが早く、焦りの気持ちと寂しい気持ちがあります。また、私たちのいるケロウナは今週から雪が降るという予報もあり、気温も急激に下がり本格的に冬を迎えようとしています。

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Because it's Halloween season, I went to a pumpkin patch with my host family. I was very surprised at the vastness of the pumpkin patch, which I saw for the first time. There were many animals there, including goats and pigs. We had a great time touching the animals, climbing the trees, and eating pumpkin scones. Also, after we left, I and the children made Jack-o'-Lanterns out of large pumpkins. I made a Jack-o'-Lantern with a cat's face on it, and the kids loved it, so I was very happy.

ハロウィーンが近づいてきたため、ホストファミリーとパンプンキン畑に行きました。初めて見たパンプキン畑は広大でとても驚きました。そこにはヤギや豚などたくさんの動物もいました。動物を触ったり、木に昇ったり、パンプキンスコーンを食べたり、とても楽しく過ごすことが出来ました。また、帰った後に子どもたちと大きなパンプキンを使ってジャック・オー・ランタンを作りました。私は猫の顔のジャック・オー・ランタンを作りましたが、子どもたちも喜んでくれてとても良い経験になりました。

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ハロウィーンに欠かせない「ジャック・オー・ランタン」を手作り

ホストファミリーとは時間帯が合わない時もありますが先日夕ご飯の後に一緒にバナナマフィンを作りましたとても美味しくでき子どもも喜んでくれたので良かったです。
留学生活も折り返しに入りましたが、大学での勉強と同時に友人やホームステイ先でのコミュニケーションを大切に頑張っていきたいと思います。
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Myra-Bellevue Parkという州立公園へのサイクリングの途中で見かけた牧場


これから残りの2ヶ月も、悔いのないようにさまざまなことにチャレンジしてもらいたいと思います。

前の記事:カナダ留学 現地レポート③

次の記事:カナダ留学 現地レポート⑤

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大学に入学したら、部活動やサークル活動をやってみたいと思っている人も多いと思います。フォークソング部に所属し、「走れ!ケセランパサラン」というバンドを組んでドラマーとしてライブ活動をしている国際英語学科3年生のAMさんに、部活動について話を聞きました。

フォークソング部に入部したきっかけを教えてください。

中学生の頃、吹奏楽部でパーカッションを担当しつつ、1年ほどドラムも演奏していたのですが、そこでドラムの魅力に気付きました。高校の頃は吹奏楽部に入っていなかったため、大学に入学したらもう1度ドラムをやりたいと思っていたので、ドラムができてライブにも出演できるフォークソング部に入部しました。

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3大学(安田女子大学、広島工業大学、広島女学院大学)合同ライブでの演奏の様子

部活動のやりがいや面白さは何ですか。

難しい曲でもどんどんできるようになっていくところにやりがいを感じます。最初はテンポも早いし楽譜を読むのも難しいので挫折しそうになりますが、ちゃんと練習をしていけば必ず難しいところもできるようになるのでとても楽しいです。また、ライブに出演できるのも良いところだと思います。もちろん緊張はしますが、それよりも楽しさや面白さが上回るので、入部して良かったと思っています。

部活動を通して自分が変わったところ、成長したところを教えてください。

高校生までより社交的になれたと思います。大学の学生と一緒にライブをする機会がほとんどなので、多くの人と関わりが持てます。ライブを重ねるごとに自分から「かっこよかったです!」と言ったり、他愛のない話をしたりすることができるようになっています。もともと人と話すことが苦手だった自分でも、このフォークソング部での活動を通して、多くの人と関わりが持てるくらいまで成長しました。

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今年8月に行われた他大学の学生主催ライブでの集合写真

これからの目標や夢について教えてください。

大学卒業までにTOEIC700点を目標に、英語の勉強を頑張ります。また、現在スペイン語を勉強しているので、日常会話ができるくらいまで身に付けたいと思っています。将来の夢はLGBTQ+に関連する仕事をすることです。多くの性的マイノリティの方々が自分らしく生きていけるよう、できることを考え、実行していきたいと思っています。

最後に、高校生や下級生へのメッセージをお願いします。

何事にも挑戦してみてください。私は「やらない後悔よりやった後悔」という言葉を大切にしています。人が最期に後悔することは、やらなかったことに対してだそうです。どんな小さなことでも行動すれば、将来につながることもあるかもしれません。大学生になって様々なことに挑戦しましたが、とても充実した大学生活を送ることができています。最初の一歩を踏み出すことはとても不安ですが、それは誰でも同じだと思うので、「みんなよりも先に進んでやるんだ」という気持ちで、ぜひ何事にも挑戦してみてください。きっと素敵な経験ができると思います。

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今年10月に行われた3大学(安田女子大学、広島文教大学、広島女学院大学)の合同ライブにも出演

AMさんのバンドをはじめ、フォークソング部は本学のオープンキャンパスでも演奏を行ったりします。11月12日(日)開催予定の「大学祭オープンキャンパス」(詳しくはこちら)でも演奏を行う予定です。ぜひ学生たちの演奏を聴きに来てください!

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